記念シンポジウムは昨日午後から開催されました。日本サッカー協会名誉会長の川淵
三郎キャプテンのお話、名良橋元選手も登壇したパネルディスカッション、鹿島アントラーズ
井畑社長の「KA41」についてのお話などがありました。
川淵キャプテンから鹿島アントラーズ誕生秘話を聞かせて貰いました。JFL2部だった住
友金属のサッカー団がJリーグに参加することはほぼ不可能な状態であったにも係わらず、
住友金属工業と地元鹿嶋市、茨城県が一体となって川淵キャプテンも驚かせた熱心さでア
プローチしたことが奏功し、滑り込みでJリーグに参加出来るようになったことなど、面白い
お話であっという間に時間が過ぎました。
パネルディスカッションでは名良橋氏の、アントラーズの若い選手にもっと地元と一緒にな
ってやっているという意識を持ってもらいたいというコメントが印象的でした。氏の鹿嶋市へ
の思いが伝わってきました。
「KA41」はクラブ創設50周年を迎える2041年の鹿島アントラーズの将来イメージです。
収益力は観戦収入だけに頼らず、地域の中で幅広く事業を展開していきたいという夢が
語られました。是非地元と一体になり夢を実現してもらいたいものです。
今回は写真無しの記事です。撮影可能だったのにカメラを持参するのを忘れました。
先日、カシマサッカースタジアムのバックヤードを見学させて頂く機会に恵まれました。
正面玄関を入ったところです。アントラーズは今年創設20周年を迎えています。
選手のロッカールームです。選手全員のユニホームがそれぞれの選手のロッカーにかけ
てありました。壮観でした。それぞれのロッカーの前がベンチになっており、ここに座って監
督、コーチからの話を聞くのだそうです。
ロッカールームからピッチに通じる通路の両側には、サポーターの写真がびっしり。選手
達はサポーターからの強い視線を感じながら、気合いを入れてピッチへと向かいます。
ここはピッチのすぐ横のウォームアップのための場所です。スタンドの下にあります。人工
芝が敷設されており、選手達がストレッチをしたり、ボールを蹴ったりする場所です。ボール
が当たって設備が壊れないように金網で照明や時計が保護されています。
芝生が綺麗に整備されていました。とても美しく感じました。
ベンチです。以外と座り心地は良かったです。写真右上に照明装置が写っています。これ
は3月11日の地震で、元々の照明装置が落下したため、暫定的に客席部分を潰して照明
装置を取り付けたのだそうです。照明の位置がピッチから高くないので、光が目に入りやす
く選手達には気の毒です。
W杯のためにカシマサッカースタジアムは改修されて今の大きな規模となりましたが、そ
れまで使用していた選手達のロッカールームが残されていました。ここはジョルジーニョとビ
スマルクが使用していた区画だそうです。
ここはレオナルドの区画です。今年の6月に震災復興のイベントに来日した際に壁にサイ
ンをして帰りました。
試合後、監督がプレスに対応するプレスルームです。
カシマサッカースタジアムにはサッカーミュージアムが併設されています。中にはW杯の
写真展示もあります。ファンなら見逃せないお宝が沢山あります。