気ままにかしまライフ

趣味を楽しみながらのシニアライフを記事にしています。

ミツバチ巣箱の闖入者

2012年08月31日 | ミツバチ

ミツバチ巣箱の内検をしていたところ、とんでもないものが入っており、驚きました。

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 ちょっとグロテスクな写真で済みません。これ何だか判りますか? お腹の部分が無くな

って、背中の皮だけが残っています。

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取り出して見ると、これはアブラゼミ? 全体的に蝋が塗られているような感触があります。

たまたま巣箱に入ってしまったセミがミツバチに殺され、腐敗を防ぐためにお腹だけを切り

取り捨てたのでしょうか。

以前、養蜂講座で「ネズミが巣箱内でミイラ状態で見つかったことがある」と聞いたことが

あります。その際もネズミの死骸はプロポリスや蜜蝋で覆われていたとのこと。エジプトで

は、ミイラを作る際には、腐敗防止のためにプロポリスを塗っていたと本で読んだことがあ

ります。プロポリスの抗菌、殺菌作用というのも凄いですが、ミツバチの知恵にも驚かされ

ますね。


日本ミツバチの蜜蝋を精製しました

2012年08月23日 | ミツバチ

我が家から稲敷に行った日本ミツバチ蜂群が、残念なことに、先日逃去してしまいました。巣

箱の中に残った巣板は頂けることになりました。

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重箱式巣箱の中で大きくなっていた巣板です。でも卵、幼虫、蛹は全く見あたりません。

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結局、凡そ4kgの巣板を回収しました。ごく一部に蜜蓋が掛かり、熟成したハチミツが残され

ている巣房もありましたが、その巣房の裏側は貯蜜無しの巣房となっているなど、やはり貯

蜜量はとても少なかったです。但し、蜜蓋の無い巣房に少しだけ貯まっていたハチミツは発

酵が始まっているのか、舐めてみると酸味が少しきつかったです。

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この巣板を袋に詰めて、これから蜜蝋の精製を始めます。昨年は袋は使わず、水の中に巣

板を入れて煮詰めて蜜蝋を溶かし、溶け出した蜜蝋と不純物が自然に分離するまで静置し

て冷却する方法で行っていました。しかし、不純物を分離するために何度も溶かしたり、固

めたりを繰り返す必要があったため、今年は最初から袋の中に不純物が残るように考えて

みました。

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コンロで暖めているところです。この状態の時に出来るだけ、袋は鍋の底に押しつけておく

方が溶けやすいようです。

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静置して冷やしているところです。

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これが鍋の上で固化した蜜蝋です。一度の精製で比較的綺麗な蜜蝋が採れました。まだ

細かな不純物がありそうなので、まだ精製は繰り返す必要がありますが、やはり袋に入れ

た方が、最初の大きな不純物を取り除くのには効果的でした。

  精製を繰り返し、綺麗になった日本ミツバチの蜜蝋は植物オイルと一緒に湯煎して溶か

すと、肌に優しいハンドクリームやリップクリームなどが出来上がります。因みに、ハンドク

リームやリップクリームを西洋ミツバチの蜜蝋で作ると、人によっては、蜜蝋に含まれるプ

ロポリスの強い抗酸化作用などの刺激に反応される方がおられるそうです。日本ミツバチ

はプロポリスを生産しなので、安全という訳です。

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因みに、これが蜜蝋精製後の袋に残った滓です。ミツバチの幼虫が蛹になるときに巣房の

中に作った繭や、スムシの繭などの滓です。スムシの幼虫も多数含まれていました。

結局、凡そ4kgの巣板から粗精製の時点で回収出来た蜜蝋は約400gでした。


ミツバチの水くみ場

2012年08月21日 | ミツバチ

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 この間からミツバチのお気に入りとなった水盤には、今日も沢山のミツバチたちが水を汲

みに来ています。彼らは、水を巣箱に持ち帰り、巣箱の中で水を吐き出し、羽を動かし、風

を当て、水が蒸発する時の気化熱を利用して巣箱内を冷やしています。

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水盤の縁に脚を掛けながら、水面から水を飲んでいます。

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 水を飲み終えて、水盤の縁で体勢を変えたミツバチです。これから、巣箱に一直線!


ホップのグリーンカーテン

2012年08月21日 | スローライフ

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4月にプランターに植えたホップが生長しました。まだまだ伸びるようですが、ネットの上に

蔓が取り付くところが無く、来年はベランダまで這わせるように工夫する必要があると思い

ます。

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可愛らしい「雌花」が咲き始めました。ビールを造るには、この「雌花」をまだ若い間に摘み

取るのだそうです。でもこの花はちょっと小さいですね。まだ成長するのでしょうか。それと

も栄養不足なのでしょうか。

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 これが「雄花」です。9月中旬頃まで楽しめるそうです。


日本ミツバチが残念なことになりました

2012年08月19日 | ミツバチ

 我が家から稲敷に嫁に行った日本ミツバチ蜂群がいなくなってしまいました。今朝、蜂群

が崩壊したと電話を貰い、早速駆けつけました。巣箱は田圃の近くに置いてあるので、農

薬の影響が出たのかと心配しました。

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 でもミツバチの死骸は巣箱の底にも、周辺にもありません。中を見るため、巣箱の天井板

を外して観察しました。写真でも判るように、ほとんど蜂蜜が残っていません。勿論、蜜蓋も

有りません。

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天井板を外したまま巣箱の下から撮影した写真です。綺麗な巣板が下がっていますが、ミ

ツバチの姿はほとんどありません。

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垂れ下がっていた巣板の下の部分の写真です。日本ミツバチの巣脾の下部は育児圏の

ため、卵や幼虫がいるはずですが、それらが全く見あたりません。これらのことから、少し

前から逃げるつもりで女王蜂が産卵を止め、その時点でまだ幼虫だった若蜂が羽化する

のを待って、一斉に逃げ出(逃去)したのではないかと想像してみました。それでは何故

逃げ出したのか? それは、蜜切れ、つまり餌切れだったのではないかと考えました。巣

箱周辺には花らしい花が咲いておらず、巣箱の中には蜜蓋のかかった蜜巣がなく、蜂蜜

(未熟成)自体もほんの僅かしか残っていない状況から、貯めていた蜜も消費してしまっ

たのではないかと考えました。優秀な勢いのある蜂群で、蜂数も多いと見ていましたので、

消費する餌の量も大量に必要だったのかもしれません。

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その一方で、崩壊した蜂群から分封した2群のうちの1群は頑張っていました。この蜂群まで

もが崩壊しないよう、しっかりと給餌をして、餌不足にならないように配慮して貰えるようお願

いをして帰ってきました。日本ミツバチに気持ち良く住んで貰うためには、どのようにしたら

良いのか、思考錯誤が続きそうです。


採蜜をしました

2012年08月12日 | ミツバチ

先日の7月29日は今年最後の採蜜のつもりでいました。しかし、その直後に蜂蜜を沢山貯めた蜂群があり、その蜂群から採蜜をすることにしました。今朝、採蜜しましたが、多くのミツバチが採蜜しているところに集まってしまったという前回の反省を踏まえ、簡易の蚊帳を作り、その蚊帳の中で採蜜することにしました。お陰でミツバチが寄ってくることは無かったのですが、中は大変熱くて作業環境は悪かったようです。

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朝採りトウモロコシ

2012年08月11日 | スローライフ

使われていない農地を借用して、皆さんで農業を楽しんでいる遊休地活用クラブで、今朝早く

からトウモロコシの収穫をしました。

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トウモロコシ班の人達は、既に収穫したトウモロコシを分け合っており、今日はその残りを

販売しようとトウモロコシ班以外の人も集まりました。

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皆で皮をむいて中身を確かめ、販売出来るものはラップに包みました。

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何とか籠に二杯分程度は収穫出来ました。

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 虫が入っていたり、粒の欠けているものは、仲間の一人が飼育しているニワトリさんの餌に

することになりました。これは軽トラの荷台一杯の餌になる予定のトウモロコシです。そんな

中にもまだ十分に食べられるものもあり、最後に持ち帰りたい人が良さそうなものを選んで

持ち帰りました。我が家も今日はトウモロコシが一杯です。

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トウモロコシは生で販売しますが、試食用として茹でたトウモロコシも準備しました。今日販

売する場所はカシマサッカースタジアムのマルシェです。沢山売れること良いのですね。

売上はこのクラブの活動費になります。沢山買って下さい。


バッタの羽化(脱皮)

2012年08月11日 | スローライフ

今朝、バッタの羽化(脱皮)を目撃しました。記憶の中ではバッタの羽化(脱皮)を見るのは

始めてかもしれません。バッタは不完全変態なので、幼虫(若虫)から羽化をするのだそう

ですが、同じ不完全変態をするセミの羽化には時々出会います。でもバッタは見たことなか

ったような気がします。

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