学祭

折角の休日だというのに、中学校は学祭で、通常と同じ時間に起きた悲しい朝。
こういう日はとにかく眠くて、布団からはい出したというのに、息子は結局７時過ぎまで起きてこないという…。
だったら、６時半過ぎまで寝てりゃよかったよと悪態をつく母である。

天気は晴れで気温は低い。
結局、時間ギリギリまでもたもたしていたため、送ってくれなどと言い出す始末。
通学路には人の気配なしで、このおバカ息子の尻を蹴飛ばしたい衝動に駆られた次第。

学祭と言っても、学習発表会みたいなもの。
各学年の出し物と合唱、弁論大会みたいなのが行われる。
所謂、模擬店などのようなものはなしで、ずっと体育館。
２年生の出し物は劇だったが、１０時半からとプログラムにあったので、それに合わせて見物に行ってきた。

巨人の星をベースにしたような野球部の話だったが、事前に脚本を読んでいたので、流れは把握していた。
が、生徒によってはっきりした発音の子、くぐもって何を言ってるんだか分からない子と分かれていた。
棒読みの子もいたし、台詞のとってもうまい子もいて、流れがどうにものっていない。
そういうとこも配慮して、配役を決めればよかったのになあと。

劇と展示物だけ見物し、次は大学祭へ。
こちらはさすがに出店満載の賑やかさで、幼稚園時代に付合いのあったお母さんとも遭遇。
この年になって、地元で声をかけられるようになるとは思いもしなかった。

何故か自衛隊や警察の方も来ており、装甲車や白バイなどの展示も。
昼食を学生食堂でとってから帰宅した。

帰宅後は花壇回りの草むしり。
１５年以上ほったらかしになっていたキウイの枝の整理も。
棚はすっかり劣化して崩壊し、枝は縦横無尽に伸びまくり、枯れているのも多数。
ノコギリで枯れた枝の付け根を探してはゴリゴリ。
枝の中が空洞になっていたり、虫が入り込んでいたりで、かなり弱っているように思われる。

それに励みすぎたせいか、切上げた頃には腕はぷるぷる、物を持つと震える震える。
物を持つのも痛くてしんどいという…。
明日は腕が持ち上がらないんじゃなかろうか。
背中も痛んで泣いていたが、こちらは何となく治まった感じ。
でも、筋肉痛が明日以降にきそうで、ちょっと怖いなあ。