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のみちをゆけば

北の山男が日々の生活、趣味の報告をします!

徳瞬別山

2009年08月26日 21時49分23秒 | 登山


 洞爺湖キャンプ番外編(登山の巻)です。


 概要
 登った日 : 2009年8月中旬
 コース : 大滝登山口~徳瞬別山 往復
 コースタイム  
             9:00   大滝登山口(5合目) 
            10:20   7合目
            11:50   徳瞬別山頂 着 
            12:50   徳瞬別山頂 発
            15:00   大滝登山口 
 
             
 装 備 : 日帰り
 使用カメラ : D80、finepix4500 

 登山道付近にいた鳥など
 アオバト、アマツバメ、コマドリ、ウグイス、エゾムシクイ、ウソ、カケス

 登山道付近で目だった花(実)
 シロバナニガナ、コガネギク、イワオトギリ、ミヤマホツツジ、イワギキョ
 ウ、ツリガネニンジン、ウメバチソウ、ナガバキタアザミ、ヨツバヒヨドリ、
 オニシモツケ、オオバタケシマラン、アリドオシラン、コウゾリナsp、アザミsp



 洞爺湖キャンプの中日に、キャンプ場から40kmほど離れた徳瞬別山に
登ってきました。コースタイムは1時間40分なので、2時間ぐらいで登
れると思ったのですが・・・


 

 登山口(5合目)からは子供たちにとっては歩きにくい、岩がゴロゴロ
する道でした。





 東大雪の山のような苔が生えた岩が広がる松林を歩く。




 

 登り始めて約30分で、6合目に到着しました。6合目には水場があり
冷たい水が管から流れ出ています。


 

 7合目と8合目の間にあった根が露出した倒木。





 オオバタケシマランの実(オオアマドコロだと思っていた)




 早くもナナカマドの紅葉が見られました。


 さて、順調に思えた登山も7合目の通過時間を考えると少し不安が出
てきました。そこで、娘たちには「疲れたら降りるから、いつでも言え
よ」「12時までに頂上に着かなかったら下山するよ」と話しながら登
り続けました。 
 

 8合目を過ぎてしばらくすると、普段は弱音をはかない次女が「疲れ
た・・・、9合目まだ?」を2~3分毎に(うわごとのように)言うよ
うになりました。ちょっと「やばいかも」と思って、次女に「疲れたな
ら降りるか?」と言うと、迷いも無く「登る!」という返事が返ってき
ます。

 9合目も何とか過ぎ、タイムリミットまであと20分というところで、
二人の歩みが・・・
 10分休憩。休んで元気になったので「ちょっと遅れても頂上まで行
くか」と思った矢先、歩き始めて2分ほどで頂上に到着!




 2時間を超えたら厳しいと思っていましたが、2時間50分かけて頂
上にたどり着きました。




 余裕があったら行こうと思っていたホロホロ山。娘たちに「1時間で
戻ってくるから待っててくれ」というも「絶対だめ」と言われてしまっ
た。




 頂上付近に咲いていたモイワシャジン。




 山頂の地面の上で鳴いていたコエゾゼミ。




 昼ごはんの後は双眼鏡であちこち見渡しました。

 洞爺湖方面はよく見えたのですが、羊蹄山は雲の中、同様に支笏湖方
面も展望が利きませんでした。




 オロフレ峠から湧き上がる雲。


 


 


 娘たちは本当に岩登りが好きなようです。好きなようにやらせてまし
たが、怪我をしたらやばかったですね。


 頂上では1時間ほど休んで(遊んで)、下山開始!

 下りも所々に岩があり、娘たちには楽ではなかったようです。それで
も、呼吸は楽なのか立ち止まって後ろを振り向いては色々話しかけてき
ます。
 「下山にも時間がかかりすぎてはまずい」と思ったので、適当に相槌
をうって先に行くように促しました。 




 途中にあったワニのような倒木


 結局、登山開始から6時間かけて無事、登山口に戻りました。

 「娘たちがよくがんばった」という気持ちと「自分の計画が甘かった」
という気持ちが入り混じる登山となりました。

 短い山ならば「子供のコースタイム」は大人の1.5倍位で収まりそ
うですが、距離があったり足場が悪い場合は2倍近くかかることがわか
りました。


 いずれにしても、娘ともどもよい経験になり、次の山への大きなステ
ップになりました。



 
コメント
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