サーカスな日々

サーカスが好きだ。舞台もそうだが、楽屋裏の真剣な喧騒が好きだ。日常もまたサーカスでありその楽屋裏もまことに興味深い。

お笑い仕掛け人/横沢彪(プロデューサー)/73歳

2011年01月10日 | 毎日がメメント・モリ

横沢彪さん死去=「ひょうきん族」プロデューサー


時事通信 1月10日(月)0時14分配信


 「オレたちひょうきん族」などの人気お笑い番組を手掛けた元フジテレビプロデューサー、横沢彪(よこざわ・たけし)さんが8日、肺炎のため死去した。73歳だった。葬儀などの日程は不明。
 東大卒業後、フジテレビに入社。漫才人気やお笑いブームの仕掛け人として知られ、1980年代以降、ビートたけしや明石家さんまらが出演した「オレたち―」や、タモリが司会を務める「笑っていいとも! 」などのバラエティー番組を手掛けた。その後、吉本興業に移り、東京支社長、専務などを歴任。2005年に退任後はフリーとして活動を続けていた。

横澤さんが「THE MANZAI」をフジテレビで仕掛けたのが1980年だからもう30年になる。
「笑っていいとも」だって、もう30年記念だ。
「楽しくなければテレビじゃない」というキャッチフレーズをつくりながら、「馬鹿しか見ないフジテレビ」という醒めた目も持っていた人だった。
本人はフジテレビ時代には鹿内代表と摩擦があり、その後吉本興業にも10年おられたが、吉本のなんだかなという体質も見てきたようだ。
フリーになってからは、業界のご意見番的なところもあったが、自宅にはモニターをたくさん並べ、かなりのオンエアーをチェックされていたようだ。
「横沢彪のチャンネルGメン∞」という彼のblogも楽しみにしていたが、その最後の記事は昨年の12月30日。「お笑い芸人の仕分けが始まった!」と、かなり辛らつな若手批評をしている。
お笑い番組は掃いて捨てるほどあるが、結局芸人の使いまわしだけで、ゴールデンにどっしりと笑いを見せる番組は、いまではほとんど見られない・・・合掌!

 

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