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のみちをゆけば

北の山男が日々の生活、趣味の報告をします!

遥かなる武利岳

2015年11月25日 23時11分00秒 | 登山

 ずいぶん前の事になってしまいましたが、8月下旬に武利岳に登った時の記録です。

 ちゃんと調べて、丸瀬布からは通行止めなのは知ってたんだけど…
 国道39号線側からも通行止めとは・・・



 とうせんぼの前で考えること数分。
 「東大雪まで足を伸ばすか?」


 「そういえば、武華岳から縦走路があったはず!」とUターンして武華岳の登山口へ向いました。

 
 行程

 武華岳登山口  6:40
 武利岳分岐   8:15
 武利岳山頂   10:30(40分休憩)
 武利岳分岐   13:00
 武華岳山頂   13:40
 武華岳登山口  15:20




 判断が早かったので、さほど遅れずに登山口到着。
 武華岳は近いですが、武利岳まではどのぐらいあるのか分からないので、早足でスタート。





 綺麗な沢に沿って登ります。今回は虫はたいして居ませんでした。






 見上げた先にはライオン岩。






 急なのぼりでグイグイ高度を稼ぎ、大雪山も見えてきました。






 登り切ると、武華岳山頂までハイマツが広がっています。





 登山口から1時間半。特に標識はありませんが武利岳への分岐。
 踏み跡が薄っすらとあります。






 ドーンと見える武利岳。カッコいい!

 確かに遠くて、アップダウンも激しそうだけど、この時は元気なので気にせず。





 赤いコケモモの実。赤いのはこちら側だけで裏は白く、とても酸っぱい。





 ドンドン下ります。
 一応廃道なので、潅木が道を塞いでますが、踏み跡はしっかりしています。





 下った後は笹薮漕ぎ。崖のそばを通る場所もありますが、さほど危険な場所や迷いそうな場所もありません。



 最初の登りは笹薮漕ぎで結構辛い。まあ、乾いていたから良かったです。



 登り切ると森林限界を越えて眺めがよくなります。





 支湧別岳方面。






 この先が長い。





 眺めがよくて、崖やアップダウンがあり退屈はしませんが・・・





 最後の急登。





 なかなか終わらない。






 あともうひと息。





 これが最後で、山頂が見えました。





 スタートから約4時間で山頂に到着。




 武利岳登山道方面。こちらから登ってくる人は当分居ないでしょう。

 山頂で40分ほど休憩。多少の緊張もあったし、退屈しない登山道だったので、順調にここまで来ましたが、頂上で腰を下ろしたとたんにドッと疲れが出ました。

 そして、分岐からの下りで滑って痛めたと思われる膝が痛くなってきました。


 ま、まだ11時なので、気合を入れて下山開始。




 どこから見ても円錐形の北見富士(左)が違う形に見えます。





 まだ8月ですが、ウラシマツツジの紅葉が見ごろでした。






 武利岳を振り返る。だいぶ歩いたなぁ。





 でも、前を見ると武華岳はまだ遠い。
 そして、痛い膝をダマシダマシ歩く。登りはいいんだけど、下りが痛い。





 ヘロヘロになりながらも、分岐まで這い上がりました。



 登りでは膝が痛くないので、フラフラと武華岳の方に向かってしまいました。




 少し歩いて、真っ直ぐ降りれば良かったと気付きましたがあとの祭り。
 痛い足をかばいながら歩く。





 花の見ごろは過ぎていましたが、頂上下でウメバチソウを発見。






 武華岳到着。層雲峡方面に雨雲がかかっていたので、パンをかじってすぐに降りる。






 ライオン岩を回り込んでひたすら降りる。
 足の痛みはアドレナリンのおかげか、大して気にならなくなりました。


 そして、スタートから正味歩行時間で8時間。疲労困憊して登山口に到着できました。


 翌週は水曜日ぐらいまで足を引きずって仕事してました。


 山頂で聞いた話では、武利岳登山口までの林道も難路らしい。
 武利岳に登る人は、ほとんど居ないかと思いましたが、今回は武華岳側から登っている人が結構居ました。

 
 花は無いけど、山自体はかっこいい山で、変化に富んだ登山道も良い。

 ま、また登るか? と言われると???な感じですね。

 そのぐらい疲れました。

































 




コメント
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