気ままにかしまライフ

趣味を楽しみながらのシニアライフを記事にしています。

昨日捕獲したニホンミツバチの巣箱です

2011年05月28日 | ミツバチ

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 昨日捕獲したニホンミツバチは、庭の夏みかんの木の下に置きました。今日は朝から雨

が降っています。ハチ達は巣箱の位置を確かめているのか、落ち着かないのか、雨の中

を出たり入ったりしています。

 昨夜、キンリョウヘンをお貸し頂いた方からアドバイスを頂きました。今日から雨が続きそ

うなので、給餌をしたおく方が良いとのことでした。今朝早速砂糖水を一合升に入れて巣箱

の下に入れました。また、4mmに狭めた巣門は元に戻した方が良いとのことでした。理由は

この時期の分封群の女王蜂は未交尾の可能性があるからだそうです。確かに第一分封群

は越冬してきた産卵実績のある女王蜂による群れですが、その第一分封の時期はもっと早

くに終わっていると推定されますので、分封最盛期の今の時期の分封群の女王蜂は交尾

する前に分封してきた群れの可能性があるという見方です。産卵してくれなければ意味が

ありませんので、交尾飛行が出来るよう女王蜂も出入り可能な巣門サイズに戻しました。

但し、巣箱の環境が気に入らなければ逃去の可能性も出てきます。当分そっと見守ってい

きます。


ニホンミツバチの捕獲に成功しました

2011年05月27日 | ミツバチ

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 ニホンミツバチの好きな「デボニアナム」の花を置いた待ち箱にニホンミツバチがやっと入っ

てくれました。待ち箱をそっと持ち上げて、巣箱の底から上向きに撮影した写真がこの写真

です。天井部分に塊になっているのがニホンミツバチです。花を置いたのが5月18日ですか

ら、10日あまりで入ってくれたことになります。キンリョウヘンの花を置いた待ち箱にもニホン

ミツバチは頻繁に訪れてくれるのですが、どうやら訪れるのは偵察蜂ばかりで、本群は未だ

に入ってくれていません。待ち箱の設置場所に問題があったのかもしれません。

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巣箱をそっと自宅に持ち帰りました。捕獲場所からニホンミツバチの飛行距離である2Km

以上離れた場所になります。これは働きバチ達が元の巣箱のあった場所に戻らないように

するためです。

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 巣門の幅は4mmとなるように狭めました。これはハチマイッターが取り付けられないため

の処置です。この幅は働きバチは通れるが、女王蜂は通れない距離です。さてさて、居着

いてくれるでしょうか。


養蜂基礎講座のご案内

2011年05月27日 | ミツバチ

 かしまミツバチプロジェクトの活動が情報誌に紹介されてから多くの方からお問い合わせを頂きました。内容は「自分もミツバチを飼育してみたい」、「ハチミツを自宅で採ってみたい」というものがほとんどでした。

  そのため、これから養蜂を考えようとされている方々向けに、「ミツバチってどんな生き物なのか」、「ミツバチはどうすれば飼育出来るのか」、「どんな場所ならミツバチの飼育が出来るのか」、「野生種のニホンミツバチってどんなミツバチなのか」、「ニホンミツバチを飼育するにはどうすればいいのか」「蜜源植物ってどんな種類があるのか」等々ミツバチ飼育の基礎となる情報を幅広く提供する「養蜂基礎講座」を企画しましたので、ご案内致します。

  「bee_keepeer_basic_course.pdf」をダウンロード


初蜜絞り

2011年05月26日 | ミツバチ

 5月25日、初めてハチミツを収穫しました。朝7時30分に眠い目を擦りながら集まり、まずはハチミツが搾れそうな巣枠を探しがてら内検しました。その結果3枠が搾れそうだということになりました。遠心分離器に掛けてハチミツを分離しました。回転数はどの程度が良いのか、どれだけ回せば良いのかなどと皆でワイワイ言いながらの楽しい作業でした。結局ハチミツは4.4kg採れました。そして、収穫の一部はメンバーで分けることにしました。

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新女王蜂の導入は成功しました

2011年05月25日 | ミツバチ

4月17日付け「新女王蜂の導入」でご紹介しました交尾済み女王蜂は無事導入が成功した

ようです。本日内検で多数の卵(一つの巣房に一つの卵)と幼虫が確認出来ました。この群

れでこれだけの産卵と幼虫が確認出来たのは4週間振りです。採蜜の最盛期に女王蜂が

産卵しなくなったため、未だに蜜絞りで出来ずにいるこの群れもようやく活気づくのではな

いかと期待がふくらみます。

 しかし、隔王板で仕切られ、巣箱から女王蜂が来られなくなっている継箱の巣板にも幼虫

がいました。これは一体どうした訳でしょうか。ひょっとして継箱に別の女王蜂が居るのでは

ないかと最初は思いました。探しましたが継箱には女王蜂は居ません。ひょっとして、これ

は働蜂産卵が起こったのではないかとの思いに至りました。

 働蜂産卵とはメスである働きバチが女王蜂からの不妊物質の伝達が途絶えることで、産

卵し始めることです。この群れは産卵しなくなった前の女王蜂を除いて、翌日に新女王蜂の

入った輸送器を挿入しました。輸送器内と巣箱内は隔絶されていますので、この群れは約

1週間新女王蜂とも接触していませんでしたから、不妊物質の伝達が行われず、一部の働

きバチが産卵を始めたのではないかと推察しました。因みに働きバチが産卵した卵から生

まれるミツバチは全部オスバチです。以前にも記述しましたが、働きバチは交尾せずに産

卵していますので無精卵しか産めません。そのため、オスばかりが生まれるということにな

ります。

 なお、前の産卵しなくなっていた女王蜂も分割して新しい巣箱で生活を始めましたが、少

しですが産卵を始めたことが確認出来ました。色々と面白いことが起こります。生き物の不

思議を毎日感じています。


自然営巣群のニホンミツバチのオスが変です

2011年05月25日 | ミツバチ

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この記事の前の記事で紹介した石塔のニホンミツバチですが、本日の夕方写真のような奇妙

な状況を観察しました。これは全てオスバチです。彼らがすぐ下にある巣門に入らず固まって

いるのです。

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これは同じ石塔の反対側です。これも全てオスバチです。オスバチ達はどうしたのでしょう

か。秋になると食料が不足気味になり、生殖活動しか仕事のないオスバチは巣から追い出

される運命にあるのですが、花の沢山咲いているこの時期に一体どうしたのでしょう。写真

の左側に見える新しくモルタルを塗った後が元の巣門のあった場所です。私が巣門を狭め

るために差し込んだ木ぎれも一緒にモルタルに塗り込まれています。小さな巣門のお陰で

全滅は防げたものの、やはりこの群れには何か起こっているのでしょうか。


ニホンミツバチの受難

2011年05月25日 | ミツバチ

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4月7日付けのブログ「ニホンミツバチ自然営巣群の捕獲作戦開始」でご紹介した自然営

巣群の巣門がモルタルで塗り込められてしまいました。この自然営巣群を捕獲しようと、巣

門を狭めたり、昆虫忌避剤を巣門周辺に塗ったりしながら、待ち箱を周辺に仕掛けて、ミツ

バチが移住してくれることを期待していたのですが、お寺のお堂の修理をしていた業者が

工事に使うモルタルを練ったついでにサービスでこの巣門を塞いでしまったようです。翌朝

気が付き、これでこの群れも絶滅かと思いきや、何としたたかに生き延びていました。

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同じ石塔の別の隙間から出入りをしているのです。それがこの写真です。今までは出入り

のなかった隙間なので、相当利用しずらい巣門なのでしょうが、正面を閉じられたため、仕

方無く利用しずらい巣門を使うようになったと思われます。それにしても閉じ込められること

がなくて本当に良かったです。これでこの石塔の巣を放棄して、全員が待ち箱に入ってくれ

ると万々歳なのですが、さて上手く行くでしょうか?


人工分封後の巣箱

2011年05月25日 | ミツバチ

 昨日の人工分封の作業は7時頃までかかりました。下の左の写真の巣箱は元の巣に居た

女王蜂が入っているであろう分割した巣箱です。新しい場所に設置し、この場所が気に入って

貰うまで逃げられないよう女王蜂を「ハチマイッター」を取り付けて確保しておきます。右の写

真は王台からもうすぐ新女王蜂が生まれてくるであろう巣箱です。こちらは元の巣箱の場所に

そのまま置きます。

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ニホンミツバチの人工分封

2011年05月24日 | ミツバチ

 先週の火曜日、我が家のニホンミツバチの内検で始めて王台を発見しました。西洋ミツバ

チのように王台を潰すという選択肢もありましたが、貴重なニホンミツバチですので人工分封

で群れを分割して2群に増やすことにしました。人工分封の作業を次の日曜日に実施するこ

とにしましたが、日曜日は忙しくて出来ませんでした。月曜日には早くしないと自然分封してし

まい、西洋ミツバチのようにご近所にご迷惑をおかけするのではないかと気が気ではありま

せんでしたが、近くで西洋ミツバチを飼育している関係上、西洋ミツバチに気づかれずに作業

をする必要があることから、西洋ミツバチが出歩かなくなった夕方まで待つことにしました。し

かし、夕方から小雨模様になってしまい作業を断念せざるを得ませんでした。そのため、女王

蜂が巣箱から出て行けないように「ハチマイッター」を取り付けることにしました。火曜日の本

日、午前中の雨が止んだ午後から巣箱周辺が賑やかになり、写真のようになりました。

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「ハチマイッター」にミツバチ達が群れています。分封しようとしているのに、女王蜂が出てこ

ないので困っているのではないかと見えましたが、銀座ミツバチプロジェクトのスタッフさん

に相談してみたところ、雨上がりで外出出来なかったミツバチ達が一気に外に出かけたくて

大騒ぎしているのかもしれないとのことでした。でもまずは内検をしてみることにしました。

様子次第では人工分封をさせるつもりで準備をしてから行いました。

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やはり大きな王台が見つかりました。写真に写っている向こう側にももう一つ二つあります。

そのため、2段に継いでいた巣箱の一つにこの王台を含む数枚の巣枠を入れた巣箱と、現

在の女王蜂がいるであろう巣枠を数枚を入れた巣箱の二箱に分けました。そして、王台を

含む巣箱を元の巣箱の位置に置き、女王蜂がいるであろう巣箱は新しい場所に移動しま

した。王台から数日で新女王が誕生し、交尾飛行に成功して産卵を始めると新しい群れの

誕生です。旧女王を入れて新しい場所に設置した巣箱の蜂達が新しい場所に馴染み、女

王蜂も産卵を続けてくれると万々歳なのですが、果たして新しい場所を気に入ってくれるか

心配です。こちらは女王蜂が逃げ出さないよう「ハチマイッター」を取り付けます。


はじめてハチミツを絞りました

2011年05月22日 | ミツバチ

 このブログの5月22日付け「分封群の特定」で紹介しましたように、3匹の女王蜂を王籠に入

れて元の巣箱内で飼育することにしました。飼育のための王籠を取り付けるスペースを巣箱

内に確保するため、巣枠を1枚外に出さなければなりませんでした。 そのため、一番ハチミ

ツの溜まっている巣枠を取り出し、初めてのハチミツ絞りをすることにしました。

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これが遠心分離器です。この中に蜜の詰まった巣枠を入れ、ハンドルを回して遠心力で巣

枠からハチミツを分離します。

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これは蜜刀です。貯蜜巣房には蓋が掛かっていますので、その蓋をそぎ落とす専用の包丁

です。蓋は蜜蝋で出来ていますので、常温ではとても切りずらいため、お湯で暖めてから使

用します。

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これが蜜蓋を蜜刀で切っているところです。結構難しいです。切った蜜蓋は集めておき、い

ずれ蝋燭などの原料にします。

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これは巣枠を遠心分離器にセットしたところです。

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これが始めての我が家の蜂蜜が出てきた瞬間です。篩いで漉して集めます。

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今回は800gのハチミツが絞れました。その味はやはり格別でした。


自然分封しました

2011年05月22日 | ミツバチ

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 5月20日西洋ミツバチが分封しました。ご近所から連絡があり、駆けつけると玄関前のツ

ゲの木に蜂球を作っていました。捕獲しようと準備している最中に蜂球が崩れて、ミツバチ

たちはどこかに飛んでいってしまいました。

 分封というのはミツバチが群れを増やす手段です。毎年初夏に新女王蜂が誕生すること

になります。新女王誕生の直前に旧女王は群れの半数のミツバチを引き連れ巣から出て

いき、住んでいた巣を新女王に譲ります。これが分封です。そしてこの分封時期がまさに

今この時期なのです。ニホンミツバチを捕獲するのもこのタイミングとなるのです。しかし、

ミツバチを飼育している養蜂家はこの自然分封が発生しないよう飼育しなければならない

ことになっています。何故なら、この分封が発生すると大量のミツバチが空を舞いご近所

に迷惑をかけることになりますし、巣の中の蜂と蜂蜜が激減するため大きな損失となるか

らです。それが発生してしまったのです。

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 5月21日、二日続きでまた分封が発生しました。今度は蜂場近くの桑の木に蜂球を作りま

した。早速回収作業です。

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 捕獲は手製の大きめの捕虫網で蜂球を包み込むという作戦を考えました。捕獲した蜂達

は巣箱に入れるのですが、その巣箱には3枚の巣脾枠と給餌箱を入れることにしました。そ

して、捕虫網を巣箱の上から被せてミツバチを巣箱に誘導する作戦です。蜂が逃げ出すで

あろう空間は麻布で覆いました。

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いよいよ捕獲です。捕虫網を蜂球の下から差し込み、蜂球が付いている枝に振動を与えな

がら、手で蜂球を網の中に落とします。以外と簡単に塊になって蜂達は網の中に入りました。

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これが捕虫網に入ったミツバチ達です。

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次は巣箱への誘導です。ミツバチ達は自然に巣箱に入っていきました。

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巣門の前ではミツバチ達がおしりを上にした姿勢をしています。これはおしりから仲間に巣

のありかを知らせるフェロモンを出している行動だと思われます。巣箱に移して1時間ほど

でほぼ全ての蜂が巣箱に収まりました。

 それにしても分封をさせてしまいましたが、今回は様々なことを勉強させられました。養蜂

は簡単ではないですね。


購入した新女王蜂のその後

2011年05月22日 | ミツバチ

 女王蜂が産卵しなくなったため、新しい女王蜂を購入して巣箱に導入しました(5月14日付

けのブログ参照)。輸送器の中に入れたままで4日間を巣箱の中で隔離状態で過ごし、その

間に働きバチたちに馴染んでもらう処置をした後、巣箱内の放しました。翌日確認したところ、

無事生きていましたので、働きバチに殺されることもなく、無事受け入れられた様子が見られ

ました。

 一方、産卵しなくなった女王蜂は分割という処置を行いました。元の巣箱の働きバチの一部

を一緒に新たな巣箱に入れました。昨日一週間後の様子を確認しました。産卵している様子

が確認出来、こちらも何となく復活してきたような兆しが見えました。養蜂は奥が深くて結構難

しいですね。


分封群の特定

2011年05月22日 | ミツバチ

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分封群を回収した後直ぐに巣箱の内検を行いました。その結果、写真のような蓋の開いた

王台が見つかりました。二個の王台のてっぺん(巣枠に付いている時は下向き)の蓋が開

いているのが判るでしょうか。このように自然に新女王蜂を誕生させてしまうと分封がおき、

旧女王蜂が働きバチの半数を連れて出ていくのです。

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 これは分封騒ぎをおこした巣箱内の巣枠の下に出来た王台の先を撮影したものです。王

台の先が茶色く変色しているのが判るでしょうか。新女王蜂が生まれる少し前になると、こ

のように王台の先端が茶色くなります。これは働きバチたちが王台の先を齧り、蓋が薄くな

ってきているからです。こうなるともうすぐ女王蜂が誕生します。この王台は撮影後除去しま

した。

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 しかし、除去した直後にこの王台から女王蜂が誕生してしまいました。殺すのも忍びなく、

写真のような王籠という籠に入れて巣箱の中でしばらく飼育することにしました。分封騒ぎ

の元になった巣箱内の女王蜂は誕生間もない女王蜂ですから、未交尾だと考えられます。

女王蜂が交尾飛行に成功し、無事産卵を開始するまでには多くのリスクがあり、産卵に行

き着かない時もあるそうなのです。そのためのバックアップということでしばらくこの籠の中

で飼育しておこうかと考えました。籠の隙間は働きバチが通れますので、ロイヤルゼリー

は与えられ、飢え死にすることはないと思います。

 実はこの時の内検で除去した王台をトレイに載せていたところ、何と合計3匹の女王蜂が

誕生してしまいました。新女王が続々と誕生してくるような飼育をしてしまったのは大きな

ミスでした。良い勉強になりました。


キンリョウヘンはやはり凄いです

2011年05月22日 | ミツバチ

5月18日にキンリョウヘンとデボニアナムの花房を2個の待ち箱の前に設置しました。

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 これがキンリョウヘンを置いた巣箱です。

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これは本日(5月22日)の様子です。ニホンミツバチが巣門から出入りしていました。しかも

2個の巣箱共です。捕獲成功かと大喜びしましたが、夕方巣箱を自宅回収しようと行って見

ると中身は空っぽでした。残念!! 昼間出入りしていたのは偵察蜂だったようです。分封

に先立ち新しいお家を探しているハチ達だったようです。しかし、彼らに気に入られれば近

々捕獲出来るかもしれないですね。


ニホンミツバチを集める花

2011年05月17日 | ミツバチ

 ニホンミツバチを沢山飼育している方から、ニホンミツバチを誘因する効果のある花が咲い

ているシンピジュームをお借りすることが出来ました。

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これがその花の一つ「キンリョウヘン」です。この花をニホンミツバチを捕獲するために設置

している巣箱の前に置いておくと分封したニホンミツバチの群れが集まり、自然にその巣箱

の中に入ると言われています。

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これは同じ仲間で、「デボニアナム」というシンピジュームです。この花も「キンリョウヘンの

花」と同じ位ニホンミツバチを集める効果があるのだそうです。明日この二つの花を捕獲用

巣箱の前に設置したいと思っています。本当に入ってくれるのでしょうか。楽しみです。