サーカスな日々

サーカスが好きだ。舞台もそうだが、楽屋裏の真剣な喧騒が好きだ。日常もまたサーカスでありその楽屋裏もまことに興味深い。

退廃の美学/日吉ミミ(歌手)/64歳

2011年08月11日 | 毎日がメメント・モリ

日吉ミミさん死去=歌手、「男と女のお話」


時事通信 8月11日(木)18時48分配信

 

 「男と女のお話」などのヒット曲で知られる歌手の日吉ミミ(ひよし・みみ、本名黒岩和子=くろいわ・かずこ)さんが10日午前5時30分、膵臓(すいぞう)がんのため、東京都内の病院で亡くなった。64歳だった。さいたま市出身。葬儀は近親者で済ませた。喪主は夫の黒岩慶三(くろいわ・けいぞう)氏。
 アンニュイなムードをたたえた独特の歌声で人気を博し、1970年にリリースした「男と女のお話」「男と女の数え唄」が大ヒットした。この他の代表曲に、自身も出演した人気ドラマ「ムー一族」の劇中歌「世迷い言」など。
 2008年に膵臓がんの手術を受けた。その後復帰し、10年には新曲「いのちのしずく」を発表したが、今年春から体調を崩し、入院していた。

ちょっと放り投げるような、アンニュイで退廃的で。
そんな日吉ミミの歌を、スナックで歌える子など滅多に居ない。
「男と女のお話」や「男と女の数え歌」などヒット曲はいくつもあるが、僕は寺山修司作詞、田中未知作曲の「たかが人生じゃないの」という歌が好きだった。
そんな日吉ミミを久世光彦は「ム一族」に起用したりもした。
歌の好きな彼らしい起用だな、と感心させられた。
机のどこかに彼女の歌を収録したカセットテープがあるはずなのだが、肝心のカセットテープの再生機がない。ユーチューブのお世話になるか・・・合掌!



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