気ままにかしまライフ

趣味を楽しみながらのシニアライフを記事にしています。

日本ミツバチの捕獲依頼がありました

2012年04月30日 | ミツバチ

以前から日本ミツバチを飼育したいと言われていた、無肥料・無農薬農業を実践されてい

る「鹿嶋パラダイス」の代表から、自宅近くの大木の根元に営巣したいた日本ミツバチ分封

して竹藪に蜂球を作ったので捕獲して欲しいと依頼を受けました。

Dsc03261

 行ってみると竹林の中で倒れて、枯れて斜めに傾いた古竹に蜂球を作っており、元巣から

凡そ100m程度離れた場所に出来ていました。

 自然巣の近くに太い古竹を斜めに設置しておくと自然分封群が蜂球を作りやすいと日本在

来種みつばちの会藤原会長から教わっていましたが、その通りの場所に蜂球が出来ていた

ので、日本ミツバチは本当に古い竹が好きなのだと実感しました。

 残念ながら蜂球の写真は上手く撮れませんでした。

Dsc03262

蜂球の下に袋を広げ、その中に蜂球を書き落とすように落とし込みました。これが取れた

蜂群です。

Dsc03272

予め準備していた重箱式巣箱の天井蓋を開けて、その中に袋からミツバチを落とし込みま

した。

Dsc03277

急いで蓋を閉じて捕獲完了です。当面逃去防止のために「ハチマイッター」を取り付けてお

きました。

 その後、藤原会長にお伺いしたところ、「ハチマイッター」を取り付けたままでは女王蜂が

結婚飛行に飛び出せないので、様子を見ながら午後3時頃から一時間程度「ハチマイッタ

ー」を取り外し、女王蜂が帰還したら再び取り付けるということを繰り返せば良いと教わりま

した。


蜜源植物 ムスカリ

2012年04月26日 | ミツバチ

我が家の庭に咲いているムスカリにミツバチが遊びに来ていました。佐々木正己著「蜂から

みた花の世界」によると、ムスカリは蜜源植物の一つだそうです。あちらこりらで一斉にお花

が咲き始め、ミツバチも喜んでいることと思います。

Dsc03248


自然営巣群の日本ミツバチの動きが活発になってきました

2012年04月25日 | ミツバチ

 近所のお寺の石塔内と墓石内の自然営巣群の動きが活発になってきました。 昨日この近

所でも分封が発生しましたし、いよいよ分封の季節到来ですね。分封群を捕獲するために、

近所に待ち箱を設置して日本ミツバチが入ってくれることを期待しています。

</object>
YouTube: 石塔営巣群

これは昨年巣門をセメントで塗り込められたものの、現在の上向きの小さな巣門で逞しく生

きている蜂群です。昨年はこのような巣門前に沢山のみつばちが集まっていた直後に近く

の(私のではない)待ち箱に分封群が入りました。もうボツボツなのかもしれません。

</object>
YouTube: 墓石営巣群

こちらは墓石営巣群です。御骨を収めるところの隙間から沢山の日本ミツバチが出入りし

ています。こちらもお寺とお墓の持ち主の了解の下蜂群を回収することも出来るのですが、

静かに見守りながら、分封群を捕獲しようと考えています。


我が家の日本ミツバチは元気に働いています

2012年04月24日 | ミツバチ

3月に「稲敷みつばちの里づくり」の拠点に貸し出した我が家の日本ミツバチの様子を見に行

って来ました。訪れた日は生憎の小雨でしたが、それでも元気に飛び回っていました。内部を

覗いても良いような天候ではなかったのですが、様子を見に来る機会もなかなか持てないの

で、重箱式巣箱の一番下の枠に付けてあるメンテナンス用の窓を開けて中を観察しました。

覗いてびっくり。この場所に引越をしてからもほぼ一ヶ月の間に巣板が約10cm程成長して

天井から凡そ50cmの長さになっていました。

Dsc03228

 写真左下は給餌のために入れてある一合升です。これでは手を入れて巣箱の底の掃除

も出来ません。対策を考えなくてはなりません。分封が始まる季節となりましたので、この

蜂群もそのうちに分封すると思われます。分封群は捕獲する予定です。

Dsc03232

 巣箱の奥には菜の花畑が広がっていました。ミツバチの飛び交う安全・安心の農業を目

指している「稲敷みつばちの里づくり」にお役に立っているようで安心しました。


私達が栽培しているナタネも見頃となりました

2012年04月24日 | ミツバチ

住宅街の土地をお借りして開墾し、昨年かしまミツバチプロジェクトが種を蒔いたナタネが見頃となりました。栽培しているのは2箇所ですが、いずれも道路沿いの目立つ場所のため、住民の皆さんや通りがかった人達の目を楽しませていると思います。

Dsc_0206

この土地はお借りした時には計画は無かったのですが、冬の間に駐車場になってしまいました。しかし、ナタネを植栽している部分だけは潰さずに残して頂けたようです。地主さんのご配慮に感謝です。

Dsc_0209

 比較的車や人のよく通る交差点脇のナタネです。左奥は保育園です。園児達も楽しんでくれていることと思います。

Dsc03242

沢山の西洋ミツバチが飛び交っていましたので、記念撮影をしました。西洋ミツバチの脚には沢山の花粉も付けています。
 私達はこれらのナタネの種を収穫し油を絞ってみたいと考えています。


平井幼稚園でもタナネが咲いています

2012年04月20日 | ミツバチ

 鹿嶋市立平井幼稚園の園長先生から、かしまミツバチプロジェクトから昨秋提供させて頂いたナタネの花が咲きましたとお便りを頂きました。園内で沢山花を咲かせて、「こどもたちの入園を励まして、喜んでくれているかのようです」と書いて下さいました。今年は種を取り、来年はもっと沢山のナタネを園内に植えようという計画だそうです。是非来年も綺麗に花が咲くと良いですね。以下の写真は同封頂いた写真をお許しを得て掲載させて頂きました。

Img_0002_new

Img_new

Img_0001_new


我が家の蜂場が賑やかになりました

2012年04月18日 | ミツバチ

今まで1群だった我が家の蜂場に新たに2群の西洋ミツバチがやってきました。

Dsc03178

写真右列の2群が新しい西洋ミツバチです。

Dsc03208

 写真中央の少し大きな個体が女王蜂です。お腹もぷっくりとしていました。これから頑張っ

て沢山の働き蜂を産んで下さい。

Dsc03206

 届いた2群のうち1群には巣箱の内側に写真のような巣板が作られ、沢山の働き蜂が群が

っていました。

Dsc03214

これが切り取った巣板です。こんな巣板は無駄巣と言われています。それにしても綺麗だと

思いませんか。

Dsc_0205
 

 この写真は無駄巣の一部の拡大写真です。マクロレンズを取り付けて撮影してみました。

各巣房の底にバナナのような形をした半透明の卵が写っています。ほとんどの卵が立って

いるのが判るでしょうか(写真をクリックしてみて下さい)。西洋ミツバチの卵はこのように巣

房の底に立ったような状態に産み付けられますが、生み付けられた翌日あたりに卵は巣房

の底に倒れ4日目には幼虫になるそうです。とすると、この卵は立っているので昨日産卵さ

れたもの? つまり、昨日の巣箱の輸送中に産み付けられたということになります。車にも揺

られながら産卵するとは凄いですね。

  無駄巣は取り除きましたが、それでも元気な蜂群2群でした。今年の養蜂が楽しみにな

りました。3群で頑張ります。

 余談ですが、日本ミツバチの卵は生み付けられた時から巣房の底で倒れているのだそう

です。

 

 


鹿島小学校のナタネが満開になりました

2012年04月18日 | ミツバチ

昨年、希望された幼稚園、小学校、中学校にナタネの種子をお配りしましたが、その中の1校の鹿嶋私立鹿島小学校の教頭先生から、ナタネが満開になったので見に来て下さいと、お誘いの電話を頂きました。早速駆けつけ写真を撮らせて頂きました。

Dsc_0177

校庭の脇にある花壇のナタネです。立派に成長して花を咲かせています。

Dsc_0182

校舎の前の花壇のナタネです。沢山のミツバチが飛び交っていました。日本ミツバチと西洋ミツバチの両方が観察出来ました。

Dsc_0187

 中庭の花壇です。向こうのチューリップの赤とナタネの黄色が美しいです。子供達はナタネにやってくるミツバチやモンシロチョウを楽しみにしているのだそうです。子供達のための生きた教材になってくれていることに感激しました。そして、わざわざご連絡を頂いた教頭先生に感謝です。ありがとうございました。


新しい仲間がやって来ました

2012年04月18日 | ミツバチ

  「ホテルがんけ」の屋上で昨年から飼育を始めた2群の西洋ミツバチに新たな1群が加わりました。この新しい仲間は養蜂飼料メーカーである「日本配合飼料株式会社」から提供頂きました。この蜂群を使って時々飼料の実験が行われます。そして、会社の方と私達が一緒になって、これらの蜂群のお世話をすることになりました。

Dsc03218

 写真右が新しい蜂群です。この蜂場も賑やかになりそうです。


ヒマワリなどの種を蒔きました

2012年04月15日 | ミツバチ

BEE GARDENにヒマワリなどの種を蒔きました。ヒマワリは3種類です。草丈が4mにもなる「コング」と、「キッズスマイル」、そして品種不明の3種類です。「コング」と「キッズスマイル」は銀座ミツバチプロジェクトスタッフのIさんから頂きました。ヒマワリの他、コスモス、チャ、アザミの種子を蒔きました。そして「ローズマリー」の苗も数十株植え付けました。Dsc03168

区画割りの作業をしています。写真手前は色々な花が植えられるように小さな区画を、そして写真の奥の方は単一の花が咲くように畑風に仕立てました。巨大ヒマワリの「コング」は円形花壇の中央に植えました。シンボルになればと思います。

Dsc03170_2

コスモスの種は小さいので蒔くのが大変でした。今日の作業で400坪のほぼ80%程が埋まりました。これからは雑草との戦いになりそうですが、花の咲いた時を楽しみに皆で頑張ります。


石塔内の日本ミツバチ

2012年04月06日 | ミツバチ

昨年見つけたお寺の境内の石塔自然営巣群は無事越冬出来たようです。昨年、別の場所

にあった巣門として使っていた隙間にセメントが流し込まれ、石塔内に閉じ込められたと心

配したものの、全く別の場所の隙間を巣門として使い始めた逞しい群です。巣門が上向き

なので、雨が入り込む極めて条件の悪いところでもしっかりと生き抜いています。写真はそ

の上向き巣門ですが、門番がしっかりと役目を果たしています。門番の目が見えますか。

Dsc03125


日本ミツバチの捕獲作戦

2012年04月06日 | ミツバチ

日本ミツバチを捕獲するために待ち箱を設置しました。昨秋購入したキンリョウヘンには花芽が付かなかったので、捕獲確率は下がると思いますが、トライすることになりました。2箇所に4箱の待ち箱を設置し、自然分封群を誘い込む作戦です。捕獲したミツバチは清真学園蜂場で飼育予定です。

Dsc03124_2


畜産草地研究所を見学させてもらいました

2012年04月04日 | ミツバチ

鹿嶋市役所のバスを借用し、畜産草地研究所の見学ツアーを実施しました。当日は台風並の低気圧が関東に迫っているという悪い条件でしたが、かしまミツバチプロジェクトメンバーと市役所の方々併せて20名で現地に向かいました。

途中、森林総合研究所第一樹木園も見学しました。樹木園のサクラは一部しか咲いておらず、ちょっと残念でしたが、大きな松ぼっくりを拾ったり、皆で楽しみました。その後、畜産草地研究所を訪れました。

畜産草地研究所は国の研究機関としてミツバチの研究をされており、研究所の木村澄先生からお話を伺いました。

Dsc03099

木村先生からは、西洋ミツバチと日本ミツバチの違い、日本の養蜂業の現状、2009年のミツバチ不足によ実施された緊急プロジェクト研究、さらには最近のミツバチを元気にさせる研究などについてお話を伺い、とても勉強になりました。

Dsc03110

木村先生のお話の後、小雨と強風の中、蜂場を見学しました。天候が悪くて巣箱内を見せて頂くことは出来ませんでしたが、沢山の飼育箱が並んでいる様子は圧巻でした。実験室では研究者の方から、ミツバチの腸内細菌の中から腐蛆病に有効な菌を見つける実験についてもお話を伺いました。法定伝染病である腐蛆病に有効な手段が早く見つかればいいですね。

畜産草地研究所の方々には大変お世話になりました。お陰様で有意義な一日を過ごすことが出来ました。


自宅でニホンミツバチの捕獲に挑戦

2012年04月02日 | ミツバチ

 

 我が家の日本ミツバチは「稲敷みつばちの里づくり」のために貸し出しましたので、寂しくな

りました。我が家の日本ミツバチは居なくなりましたが、自宅近くの菜の花には沢山の日本ミ

ツバチがやってきています。つまり、どこか近所に日本ミツバチの自然営巣群があるというこ

とだろうと思います。そんな中一昨年から栽培していた「キンリョウヘン」にやっと花芽が付き

ました。

Dsc03085

これが「キンリョウヘン」の花芽です。日本ミツバチはこのキンリョウヘンの花の香りが大好き

です。この性質を利用して日本ミツバチを捕獲することが出来ます。つまり、待ち箱と称する

巣箱を準備して、その巣箱の前にキンリョウヘンの花を置けば、その香りに誘われて日本ミ

ツバチの偵察蜂がその巣箱の偵察に訪れ、巣箱が気に入れば分封した一群でやってきて

棲みついてくれるのです。

 自宅付近に遊びに来ている日本ミツバチを上手く誘い込めば、自宅でも日本ミツバチが

捕獲出来るのではないかと考えました。そこで、この間まで日本ミツバチが居たところに待

ち箱(巣箱)を設置してみることにしました。

Dsc03079

まずは、重箱式巣箱の内面に日本ミツバチが好む香りを放つ誘因液を塗ります。この誘因

液は黒砂糖と焼酎を1:1の割合で混合したものです。

Dsc03078_3
 

 巣箱の天井板には日本ミツバチのみつろうで出来た巣礎を(幅10mm程度、長さ150mm

程度)を3枚貼り付けました。巣礎は少しバーナーで炙って柔らかくして、巣礎と巣礎の間隔

を29mmになるようにくっつけました。こんなくっつけ方で良いのかちょっと不安。

Dsc03092

 キンリョウヘンの花が咲いたらこのように巣箱の前に花を置き、分封した日本ミツバチの

一群を捕獲出来たらと考えています。さてさて、思惑通りに捕獲出来るでしょうか。


蜂場を拡張しました

2012年04月01日 | ミツバチ

 

 ホテルの屋上で飼育している2群の西洋ミツバチは、近々新たな1群を加え、3群になる予

定です。そのため手狭になる蜂場を拡張しました。巣箱のすぐ隣でドタバタと作業をします

ので、全員面布着用で行いました。まだ作業途中ですが、蜂場としては従来の2倍位の広さ

となります。

Dsc03077