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サーカスな日々

サーカスが好きだ。舞台もそうだが、楽屋裏の真剣な喧騒が好きだ。日常もまたサーカスでありその楽屋裏もまことに興味深い。

mini review 07186「ナイロビの蜂」★★★★★★☆☆☆☆

2007年01月16日 | 座布団シネマ:な行
英国外務省一等書記官のジャスティンは、ナイロビの空港からロキへ旅立つ妻テッサを見送った。「行ってくるわ」「じゃ2日後に」。いつものように何気なく交わす言葉。それが最後の会話になるとも知らずに。 続き 「ジョン・ル・カレの英国の気品と現実意識が、作品を貫く」 もともと、スパイ小説というよりは、謀略と権力のパワーバランスに抗する、人間の逆襲ドラマであるような、一連の気品に満ちたル・カレの作品群 . . . 本文を読む

mini review 06176「涙そうそう」★★★★☆☆☆☆☆☆

2006年10月31日 | 座布団シネマ:な行
 歌手の森山良子が他界した兄を想い作詞した、「涙(なだ)そうそう」の世界観をモチーフに映画化した愛の物語。『いま、会いにゆきます』の土井裕泰監督が『春の雪』の妻夫木聡と『ラフ ROUGH』の長澤まさみをダブル主演に迎え、幼くして親を亡くした兄と血の繋がらない妹が、沖縄を舞台におりなす、切なくも美しい愛を映し出す。流れる普遍的な愛のテーマと心に響く主題歌、主演ふたりのさわやかな演技に思わず . . . 本文を読む

mini review 06146「ナチュラル・シティ」★★★★★☆☆☆☆☆

2006年05月09日 | 座布団シネマ:な行
『オールド・ボーイ』のユ・ジテ主演のSF超大作。監督は『ユリョン』で優れた特殊効果と映像美を作り上げたミン・ビョンチョン。共演は『ロードムービー』のソ・リン、『イエローヘア』のイ・ジェウン。『スター・ウォーズ』新シリーズで採用された100%デジタル製作を韓国で初めて採用したことでも話題になった作品。[もっと詳しく] 韓国初のフルデジタル製作。パクリなどと揶揄すべきではない。  およ . . . 本文を読む

mini review 05104「ネバー・ランド」★★★★★☆☆☆☆☆

2005年10月27日 | 座布団シネマ:な行
ジェームズ・バリが、「ピーター・パン」のモデルとなった少年と出会い、その物語を完成させるまでを描いた、実話に基づく感動の人間ドラマ。主演のジェームズ・バリにふんしたのは、『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』でアカデミー賞にもノミネートされたジョニー・デップ。脇を固めるのは、ケイト・ウィンスレット、ダスティン・ホフマンと演技派の1流スター。監督はハル・ベリーをオスカー女優にした『チョコ . . . 本文を読む

mini review 05082「ナショナル・トレジャー」★☆☆☆☆☆☆☆☆☆

2005年09月20日 | 座布団シネマ:な行
ヒット・メイカーのジェリー・ブラッカイマーが手がけるトレジャー・ハント・ムービー。主演は『ザ・ロック』『コン・エアー』のニコラス・ケイジ。“テンプル騎士団”“フリーメイソン”“アメリカ1ドル札の謎”など好奇心をくすぐるキーワードが満載。幾重にも張り巡らされた謎が明かされていく、めくるめく展開は目が離せない。[もっと詳しく] お子様向け謎解きお伽噺で、まったく魅力なし。 いきなり冒頭のクレジット部 . . . 本文を読む

mini review 05073「2046」★★★☆☆☆☆☆☆☆

2005年09月07日 | 座布団シネマ:な行
『欲望の翼』『花様年華』のウォン・カーウァイ監督が描く近未来のラブストーリー。日本の木村拓哉をはじめ、『インファナル・アフェア』のトニー・レオン、『始皇帝暗殺』のコン・リー、『恋する惑星』のフェイ・ウォン、『LOVERS』のチャン・ツィイーらアジアを代表する俳優が勢ぞろいしている。近未来世界の美しい映像と鮮やかな衣装の数々は要チェック。[もっと詳しく] キムタクを無意識に拒否する自分。 こん . . . 本文を読む