木いちごつみ

5月の緑の森に入って木イチゴを摘むような気持ちで、日々のキラッとしたことを書いていきたいと思っています。

☆昨日は4時間半もベガホールのシートに座っていた☆

2014-08-02 23:26:25 | 日記

          

 今日は久しぶりに1日雨だった。
 晴れの日も暑いが、このムシムシとした気持ち悪さもなかなかのもので、参るなあとくじけそうになっている。
 
 昨日は清荒神のベガホールへT先生のピアノの発表会を聴きに行った。
 聴きにと言うよりも見にと言ったと言う方がふさわしいかも知れないが…
 T先生のピアノ教室の生徒たちのうち、幼稚園児から大学生(音楽大学の博士課程の人たちもいた)までの子供たちと若い人たちの発表会だった。
 プログラムは5部まであり、12時から始まって、4時半ころまでのかなりな長さだった。
 ホールに着くと、ピンクや白や水色のふわふわのドレスを着て、髪にリボンを飾った小学生たちが飛び跳ねていた。
 母親たちはバラやひまわりの可愛い花束を持って、シートに座り、自分の子供の姿を目で追いながらそわそわしていた。
 T先生の教室の子供たちは、みんなよく練習をしていた。
 幼稚園の年長組の子などは、裾の長いドレス姿で、歩いて舞台の真ん中まで出てくるだけでも大変そうに見えたのだが、途中で分からなくなって泣き出したりすることもなかった。
 小学校の2年生くらいになると、皆、しっかりと上手に演奏できるようになり、あまり上手なので、私は自信を無くした。
 中学生以上になるとまるで本当のプロのピアニストのように見えて、凄いなあと驚くばかりだった。

 しかし、私のように自分が演奏するわけでもなく、子供や孫が出るわけでもないような人は多分、ホールに来ていなかったと思う。
 何だか少し居心地悪いような気持もしながら、実に4時間半も居座ってしまった。
 ホールは空調が効きすぎて、途中で全身が冷えてきて、身体がこわばってしまったのだが、居眠りもせずに聴き通した。
 プロの演奏家のリサイタルにはない魅力があるなあと感心した。

                     木莉