気ままにかしまライフ

趣味を楽しみながらのシニアライフを記事にしています。

お部屋のゴミ

2011年02月22日 | ミツバチ

先週後半頃から西洋ミツバチの巣門の前に白い綿ゴミのようなものが目に付くようになりまし

た。下の写真は巣門の前の様子です。写真上部に巣門が見えます。そして寿命を迎えたミツ

バチが横たわっています。この巣門の周りに白いゴミのようなものが見えます。これが一体何

なのか疑問でした。ひょっとして病気が発生しているサインかと思ったりしていました。しかし、

一昨日銀座ミツバチプロジェクトの行事に参加し、集まっている方に伺ったところ、これは「巣

くず」だとのこと。巣内のゴミを外に出したのだそうです。そう言えば西洋ミツバチは綺麗好き

でよく掃除をするとのことですが、春の大掃除でもしているのでしょうか。ミツバチは日齢によ

って仕事の分担が決められています。掃除の担当は若いミツバチの担当なのです。と、言う

ことは既に今年生まれの若いミツバチが誕生し、活動を始めたということでしょうか。働きバチ

が卵から孵化するまでは21日と言われています。逆算すると1月下旬には女王蜂が産卵を

開始したということになるのかもしれません。

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ニホンミツバチはどうやら無事越冬したようです

2011年02月17日 | ミツバチ

昨日天気がよく、気温も少し上がりましたので思い切ってニホンミツバチの巣箱の中を確認する

ことにしました。女王蜂に産卵を促す奨励給餌も目的の一つでした。その時の写真が次の写真

です。

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これは代用花粉を食べているミチバチ達です。秋の終わりにトレーに入れた代用花粉を巣枠

の上に逆さまにして入れていたものです。全部食べきっていませんでしたが、何匹ものニホン

ミツバチが代用花粉を囓っていました。全滅に近い状態かと心配していましたが、何とか秋の

終わり頃と同じ位の数はまだ居るようで安心しました。しかし、未だ温度も十分に上がってい

ませんでしたので、巣枠を持ち上げて女王蜂を探すことは止めました。

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これは代用花粉のトレーを取り除いたところです。巣枠3枚を砂糖水を入れる給餌箱2枚で挟

み込んでいました。手前の給餌箱に砂糖水を入れ、奨励給餌としました(ミツバチが砂糖水に

落ちて溺れないよう割り箸を浮かしています)。巣枠と巣枠の間に何匹かのミツバチが顔を出

しています。

 そして本日、昨日よりもさらに気温が上がり暖かい日でした。そんな暖かさのせいか、昨日

の奨励給餌に刺激されたのか、ニホンミツバチは朝から夕方までとても活発に出入りをして

いました。花粉も多く運び込んでいる姿を見て少し安心しました。

 一方、西洋ミツバチは昨日今年2度目の給餌をしました。こちらもニホンミツバチ同様巣枠を

引き上げて中を見るということは控えましたが、沢山の西洋ミツバチが群がっていました。とて

も元気に活動していました。ゴールデンウィーク頃になるであろう初めての採蜜も楽しみにな

ってきます。

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春がやってきましたね

2011年02月13日 | ミツバチ

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久しぶりに良い天気で気温が10℃を超えているようです。何気なく窓から我が家の家庭菜

園を眺めていたらミツバチらしき虫が飛んでいるのが見えました。行って見ると西洋ミツバチ

が一生懸命に蜜や花粉を集めていました。この辺りで西洋ミツバチは私以外に飼育している

人がいませんので、これは私が飼育しているミツバチです。右の写真のミツバチの口からな

にやら茶色の針のようなものが延びているのが判りますか。これはミツバチの舌です。このよ

うに長い舌を延ばして花の蜜を吸うのです。今集めている蜜は自分たちの食料にもなります

が、これから生まれてくる今年生まれのミツバチ達の餌にもなります。花粉は特に幼虫が成

長するために必要なものです。それにしてもミツバチはよく働くものです。寒いため家に籠もっ

ている私も外で動かなくてはと思います。


ミツバチの奨励給餌

2011年02月08日 | ミツバチ

西洋ミツバチは真冬でも日中暖かい日差しがあり、外気温が10℃以上になると巣門から飛び

出して活動していました。しかし、下の写真のように巣門付近には寿命のきたミツバチ達が横

たわり、その横たわったミツバチを元気なミツバチが運んでいきます。中には、もぞもぞと足を

動かしているミツバチも抱えられて運ばれていきます。西洋ミツバチは綺麗好きで巣内も綺麗

に掃除をすると言われていますが、息も絶え絶えになっている仲間を見捨てるドライさには少

し驚かされます。寿命のきたミツバチはわざわざ巣門からヨタヨタと出てきて、その前で倒れ

てしまいます。その律儀さにも感心させられます。

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立春を過ぎた暖かい日に西洋ミツバチに奨励給餌をするとよいということで、昨日冬越し中

の西洋ミツバチの巣箱を久しぶりに開けてみました。

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巣箱を開けて驚いたことは、ミツバチが数多く生きていたことです。上の写真のように寒くなっ

てからは巣門前で沢山のミツバチ達が寿命を迎えていましたし、素人が秋から養蜂を始めた

場合には半数近くが翌春を迎えず蜂群を壊滅させてしまうと言われていましたので、数の多

さが意外でした。壊滅までは行かないまでもかなり数を減らしているのではないかと想像して

いましたので、驚きと同時に安心しました。この写真は燻煙器で煙を巣箱にかけた直後のた

め、多くのミツバチ達が巣枠の下にかくれてしまっていますが、それでもそれぞれの巣枠にミ

ツバチの居る様子がうかがえると思います。

 奨励給餌というのは女王蜂に産卵を促すためのものだそうです。春を迎えて餌が豊富にな

ってきたのでボツボツ産卵を開始しなさいという合図になるのだそうです。写真手前の給餌箱

に砂糖水を入れました。

 巣枠と巣枠の間に見える2枚のシートはミツバチヘキイタダニを駆除するための薬剤を染み

込ませたシートです。この時期にダニ退治をしておくというのも飼育方法のようです。この薬剤

はきっちり6週間垂下した後除去しなければなりません。