のみちをゆけば

北の山男が日々の生活、趣味の報告をします!

上羽幌の296.7m三角点

2021年05月03日 10時34分42秒 | ちょっと冒険

 

 今日は朝から強風が吹き、雨もパラパラ。

 食材の買い物も不要だし、ホントの巣ごもり休日になりそうです。

 

 連休初日に山歩きに出かけた時のこと。

 本当は山菜探査に行ったんだけどね、見つけたのは・・・

 

 大まかなルート。

 

 

 笹の薄い所を選んで斜面を登りました。

 

 

 80mほど標高を稼ぐも、ギョウニンの気配は全然無し。

 

 

 道のりは半ばを過ぎてるし、何も無くても三角点制覇に目的を変えて探査続行。

 

 

 オオカメノキの芽吹き。

 

 

 鹿道がかなり発達していて、藪漕ぎの大変さは、さほどでなかったです。

 そして、頂上付近では造林道の痕跡が現れました。

 

 

 三角点付近に到着して標石を探すも・・・

 

 見つけたのは・・・

 何だこりゃ?

 

 

 振り返ると電柱。

 

 

 なぜ、こんな所に?

 

 

 

 そういえば、上羽幌坑(炭坑)の石炭は、索道(リフト)で羽幌坑まで運ばれていたんだった。

 

 L字鋼も落ちてた。

 索道の鉄塔の部品かなぁ?

 

 

 三角点の標石は見つけられなかったけど、意外にも炭鉱遺構を発見できました。

 

 

 まだ残雪が多い北斜面。この先に羽幌坑があります。

 

 登りでは気づかなかったけど、北斜面には明瞭な林道跡がありました。

 

 

 でも、忠実にたどって行くと上羽幌の山奥に出てしまいそうなので、途中で南側の尾根に入って別ルートで下山しました。

 

 下山途中で、ギョウニン探して沢に下りてみたけど何もなく、沢での下山は難しかったのでまた登り返したり。

 

 結局、ギョウニンは1本も採取できずに、1時間半で下山しました。

 

 

 家に帰って地図を調べてみたら。

 

 上羽幌坑のホッパから、羽幌坑の選炭場を結んでみたらぴったりと三角点上を通過してました。

 

 閉山から50年。

 訪れる人は、ほとんどいないと思われ。

 山奥の遺構は、ひっそりと存在し続けるんでしょうね。

 

 

 

 

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