気ままにかしまライフ

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ニホンミツバチの人工分封

2011年05月24日 | ミツバチ

 先週の火曜日、我が家のニホンミツバチの内検で始めて王台を発見しました。西洋ミツバ

チのように王台を潰すという選択肢もありましたが、貴重なニホンミツバチですので人工分封

で群れを分割して2群に増やすことにしました。人工分封の作業を次の日曜日に実施するこ

とにしましたが、日曜日は忙しくて出来ませんでした。月曜日には早くしないと自然分封してし

まい、西洋ミツバチのようにご近所にご迷惑をおかけするのではないかと気が気ではありま

せんでしたが、近くで西洋ミツバチを飼育している関係上、西洋ミツバチに気づかれずに作業

をする必要があることから、西洋ミツバチが出歩かなくなった夕方まで待つことにしました。し

かし、夕方から小雨模様になってしまい作業を断念せざるを得ませんでした。そのため、女王

蜂が巣箱から出て行けないように「ハチマイッター」を取り付けることにしました。火曜日の本

日、午前中の雨が止んだ午後から巣箱周辺が賑やかになり、写真のようになりました。

Dsc01306

「ハチマイッター」にミツバチ達が群れています。分封しようとしているのに、女王蜂が出てこ

ないので困っているのではないかと見えましたが、銀座ミツバチプロジェクトのスタッフさん

に相談してみたところ、雨上がりで外出出来なかったミツバチ達が一気に外に出かけたくて

大騒ぎしているのかもしれないとのことでした。でもまずは内検をしてみることにしました。

様子次第では人工分封をさせるつもりで準備をしてから行いました。

Dsc01310

やはり大きな王台が見つかりました。写真に写っている向こう側にももう一つ二つあります。

そのため、2段に継いでいた巣箱の一つにこの王台を含む数枚の巣枠を入れた巣箱と、現

在の女王蜂がいるであろう巣枠を数枚を入れた巣箱の二箱に分けました。そして、王台を

含む巣箱を元の巣箱の位置に置き、女王蜂がいるであろう巣箱は新しい場所に移動しま

した。王台から数日で新女王が誕生し、交尾飛行に成功して産卵を始めると新しい群れの

誕生です。旧女王を入れて新しい場所に設置した巣箱の蜂達が新しい場所に馴染み、女

王蜂も産卵を続けてくれると万々歳なのですが、果たして新しい場所を気に入ってくれるか

心配です。こちらは女王蜂が逃げ出さないよう「ハチマイッター」を取り付けます。


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