古美術 崎陽

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幕末の長崎で活躍した人~山口 尚芳(9)

2010-11-04 13:55:06 | 長崎の歴史



佐賀藩士「山口 尚芳」補足2

~岩倉使節団(2)~

明治4年(1871)11月12日

総勢46名の使節団一行は

18名の随従、43名の留学生らとともに横浜を出航した。

出航時の岩倉使節団団員の平均年齢はおよそ32歳。

最年長の岩倉ですら48歳、

副使の木戸が39歳、

大久保が42歳、

山口が33歳、伊藤は31歳。

使節団そのものが若き獅子たちの一行であった。

元来、この計画は前掲フルベッキが

明治2年に大隈に手渡した遣外使節派遣の建言書

「ブリーフ・スケッチ」がもとになっている。

当初は大隈が発議し、

彼自身が使節の任に当たる企てであった。

しかし、結果的に彼は日本に留まり

「留守政府」の大任を負わされた。 

岩倉大使のもと、

薩摩出身の大久保、

長州出身の木戸・伊藤という陣容の中で、

山口は、大隈に代わる肥前という藩閥の代表であった

という見方もある。


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