気ままにかしまライフ

趣味を楽しみながらのシニアライフを記事にしています。

日本ミツバチの営巣群が見つかりました

2011年03月31日 | ミツバチ

ご近所の方からお寺の石灯籠にミツバチがいるとの情報を頂きました。行って見ると日本ミツ

バチの巣でした。

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ミツバチの出入りしているところの写真が撮りたかったのですが、巣門の中に消えるのが早

くてシャッターチャンスを逃してばかりで結局上手く撮影出来ませんでしたが、上の写真の

下から二段目の石積みの右側の切れ目が巣門です。下には巣クズが散らばり、その右手

には何故かオオスズメバチの死骸が転がっていました。恐らく日本ミツバチが集団でオオ

スズメバチを襲い熱殺したのものと思われます。

 さて、このミツバチの捕獲ですが、日本ミツバチ飼育の大家の藤原誠太氏に相談したとこ

ろ、嫌がらせて巣から追い出す方法を教えて頂きました。つまり、巣門を狭めて出入りを困

難にするとか、昆虫忌避剤を巣門周辺に塗り嫌がらせるという方法です。そのうちに集団

で逃げ出し、近くの木などに蜂球を作るのでそれを一網打尽に捕獲するか、待ち箱に誘因

するといいうことでした。いよいよ捕獲が楽しくなりそうです。


日本ミツバチの捕獲作戦の開始

2011年03月31日 | ミツバチ

 私が講師を務めたミツバチ勉強会にご参加頂いた方々と2月末に結成しました「かしまミ

ツバチプロジェクト」のメンバーと一緒に作った日本ミツバチ用重箱式巣箱を捕獲のための

待ち箱とし設置する作業を行いました。設置個数は5個です。3個はトトロでも出てきそうな

鎮守の森に設置しました。それが下の3枚の写真です。

Photo

二本の椎の木の下に置きました。奥に見えるのが鎮守様です。

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これも椎の木の下です。なんだかトトロが住んでいそうな感じのする木です。

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これはガジュマルの木の下に設置した様子です。

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これは私の住む住宅地にぽつりと残された雑木林の中です。地主さんにお断りしておかせ

て頂きました。

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これが5つ目です。どれか一つにでも日本ミツバチが入ってくれることを期待します。桜が散

って2週間位過ぎた頃からミツバチの分封の時期だそうです。今から仕掛ておくと働きバチ

がその時のために下見に来るのだそうです。巣箱の中には焼酎と黒砂糖を1対1に混ぜた

液体を塗布しておきました。こうすると臭いに誘われて来るのだそうです。果たして捕れるで

しょうか。乞うご期待!


震災を乗り越えて

2011年03月26日 | ミツバチ

 3月11日の東日本大震災は当地も大きな被害を受けました。岸壁、道路、家屋や事業所等

も大きな被害を受け、未だに断水地域もあり公共施設に避難されている方もおられます。

 地震の時は西洋ミツバチの巣箱の近くで、19日に新たに設置する西洋ミツバチ3群の受け

入れ準備のための作業をしていました。地震当日の午前中の巣箱の西洋ミツバチは今まで

になく活発に出入りをしており、巣門の周りではオリエンテーリング飛行も見受けられ、いよ

いよ春到来だなと思っていました。そして、午後2時46分に地震が発生しました。そうすると

今まで活発に飛んでいたミツバチがぱったりと出入りが無くなりました。午前中の活発な動き

は何かを察知しての飛行だったのではないかと思ったりしています。

 その後3月19日のニホンミツバチの内検を今年始めて行いました。その時の写真がこの写

真です。

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 この巣枠は昨年移植した自然巣がベースになったものです。結構大きくなりました。そしてミ

ツバチも沢山いることが判ります。

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 これは人工巣をベースを利用している状況です。巣板上部にはハチミツが貯えられ、中央

部には幼虫の巣房が認められます。巣枠下部の両側にはミツバチ達が嫌がって塊になって

います。これは巣枠の下に見えている巣箱の暗い方に逃げようとしている行動だと思いま

す。それにしても、冬を迎える前には200匹程度のミツバチしかいませんでしたが、春を迎え

1000匹以上にはなっている様子が伺えました。地震を乗り越えて自然はしっかりといつもの

リズムを刻んでいるのだと思いました。


ミツバチの巣盛り

2011年03月09日 | ミツバチ

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これは何だと思いますか? これは3日前に西洋ミツバチの巣箱に入れた巣礎枠を引き上げ

てそこに取り付いていたミツバチを取り除いた後の写真です。手前の白く写っている部分は巣

礎に巣盛り(壁が作られ)され巣房が作られている途中の段階のものです。実は3日前の内

検で十分にハチミツが蓄えられていることが確認出来ましたので、冬越しのために入れた2個

の給餌器はもう必要ないと考え取り除き、その代わりに新しい巣礎枠2枚を入れました。しか

し、その後よく調べてみると桜の咲く頃までは何度か砂糖水を給餌しなければならなかったこ

とが判明し、先日入れた1枚の巣礎枠と給餌器を今日入れ替えました。その際に取り出した巣

礎枠がこの写真です。白くてとても美しいと感じました。

 巣礎とは蜜蝋で出来たシートに六角形の巣型がロールで成形されているもので、この巣型

をベースにミツバチ達が自分で分泌した蜜蝋に唾液を加えて柔らかくしたもので、巣盛りをし

ていくのです。たった3日で両面の1/3程度がこのような状況になっていました。大した働き

です。それにしても私の間違いはミツバチ達に恥ずかしい限りでした。


52頭のクジラ

2011年03月06日 | まち歩き

 昨日近くの海岸に52頭のクジラが打ち上げられました。カズハゴンドウと呼ばれるクジラだ

そうです。原因は不明ですが、この海岸には時々このようなクジラやイルカが打ち上げられる

そうです。でもこれだけの数は最近ではとても珍しいとのことでした。朝から地元住民や市役

所職員やサーファー達が何とか救助しようと懸命に作業にあたっていました。下の写真は浅

い池を掘って、水をかけながら体が乾かないようにしているところです。

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 見つかった時には半数近くは死んでいたようですが、皆さんの救助で一部は海に戻れたよ

うです。水族館から救助が来て、海岸から運びだす作業もしていました。下の写真は車に乗

せたところです。

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ミツバチのブリッジ

2011年03月06日 | ミツバチ

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 今年初めての西洋ミツバチ巣箱の内検をしました。昨年9月に3枚群(1匹の女王蜂と2枚

の巣板に約4000匹の働きバチと幼虫のいる1枚の巣板)を購入しましたが、それが7枚の巣

板一杯に働きバチが増えていました。恐らく12,000匹程度になっていると思います。巣房に

はハチミツも貯えられ、卵も幼虫も確認出来ました。但し、女王蜂は探し出すことは出来ませ

んでした。でもきっと元気にしていることでしょう。

 上の2枚の写真は内検時に巣板と巣板の間隔を少しあけておいていたところ、ミツバチ同

志がくっついてブリッジを渡しているような姿が確認出来ました。巣を作るときに見られる行動

で、このようにブリッジ状に連なっている時にミツバチは腹部から蜜蝋を分泌すると言われて

います。その蜜蝋を唾液と混ぜて巣材にするのです。

 上の写真に写っている手前の巣板には薄紙が掛けられたように見えませんか。それに対し

て奥の巣板の巣房には薄紙は掛かっていません。この薄紙のようなものはハチミツが熟成し

た時点で掛けられる蜜蓋と言われるものです。この蜜蓋は蜜蝋で作られますので、ひょっとし

たらその蜜蓋のための蜜蝋を分泌していたのかもしれません。