気ままにかしまライフ

趣味を楽しみながらのシニアライフを記事にしています。

雄峰巣礎に王台が出来た!?

2015年05月14日 | 日記

ミツバチを飼育していると色々なことが起こり、その都度それに対処していかなければなりま

せん。昨年はミツバチヘギイタダニにさんざんな目に遭わされました。そのたため、今年はダ

ニ駆除対策に力を入れることにしました。その対策の一つに雄峰巣礎があります。雄峰は働

き蜂に比べるとサナギの期間が長く、その期間がミツバチヘギイタダニの繁殖には都合が良

いのだそうです。そのため、ミツバチヘギイタダニは働き蜂用よりも少しサイズの大きな雄峰

用の巣房を選択して入り込むそうです。そこで、雄峰用の巣礎を巣箱に入れておき、雄峰の

サナギごとミツバチヘギイタダニを処分する対策があります。因みに、ミツバチの雄峰は無精

卵から生まれる半数体だそうです。女王蜂は雄峰サイズの巣房を見つけると、その中に無精

卵を産卵するのです。

 これはポリカーボネート製の雄峰巣礎です。何度も使えそうなので使うことにしました。

4月に挿入していた雄峰巣礎には思惑通り雄峰の蜂児が沢山です。しかし、そんな雄峰巣礎の

中に王台を発見! 何故? 王台とは女王蜂を育成するための巣房です。わざわざ働き蜂が有

精卵が産卵されるよう巣房のサイズにリフォームしたのでしょうか。となりの巣板に行けば働

き蜂サイズの巣房はいくらでもあるのに。この蜂群は早く次の世代にバトンを渡したいのでし

ょうか。他の巣板にも沢山の王台がありました。そのため女王蜂を更新するサインと考え、対

処することにしました。


蜜源植物 ツツジ

2015年05月13日 | 日記

あちらこちらでツツジがきれいに咲いています。ミツバチにとってはツツジの花は、蜜源にも

花粉源にも良いとされていますが、今までミツバチの訪花を見るチャンスがありませんでし

た。しかし、先日やっとミツバチの訪花を目撃することが出来ました。目撃したのは夕方で、

ミツバチが訪花している一面はよい香りがしていました。しかし、香りの漂っていない場所

の花には訪花していません。どうもツツジは花は蜜の吹く期間が短く、その吹く時間も一日

のうちで限られた時間帯なのかなと感じました。


人工キンリョウヘン香の効果

2015年05月04日 | 日記

今年当地では3月30日に日本ミツバチが分封しました。そのため、4月初旬頃から捕獲用の

重箱式巣箱の仕掛けが始まりました。日本ミツバチに興味を持つ人が増え、捕獲出来そうな

場所が競合するようにもなってきました。

写真は二人の捕獲者が狭い範囲で棲み分けて仕掛けを置いている場所の写真です。写真

の左右で重箱式巣箱を仕掛けています。そして、両者共日本ミツバチを誘因するのにキン

リョウヘンと人工キンリョウヘン香の2種類を使っています。巣箱の形式はバラバラです。

A領域の仕掛けです。左側はキンリョウヘン、右側は人工キンリョウヘン香で日本ミツバチを誘因しています。

A領域では両方の巣箱に偵察蜂は来ていたようですが、最終的にはキンリョウヘンを置いた

巣箱に日本ミツバチが営巣を始めたようです。2つは巣箱の形式が異なります。

B領域は、手前はキンリョウヘンと人工キンリョウヘンの二種類を同時に置いている仕掛け、

奥は人工キンリョウヘン香のみです。

B領域でも偵察蜂はいずれの巣箱にも来ていたようですが、最終的には人工キンリョウヘン

香を付けた巣箱選択したうようです。なお、B領域での巣箱の形式は2つとも同じです。

この狭い領域で図らずも、キンリョウヘンと人工キンリョウヘン香の効果を比較することが出

来ましたが、両者の効果には差が無く、結局はミツバチの好みで決まるというようなことなの

ではないかと思われる結果となりました。


自然分封群の異常

2015年05月04日 | 日記

4月22日のお昼頃、不覚にも西洋ミツバチを自然分封させてしまいました。その日の朝の内検

作業で元巣に新女王が誕生(推定誕生日は4月19日~21日)していることを確認したばかり

でした。しかし、その元巣にどうやら見落として潰し損ねた王台が残っていたようです。実際

にその後見落としの王台が見つかりました。分封は見ている前で起こりましたので、木の枝

に集まって落ち着いたところで別の巣箱に回収することが出来ました。4月24日にはこの分

封群に女王蜂を確認しました。ところが、4月30日に分封群の内検してみたところいたはず

の女王蜂は見当たらず、巣房に多数の働蜂産卵が確認されました。働蜂産卵とは、働き蜂

が巣房の中に無秩序に複数の卵を産み付けることです。女王蜂が突然居なくなった場合に

発生するので、恐らく女王蜂が結婚飛行に失敗し、巣箱に戻れなかったためだと想像されま

す。しかしそれにしてもこんなに早くに働蜂産卵が始まってしまうなんて知りませんでした。

下の写真は巣房の中に無秩序に産卵されている働蜂産卵の様子です。

そのため、直ぐに他群の卵、幼虫、蛹の付いた巣板を導入し、この群れで再び女王蜂を誕生

させるための処置をして現在はじっと様子を見守っているところです。生み付けられた無精卵

はそのままにしていますが、それで良かったのか少し不安です。