このブログの5月22日付け「分封群の特定」で紹介しましたように、3匹の女王蜂を王籠に入
れて元の巣箱内で飼育することにしました。飼育のための王籠を取り付けるスペースを巣箱
内に確保するため、巣枠を1枚外に出さなければなりませんでした。 そのため、一番ハチミ
ツの溜まっている巣枠を取り出し、初めてのハチミツ絞りをすることにしました。
これが遠心分離器です。この中に蜜の詰まった巣枠を入れ、ハンドルを回して遠心力で巣
枠からハチミツを分離します。
これは蜜刀です。貯蜜巣房には蓋が掛かっていますので、その蓋をそぎ落とす専用の包丁
です。蓋は蜜蝋で出来ていますので、常温ではとても切りずらいため、お湯で暖めてから使
用します。
これが蜜蓋を蜜刀で切っているところです。結構難しいです。切った蜜蓋は集めておき、い
ずれ蝋燭などの原料にします。
これは巣枠を遠心分離器にセットしたところです。
これが始めての我が家の蜂蜜が出てきた瞬間です。篩いで漉して集めます。
今回は800gのハチミツが絞れました。その味はやはり格別でした。