ぽんぽこ山ふくろう亭

日々の出来事+時々猫

でっかいオタマジャクシ

2018-06-13 18:00:00 | 橙色の花

レンゲツツジ(蓮華躑躅)である。
ミニ尾瀬公園にて撮影したもの。
5月27日頃はまだ咲き始めで、開いているものは少なかった。
山地や高原、湿原などに生える、ツツジ科の落葉低木。
花は前年の枝先に咲くそうだ。
尾瀬でも、初夏を彩る花の一つとなっている。
葉や花に有毒物質を含むそうで、最近問題になっている鹿の食害には無縁な植物だとか。

こちらはタヌキラン(狸蘭)。

大きな花穂が狸の尻尾に見えることから付いたらしい。
が、ラン科ではなくカヤツリグサ科。
何で「蘭」が付いているのか謎である。
湿原に生える多年草。
尾瀬にはカヤツリグサ科の植物が62種もあるそうだが、これは見間違うことがなさそう。

ミニ尾瀬公園で撮影した植物、最後はズミ(酢実/棠梨)を。

バラ科の落葉小高木で、これも湿原によく見られる。
真っ白な花が枝いっぱいに咲いている光景は、うっとりするほど綺麗だ。
花後はサクランポに似た赤い実がなるそう。
花が薄桃色のものもあるそうだ。


今日は朝からとってもいい天気。
気温も上がって暑かった。
風もあったけれど、洗濯物の乾きがパリッといかないのは何故?
微妙に湿度が高いのだろうか??

今朝は5時起きでお弁当3個。
娘におかずのリクエストをされていたので、ほとんど悩まずに済んだ。
調理実習で卵料理を作るというから、娘の分の卵焼きはなし。
朝食の目玉焼きも食べなかったなあ。

でも、お弁当の日に合わせての調理実習はいいことだ。
給食とぶつかると、給食前でも後でも試食がねえ。
小学校は担任がほとんどの教科を教えるのだから、この手の融通は利くはずなんだよね。

当時は疑問にも思わなかったけど、理不尽な目にあってたわけだ。
特に中学の調理実習は最悪だった。
高校は給食がないので、それに合わせた量のお弁当を持っていけたけどさ。

天気がいいので、山に行きたいと漠然と思っていた。
が、あまりに良すぎるのでやめた。
日差しが強すぎると、植物写真の色が吹っ飛ぶのだ。

詳しい人だと、カメラに備わっている機能で調整するのだろうけど、私はできない。
以前、教えてもらって実行したが、使えない写真ばかり撮れた経験もある。
芸術写真ではなく記録写真なので、クリアに写ってもらえればそれで良い。
それもあって、天気が良すぎる日は躊躇するのであった。

それでも、こもっていてもなあと、近場でもいいかと出かけた。
直売所で野菜を買って、ため池に通じる林道をトコトコと走ってきた。
折返し地点には木道が張り巡らされ、ベンチやテーブルも備えてある。
震災前は家族でお弁当をよく食べていた。

が、震災後は整備もままならない状態で、木道はあちこち腐って抜け落ち穴だらけ。
まあ、人もほとんど来なくなった影響もあるだろう。
遊歩道も草が生い茂って、歩くのも大変な状態だから、悪循環に陥っている。

テーブルが置いてある広場脇は、アジサイがたくさん植えてある。

装飾花が色づき始めたところで、これからが見頃だ。
その先に池があり、黄菖蒲が群生しているのだが、既に花は終わっていた。
その代わり、スイレン(睡蓮)が咲いていた。

ここのはこの薄桃色のみ。

私の気配に気づいた何者かが、葉っぱから次々と水面にダイブしていたようだ。
チャポン、ドボンと水音が響く。
カエルかなあと、柵越しに水中を眺めてたら、大きな生き物を見つけた。
形はどう見てもオタマジャクシ。

でも、頭の部分は、私の親指と人差し指で作った輪っかサイズである。
目を凝らして見回すと、底の方に何匹もいる。

思わず「デカッ」と声が出た。
すぐ近くを泳いでいる小魚は、これの尻尾よりも細くて小さい。

このオタマジャクシは、きっとウシガエルだろう。
ため池の方で、ブォーッ、ブォーッと鳴く声を聞いているので。

その後、もう1本、近所の林道を越えてきた。
草が生い茂っていて、車にバシバシ当たる。
神経質な人だと、車体に傷がついて嫌だろうなあ(笑)
途中、何かが飛び出してきたが、野ウサギだったようだ。

雨が降るたび、水の流れで未舗装の部分が抉れられて、道の真ん中や端に細長い窪地ができる。
深い所だと、タイヤが落ちたら動けなくなるから、道を選びながら慎重に。
一般人だと、おそらくさっさとUターンしてしまうだろう路面だから、車が来なくて楽しめた。

梅雨入りすると晴れが続くというけど、まさしく週間予報だとその通り。
曇りの日を見計らって、今度は山中に行きたいものだ。
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