9月7日(木)【三年生 国語 (下)の教科書】
2学期に入り、教科書が(下)に入り始めている学年があります。
3年生は国語の教科書が(下)に入りました。教科書は(下)の教科書ではなくて、名前がついているのをご存知でしょうか。3年生の国語(下)には「あおぞら」という名前がついています。
今日は、その「あおぞら」の扉のページにある詩を使ってみんなでいろいろ考えてみました。
「空がまぶしい、 このわたしの上に。 あそこの牛の上に。 あの山の上で生きている一本松の上に。 (まだ詩は続きます。」
「遠くに見えているのは?」「一本松!だって【あの】って書いてあるから」「山の上ってあるから遠くから見ていると思う」「順番は、私、牛、一本松」と文からイメージを膨らませた素敵な発言が出てきました。
本当はこの後、残りの文を紹介して、別の問い(質問)を出そうと思っていましたが、子どもたちから前向きな言葉が出てきたので、子どもたちに任せてみることにしました。
続きの文はこうです。
「みんなおんなじに 青く青くすんで…。」
…。を書き始めたところで「先生、この…を自分で考えるってこと?」と言った子がいました。
「考えてみる?」と聞くと「する!」「できる」と言ってくれたので、今日はここの部分を考えてみることにしました。
みなさんならどんな言葉をいれますか?
「生きている」「生きていたい」「輝いている」「すんでいる(くり返して強調したい)」「夢をかなえる」「みんないっしょに」「みんないっしょだ」「夢をみる」「青空が見えた」「夢をそらに言うんだよ」
こんな言葉を子どもたちは考えました。
どうでしょう。素敵な文に笑顔になります。
子どもたちは「…。」をこんな風に考えているんだという事を感じた後で、実は(下)の教科書の詩なんだよ。と伝えると「うわぁほんとや」「本当に…。で終わってる」と驚いた様子です。きっと子どもたちが考えたようにして、国語の学習を「(下)の教科書でもがんばってね」と教科書からのメッセージですかね。
子どもたちは後半もしっかり頑張ってくれそうです。