気ままにかしまライフ

趣味を楽しみながらのシニアライフを記事にしています。

西洋ミツバチの様子

2011年11月30日 | ミツバチ

 4月から始めたホテル屋上での西洋ミツバチの飼育活動ですが、女王蜂が居なくなったり、群れの勢いが突然衰えたり、ダニが発生したりと色々と問題が発生し、その度に戸惑いながら対応をしてきました。しかし、秋になって何とか冬を越せそうな群れとして2群共復活しくれました。上手く冬を越して、来春順調に立ち上がってくれることを祈りつつ、先日冬支度をしました。巣門の幅を狭め、巣箱には麻袋を掛け、麻袋が濡れないよう覆いもしました。

 冬支度後の巣門前の様子を撮影してきました。今日は天気が良かったせいか、元気に若蜂がオリエンテーリング飛行するなど賑わっていました。

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YouTube:西洋ミツバチの様子


ミツバチの厳しい生態

2011年11月30日 | ミツバチ

 小春日和の今日、西洋ミツバチの様子を見に行ったところ、働きバチが雄峰に噛みつき、雄

峰が逃げ回っている様子が何度も観察されました。巣箱から引きづり出されたり、脚や羽根に

噛みつかれて逃げ回っていたり、噛まれたまま二匹で飛んで行ったりと様々です。今年も雄峰

の受難の季節がやってきました。越冬のための餌に限界があるため、生殖しか役割のない雄

峰が口減らしの対象にされ、巣箱から追い出されているのです。 昨年は写真でその様子を撮

影しましたが、今年は動画が撮れました。

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YouTube: ミツバチの厳しい生態

 


もう一つの蕎麦畑の脱穀作業

2011年11月27日 | スローライフ

22日に刈り取ったソバは2週間程度乾燥させてから脱穀予定でしたが、天候の都合で本日

急遽実施することになりました。遊休地活用プロジェクトでは電動脱穀機を使いましたが、

こちらは昔ながらの道具を使っての脱穀です。

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ブルーシートの上に置いたソバを「まわり棒」という道具で叩きます。この昔ながらの道具は

最初上手く回りませんでした。しかし、回すコツが判ると楽しくなります。この棒でバシバシと

叩くとソバの実が茎から外れます。全てのソバを叩き終えてブルーシートに落ちた実と葉っ

ぱを集めます。

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 これが使った「まわり棒」です。写真奥側に写っている竹の棒を持って、手に持っている棒

をぐるぐると回し叩きます。昔の農作業の写真では見たことがありますが、本物を見るのは

初めてです。

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ブルーシートに貯まった葉っぱ混じりのソバの実をこの唐蓑で分離します。ハンドルを回し

て風を送りながら、分離すると機械左に写っているブルーの袋に実だけが貯まります。

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これがもう一つの蕎麦畑での収穫です。今度はこの中の砂や小さなゴミを分離する作業だ

そうです。次の作業工程も参加してきます。


重箱式巣箱の採蜜

2011年11月23日 | ミツバチ

 移動中のニホンミツバチは重箱式巣箱で飼育しています。重箱式巣箱では秋が採蜜時期

だそうです。秋は逃去の心配がなくなるからだそうです。そのため、我が家のニホンミツバチ

も10月下旬頃に蜜しても良かったのですが、結局断念しました。現在巣箱の引っ越し中なの

で、そうでなくてもミツバチにはストレスが掛かっているからです。ミツバチも本当に嫌になっ

たら逃去するかもしれないと考えました。

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 これは巣箱の下から上向きに撮影した写真です。ぎっしりミツバチが団子状になり生活し

ています。写真左側に写っている斜めの桟の位置は巣箱の天井から約45cmの位置にあり

ます。天井から巣板がこの辺りまで成長していることが判ります。しかし、これは秋の初め頃

から差ほど延びてはいないようですが、ミツバチの数はかなり増えたようです。それはそうと、

今年採蜜しなければ来年の採蜜のタイミングが難しくなりそうです。


ニホンミツバチ巣箱の移動のその後

2011年11月22日 | ミツバチ

我が家のニホンミツバチの巣箱の移動を始めて一ヶ月以上が経過しました。毎朝決まった時

間に移動をさせています。天気が良くて、暖かい日の移動距離は50cm程度でも問題なさそう

なことが判りましたが、現在少し難しい場所に来ています。

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これは一週間前の巣箱の場所です。写真右端に写っているのはドウダンツツジです。奥の

中央に写っている夏ミカンの根元にもともと巣箱がありました。

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これがその一週間後の本日の様子です。巣箱はこの2本のドウダンツツジの間を通り抜け

て写真の奥の方向に移動させている途中です。2本のドウダンツツジの枝が張りだしている

ため、板で枝を押さえ、その間を移動させています。しかし、このドウダンツツジの間にある

巣箱に外勤バチが帰還するのは少し難しいようです。そのため、この一週間は毎日10cm

程度しか移動出来ません。それ以上移動させると巣箱に戻れない迷いバチが発生します。 

 今朝こちらで初霜が降りました。冬の到来です。気温が下がると、巣箱に帰れず迷うミツ

バチが凍える可能性もあると思われ、ボツボツ巣箱の移動は諦め、来春再開した方がいい

のかなとちょと思案中です。 


もう一つの蕎麦畑

2011年11月22日 | スローライフ

蜂友のF氏は毎年楽しみで蕎麦畑を作ってきましたが、高齢のため今年は蜂仲間でお手伝い

することになり、8月29日に5人で種蒔きをしました。先日、そのソバを収穫することになりまし

た。遊休地活用プロジェクトで取り組んでいるソバの収穫時期に比べると随分と違くなりまし

たが、大丈夫でしょうか。

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 ソバ畑は250坪程の広さです。ソバは成長途中で一度倒れたようで、真っ直ぐに伸びてお

らず、刈り取りにくかったです。

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 それでもなんとか5人で全て刈り取り、束ねたソバをお互いに立てかけ、畑で乾燥させるよ

うにしました。これで2週間ほど乾燥させるのだそうです。刈り取りをしていると、種がぽろぽ

ろと畑に落ち、やはり少し刈り取る時期が遅かったのではなかったかと思いました。次はブ

ルーシートの上に広げて、叩いて脱穀をするのだそうです。面白そうです。


ソバの脱穀と唐箕がけ作業

2011年11月21日 | スローライフ

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 11月2日に収穫し、温室の中で乾燥させていたソバはしっかりと乾燥が進んだので、脱穀

作業をしました。

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束にして乾燥させていたソバを適当な小さな束に小分けして、脱穀機にかけていきます。昨

年と同様の脱穀機にかけました。脱穀された実は細かく砕かれた茎と一緒にブルーシート

の上に落ちます。これを集めて、出来るだけ大きな茎は取り除きます。

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次は唐箕がけ作業です。細かい茎混じりのソバの実をこの道具でソバの実と細かい茎に分

離します。前方のホッパー部分から茎混じりのソバの実を入れます。その茎混じりのソバの

実に風を当て、実よりも軽い細かい茎や葉っぱを飛ばします。風は水車のような形をした風

車を回して風を起こします。手前の人がハンドルを回して風を送っているところです。

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 分離された実です。この袋で11袋採れました。合計230kgもの収穫です。趣味の会として

は上出来の収穫でした。

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 実はもう一度シートの上に広げて乾燥させ、今度は製粉の工程に移ります。製粉はさすが

に素人では無理なので、外部にお願いすることになっています。それにしても230kgのソバ

の脱穀、唐箕がけ作業には半日ずつ3回かかりました。疲れました。


ナタネ畑の手入れ

2011年11月16日 | ミツバチ

 

 10月26日に種を蒔いたナタネが芽を出し、雑草も同じく芽を出し始めました。そこでナタネを間引きし、除草することにしました。腰をかがめての作業を続けていると、立ち上がって腰を伸ばすタイミングが次第に短くなってきます。腰は痛かったけれど、綺麗になると気持ちが良いものです。

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蜜源植物 キクの仲間

2011年11月13日 | ミツバチ

我が家の庭でキクの仲間が綺麗に咲いています。このキクの花を目当てに沢山の虫たちが

やって来ています。玉川大学の佐々木正己教授著の「蜂からみた花の世界」によると、キク

科の蜜源のなかでも種により流蜜時間帯が異なるようだと書かれています。種により流蜜時

間帯が異なり、ハチ達はその流蜜時間を学習して無駄なく集蜜しているのではないかと推定

されています。キクの側から見ても、昆虫が来てくれる確率が高まり、メリットがありますよね。

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ニホンミツバチがやってきていました。

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 これはアブの仲間だと思います。よくミツバチと見間違えられているようです。


ナタネの種を蒔きました

2011年11月09日 | スローライフ

 

 遊休地活用プロジェクトで栽培していたソバを先日収穫しましたので、今度はその場所を耕

し、ナタネの種を蒔きました。凡そ500平米程度の面積になります。ナタネの花はミツバチ達に

花蜜を提供し、ミツバチ達のお陰でで受粉して実った種は絞るとナタネ油が取れます。その滓

は油かすとして畑の肥料となります。ナタネ油は天ぷら油として利用した後の廃油は、バイオ

ディーゼル燃料として再利用することも出来ます。ナタネはとても有用な植物です。私が参加

している遊休地活用プロジェクトでは取れたナタネ油で天ぷらパーティをしようということになっ

ています。どれだけ油が採れるのでしょうか。蒔き時が遅くなったので心配しつつも、楽しみ

です。

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蜜源植物の増殖活動

2011年11月07日 | ミツバチ

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 今年の春に購入して植栽したポーチュラカ(ハナスベリヒユ)を仲間のM氏が300株挿し木で増殖させました。これを来年春に街路花壇に植え付けるまで枯らさないよう温室に入れることにしました。温室は清真学園の温室をお借りすることが出来ました。温室の中を整備して、花を運び込みました。


ハチミツ販売とみつろうハンドクリーム作り体験でお祭りに参加しました

2011年11月06日 | ミツバチ

 鹿嶋市まちづくり市民センターを利用して活動している団体と市民センターが共同で開催する「てーら祭」に参加しました。「てーら」というのはこの地方の言葉で地域の人々という意味だそうです。

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 ハチミツはお味見をして頂きながら販売しましたが、用意したハチミツは直ぐに売り切れてしまいました。

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 今回の目玉はニホンミツバチのみつろうハンドクリーム手作り体験コーナーです。みつろうは7月に捕獲した床下営巣群の巣板を精製したものを使いました。キャリアオイルにはホホバオイルを使い、香り付けには3種類のエッセンシャルオイルを準備しておき、お好みの香りに仕上げて貰いました。午後からは午前中で授業の終わった清真中学校自然科学部からもお手伝いに来てくれました。


夜のミツバチ

2011年11月04日 | ミツバチ

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 昨夜9時頃庭に出てニホンミツバチの巣箱近くを通りかかったら、大きな羽音が聞こえまし

た。電気を付けて見てみると、3匹のミツバチが懸命に扇風行動をしているところでした。巣

箱内からも音が聞こえていました。昼間集められた花蜜をハチミツに変化させる途中で、水

分を飛ばして濃縮する必要があります。そのため、夜にミツバチ達は扇風行動でハチミツに

風を当てて水分を飛ばす作業をしているとのことですが、今までそれを観察したことがあり

ませんでした。我が家の巣箱は今まで庭の隅に置いていましたが、現在引っ越し中で、敷

地内を毎日少しずつを移動させており、現在は玄関付近にありますので、始めて気づいた

のだと思います。

 花蜜や花粉が採れる時期のミツバチは昼は採集、夜は扇風と休み無く働いていると言わ

れており、寿命は約30日だそうです。でもこれから冬に向けての越冬蜂は採蜜をしたり、花

粉を集めたりしませんので、寿命は3ヶ月にもなるそうです。働き詰めは命を縮めるようで

すね。

 現在我が家の近所の空き地にはセイタカアワダチソウ(蜜源植物)が一面に咲いています

ので、沢山の花蜜が集まり、濃縮作業も忙しいのだと思います。働き者のミツバチに脱帽で

す。


ソバの収穫

2011年11月03日 | スローライフ

 

 遊休地活用クラブで栽培してきたソバを刈り取りました。8月28日に播種してから65日目で

した。リーダーのお話では少し早めの収穫だけれど、若い実が入っていると蕎麦の香りが良

くなるとか。

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 鎌で刈り取り、小さな束を作っていきました。昨年は種蒔き後に日照りが続いたために、生

育が悪く、実の付きも悪かったのですが、今年は昨年に比べると遙かに優秀な出来のような

気がしました。しかし、約1.5反歩(1500平米)の刈り取りは普段農作業に慣れていないメン

バーには大変でした。

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刈り取ったソバは農業公社の温室に運び込み、乾燥させることになりました。地面にブルー

シートを敷き、その上に束ねたソバを4~5束お互いに立てかけるようにして並べていきま

す。この作業中にもソバの実が沢山シートの上にこぼれていました。なお、状態で2週間程

度乾燥させるのだそうです。次は脱穀の作業が待っています。