気ままにかしまライフ

趣味を楽しみながらのシニアライフを記事にしています。

スズメバチ対策(西洋ミツバチ)

2017年09月20日 | 日記

ニホンミツバチのようにスズメバチに対抗する術を有していない西洋ミツバチは、従来「スズメバチ捕獲器」(一枚目写真手前)を巣箱に取り付け、スズメバチから守っていました。


 「スズメバチ捕獲器」に取り込まれたスズメバチはピンセットで摘み出して殺しますが、放っておいてもこの中で死んでしまいます。こんな仕掛けで従来はある程度の効果は上がっていました。
 しかし、数年前から我が家の西洋ミツバチもスズメバチに対抗する術を身に付けたようで、それからと言うもの、ミツバチも自信を付けたのか、「スズメバチ捕獲器」に捕らえられたスズメバチを放っておけばいいものをわざわざ闘いを挑みにいき、その結果多くの犠牲者を出すようになりました。また、多数のミツバチが「スズメバチ捕獲器」の金網の外側で一塊になって迎撃体制を作り、襲ってくるスズメバチに闘いを挑み、こちらもかえって犠牲者を増やすこともしばしばです。
 そこで、今年は「スズメバチ捕獲器」全体を網で覆える「網籠」(二枚目の写真)を試作してみました。

これなら「網籠」の外側では迎撃態勢を作り辛いだろうし、オオスズメバチの巣箱への侵入も一層しずらくなるのではないかと考えたからです。しかし、「スズメバチ捕獲器」と「網籠」同時に取り付けると、ミツバチにとっては、外に行くにも、巣箱に帰るにも何枚もの網を抜けないといけないのでストレスになると考えられます。そのため、「スズメバチ捕獲器」と「網籠」の併用はオオスズメバチの飛来がピークを迎える頃限定で使ってみようと考えています。
 現在は、その「網籠」の性能を確かめるために「スズメバチ捕獲器」を外し、「網籠」だけを取り付けてミツバチの様子を観察しています(写真1枚目の奥の巣箱)。
 「網籠」だけの場合でもやはりミツバチは巣門近くで迎撃態勢を作りました。しかし、それは「網籠」の内側のため、スズメバチから襲われる心配はありません。勿論スズメバチの侵入もありません。これなら何とか使えそうです。
 なお、この「網籠」の金網の目開きは「スズメバチ捕獲器」とほぼ同じサイズのものを使っています。 


スズメバチ対策(ニホンミツバチ)

2017年09月20日 | 日記

我が家周辺ではオオスズメバチはまだほとんど見掛けません。しかし、キイロスズメバチが毎日沢山やってきては、ミツバチを一匹ずつ捕まえて連れ去っていきます。見かけたら一匹ずつ捕虫網で捕まえては殺していますが、オオスズメバチがやってくるようになると捕虫網で一匹ずつ捕まえるような方法以外の対策も施しておいた方が無難なようです。というのも、オオスズメバチはミツバチの巣箱を見つけると巣門に取り付き、仲間を集めるための臭いを放出しながらミツバチを片っ端から噛み殺し(半殺しにし)、仲間と一緒に巣箱を齧って巣門を広げ巣箱の中に侵入し、幼虫とハチミツを強奪するのです。ニホンミツバチはスズメバチに抵抗する術は持っているものの、多勢に無勢の場合だってあるようだし、巣箱の見回りが出来ない場合もあります。そこで、オオスズメバチが巣門に侵入出来ないように巣門前に金網を取り付けました。金網の隙間が狭いため、ミツバチたちはちょっと出入りがしずらそうですが、11月初旬頃まで少し辛抱してもらいたいと思っています。巣箱はオオスズメバチが齧り切れない板厚で作っているので、金網防御は不要かもしれませんが、ちょっと過保護にやってみました。

取り付け後にミツバチの出入りする様子は、以下のサイトでご覧ください。動画を見ると、金網を一生懸命舐めている個体がいますが、一体何をしているのでしょうか。入りやすくするために蜜ろうでも塗っているのでしょか。それらの作業をしている個体に、途中で仲間が口移しで何かを渡しているようにも見えます。面白いですよね。