市の農業体験交流圃場の利用者を対象にした「そばサークル」に参加しました。8月21日に農家から借用した土地(二千平米)に畝を作り、種蒔きをしました。参加者は20名程度のため、畑仕事に慣れない私には少しきつい作業でした。
これは9月10日時点の様子です。種を蒔いてから雨が降らず、あまり成長していないように見えます。
本日(9月19日)のそば畑の様子です。先日の雨で急に成長したのではないかと思います。背丈は低いですが、花が沢山咲いていました。昨日そばサークルのメンバーで追肥と畝の土寄せをしました。これも大変しんどい作業でした。
以下の写真はこのそば畑で撮影したそばの受粉を助ける昆虫たちです。
日本ミツバチです。そば畑は自宅から7~8km離れているので我が家の日本ミツバチではなさそうです。畑作地帯のど真ん中で懸命に蜜を集めている姿に感動しました。近くに自然巣があるのだと思います。
これは西洋ミツバチではないかと思われるのですが・・・。近くで飼育されている方がおられるのでしょうか。そばのハチミツは癖はありますが、鉄分が多く含まれていて最近女性に人気のハチミツです。
マルハナバチの仲間だと思われます。
ジバチです。
タテハチョウの仲間だと思われます。しっかり蜜を吸っているところが撮れました。
この他、モンシロチョウ、蠅など他にも多くの昆虫がそばの受粉作業に勤しんでいました。これらの昆虫たちのお陰で私達は食べ物が得られていることを改めて感じました。
西洋ミツバチの巣箱を内検をしました。今回で二度目です。写真中央の少し大きな個体が女王蜂です。羽根も少し小さく短いです。初めて写真に撮りました。群全体の個体数は4日前に比べるとかなり多くなっている様子がうかがえました。1リットルの給餌箱の砂糖水は完全に無くなり、代用花粉もほとんど食べていました。随分と勢いのよい群れのような気がします。このまま順調に個体数を増やして欲しいものです。
さて、我が家の庭の日本ミツバチですが、先週金曜日に花粉を運びこむ様子が確認されましたので、思い切ってハチマイッターを取り外しました。それまで使っていた巣門はガムテープで閉じました。新しい巣門は巣箱の横に付いています。ハチマイッターを取り外してから出入りが頻繁になりました。やはり出入りが苦しかったのでしょうね。
少し判りにくいですが、上の個体の左後ろ足に花粉が付いています。花粉を付けた個体が巣に帰ってくるのは午前中が多いようです。花粉も取り時というのがあるのでしょうか。
西洋ミツバチの巣箱(1群)を昨日設置しました。設置した直後から台風の影響で雨が激しくなり、一夜にして巣箱は泥だらけとなりました。巣箱の右側(巣の出入り口前)に付いているのはスズメバチの捕獲器です。この時期スズメバチが襲撃してきますのでその対策です。なお、この巣箱はご近所の方の土地に置かせて頂きました。
巣箱設置24時間後の今日の様子です。元気に西洋ミツバチが飛び交っていました。西洋ミツバチは日本ミツバチと違って定着性が良いのだそうです。ところで、我が家の日本ミツバチというと
未だに「ハチマイッター」(働き蜂は通り抜けられるが、女王蜂は通れない特別の門)を取り付けたままです(写真は外勤蜂が帰ってきて巣に入ろうともがいているところ)。専門家からはボツボツ外すようにとのアドバイスを受けていますが、一般的に言われている取り外しても良いとする状況が確認されていないため、取り外せないでいます。花粉を付けて戻ってくる働き蜂が1分間に10個体程度になれば取り外せるのですが、その状況には至っていないのです。まだこの場所が気に入らないのかもしれません。