新兵器

新兵器の登場です

あれは一週間前の金曜日。午後から洗濯機の修理が予定されており、大家さんも立ち会われるとのことだったので、お部屋をきれいにしておかねば。と思っていた時のこと。しかし、その日に限ってモニョさん朝からぐずり気味。普段モニョさんのことであんまり困ったことのないママちゃんですが、この時ばかりはウ～ン困ったぞ

とにかく離れると泣くので、「じゃぁ、くっつこう！」と出してきたのはお友達のいづからお下がりにもらったおんぶヒモ。こういうこともあるかもしれない。と船便の荷物に入れてきました。大正解。

最初は正直気休めのつもりでした。きっと少ししたら嫌がって、また抱っこだろうな。でも、少しの間だけでも気分が変わればいいか。と思っていました。いやいや、それがなかなかどうして。モニョさん大喜びではないですか。思う存分ママちゃんの背中にピト～～密着～～～～思わずキャハハハっと声がでてしまうくらい嬉しいらしい・・・

いつもは手前でイスに座らされて待たなきゃいけないキッチンも、入りたい放題、見学し放題。包丁で切っていれば覗き、水を出して洗っていれば覗き。お掃除だって付き合うよ。掃除機をかける揺れに合わせてユーラユラ、ユーラユラ。・・・　　眠っちゃった。

味をしめたママちゃん、午前中のお昼寝あたりの時間になると連日この新兵器をゴソゴソと出してきてモニョさんに装着。 お洗濯したり、洗い物したり、夕飯の下準備をしたりしているうちに３０分もすれば声も立てずにス～っと眠りの世界へ　その上、抱っこしたり、オッパイをあげて寝かしつけるよりも眠りが深いらしく、３時間はぐっすり。お陰で夕方のお昼寝が短くなり、玉突き方式で夜の眠りが深くなるという良いことづくし


二人を育てたあのおんぶヒモ。今はフランスの空の下、再び大活躍してくれているよ。いづ、どうもありがとう

人まね子ザル

　　　　　
　　　　　「おとうさん。」と言いました。はい、間違いなく。


最近モニョさん、確実に色々なことが分かってきています。良く聞いています。良く見ています。良く真似しています。今日もモニョさんをお膝にのせたまま、しゃがんで物をとっていると、すぐ横にイスに座っていたパパちゃんにむかって手を伸ばし、驚くくらいきれいな発音でこう言いました。「おとうさん。おとうさん。」

パパちゃんのこのフランス行きが決まったのは、妊娠５ヶ月の頃。しかもかなり突然。と、いうのも、結婚直前にいったん立ち消えになったはずの話が、前ぶれもなく復活してお知らせが来たのです。「１月から来てね。」と。

二人だけの時は文字通り小躍りするくらい楽しみにしていたフランス行きですが、赤ちゃん連れとなると話は全く別。初めての子育てを言葉の分からない国で・・・。迷いました。悩みました。いっぱい話し合いました。時には感情的になって、すでに大きくなっていたお腹をゆっさゆっささせて兄家へ泣きついたこともありました。

家族からのアドバイス、友達からのアドバイス。私と子供だけ実家に残ることも考えました。でも、やっぱり家族は一緒にいないと。何よりパパちゃんに、二度と取り戻すことのできない私たち二人の子供の成長過程を一緒に見届けて欲しかったのです。


　　　　　　　　　「おとうさん。おとうさん。」



遠い道のり、がんばって連れてきて良かったな。と心の底から思いました。

８ヶ月

あっと言う間に８ヶ月突入。嬉しいけれど少し寂しくもある成長。でも、常に新たなかわいさを見せてくれる。それが我が子。

７ヶ月の間に変わったこと　
　
　・歯が生えました
　・離乳食が２回食になりました（朝９：３０頃、夕方６：００頃）
　・スプーンを口の前に持っていくとお口を開けられるようになりました
　・こちらのベビーフードも食べ始めました（ネスレ、カップ、４ヶ月用）
　・今日までに食べたもの：十倍粥、カボチャ、ニンジン、トマト、
　　　　　　　　　　　　　かぶ、ジャガイモ、サツマイモ、ブロッコリー、
　　　　　　　　　　　　　玉ねぎ、りんご、バナナ、さやいんげん（BF）、
　　　　　　　　　　　　　グリーンピース（BF）
　　（好きな物：十倍粥、りんご、ベビーフードのニンジン）
　・歯ブラシも自分で口に持っていけるようになりました
　・７ヶ月になった頃から便秘気味です（４～５日）
　・ほ乳びんで水分補給を練習中です（麦茶、白湯）
　・自分の足が気になる様子。両足を両手で持って丸くなってます
　・自分の「イモ虫くん」が気になる様子。お風呂の時に取っ手のように握った
　　り、グリグリしたりしてます
　・お座りはしないのに、つかまり立ちします
　・ママちゃんがいないと泣き、ママちゃんと目が合うと笑います
　・夜中にお腹が空いて目覚めると、横で寝ている私の腕や背中を小さい手でペ
　　チペチ。それでも起きないでいると勝手に私のTシャツをめくってオッパイを
　　ゴソゴソ。最後には「おかしゃん。」と空耳とは思えない発音で呼ばれます
　・寝返りクルクルクルリンコ
　・どうも人見知りをするようです
　・夜眠るのが遅くなりました（10:30～11:00時頃就寝）
　・朝、昼、夕方していたお昼寝が朝と夕方になりました
　・横向きでないと熟睡できないようになりました
　・お風呂の中で毎晩オシッコをしていることがバレました
　・一人でもくもくと遊んでいる時間が増えました
　・初家族旅行しました（ロワール地方）
　・初フランス脱出しました（ベルギー）
　・予防接種（５種混合２回目、B型肝炎２回目）をしました


元気で育ってくれてることが、何よりの宝物。これからもどうかすくすくと健やかに。
　

祝・復活

そういえば、洗濯機様。金曜日の日に無事ご復活なさいました

扉のゴムパッキンをごっそり交換。すごい勢いで下から流れ出ていた水漏れもなくなり、以前よりも音もぐっと静か。あれは不具合の音だったのね・・。すんません。

は～それにしても、ウチに洗濯機があるって素晴らしい入れてポンと押せばきれいにしてくれるって素晴らしい感謝、感謝、感謝。なでなで

ル・ジャポン

珍しくスポーツ観戦に燃えた我が家。夕食を終え、普段なら洗い物をしてモニョさんのお風呂タイムなのですが、なかなか洗い物すら行けません。

　　　ぬぬぬ～、なぜにキッチンが離れとるんじゃい　


ブラジル軍団相手に、バシ！バシ！バシ！バシ！と止めています。あぁ、素晴らしい。久々に興奮。テレビの前で翼くん世代の我々が目指したワールドカップは、出場の夢はとっくに果たし、ブラジルを相手に大健闘！！

前々からかなり真剣に思っていることですが、「サッカー翼」の作者の方には絶対に国民栄誉賞を差し上げるべき！！フガフガ。あの漫画なくして、今の日本のサッカーはありえなかったことでしょう。


で。一点！
うぉぉぉぉぉ～～～～～～～～～～～！！！！！

思わずモニョさんの両手をつかんで、万歳！万歳！万歳！　モニョさんも生え始めたばかりのちっちゃい歯を見せてキャハハハあぁ、あっぱれ日本。でかした日本。

そして前半も興奮の中、終了したも同然。
「は～、じゃあ休憩の間に洗い物しちゃおうかねぇ～」な～んて、のん気にキッチンに行った途端、リビングから「うわ！入った。」の声・・・。選手たちも私同様、気が抜けたのか？その後のブラジル様達のエンジンのかかりっぷりはご存知の通り。

何だか夢のような幻のような一点でしたが、普段サッカーを見ない私をも間違いなく感動させる一点でした。日本のゴールが決まった瞬間のフランス人解説者の叫んだ

　　　　　　　　　「ル・ジャポン！」

が今も心で響いています。


さてさて、次のワールドカップはどこでどんな風に観ることになるんでしょう。楽しみ楽しみ

意外な発見

パパちゃんのボスからディナーにご招待いただきました日本から持ってきたフランス生活についての本を見てみると、こちらではお家に招かれるのが正式のようです。
えっと、えっと、手土産は？と調べてみると、お花かチョコレート。となっていたので、早速お花を買いに。

閑静な住宅街にあるお宅は、柔らかい黄色が基調のリビングでとても暖かで明るい感じ。家具は同じアメ色で統一されていました。考えてみたらこちらに来て以来、フランス人の方のお宅にちゃんとお邪魔するのも、一緒に食事をするのも、私にとってはこんなに長い時間フランス人の方と一緒に過ごすのさえ初めて。滞在２ヶ月半にしてやっと、フランスの生活を垣間見ることができたような気がします

また、ボスと奥様の会話を聞くにつれ、フランス語の優しくて心地よい響きにとても心が和みました。街で聞くフランス語やテレビから聞こえてくるそれとは、何だか別の言葉のよう。あぁ、フランス語っていいなと初めて心から思いました。

まずはソファに座っての食前酒スナック、チーズ、フルーツトマトがいわばおつまみ。その後、テーブルについて前菜、シーフード、ハムやテリーヌ、パテなどの冷たい肉もの、メインの子牛肉料理、チーズ、デザート。どれもこれも美味しかったその上、ワインも奥様のお見立てだとか。「ワインは家内の方が選ぶの上手なんだよ。ハハハ。」とボス。尊敬するとともに、フランス人の奥様は大変だなぁ・・・としみじみ。日本だったら、お刺し身買って出して、ビールをすすめて、後はすき焼きとか出しておけばなんとかなるもんね。あ・・ダメ？やっぱり？

ソースやお野菜がとっても美味しかったので、しつこくレシピや調理法を聞き出す　せっかくだからフランス家庭料理、一つくらいは覚えて帰りたいもんね。細かく親切に教えて下さいました（そしてすぐに試しました）

モニョさんは、といういと終始緊張。最近特に色々なことが分かるようになってきたようで、ハッキリ変化に気がついてます。一番驚いたのは、奥様がモニョさんを抱っこして下さった時のこと。バスに乗っていても、カフェで座っているときでも、周りの目のあった人にはっと笑顔を忘れないモニョさんなのに、抱っこしてもらった途端、いきなり不安そうに泣き始めました。
　　　ん？もしかして、人見知りとかしている？？？

普段は私とパパちゃんとしか一緒に過ごさないモニョさん、全く気がつきませんでした。そうか、外に行くときは私にぺったりだし、こっちにきて以来、誰かに抱っこされたのって久しぶり。気づかないまま過ぎてしまうところでした

毎日少しずつ確実に成長しているモニョさん。本当はもっともっと色んな変化をしているんだろうね。

お詫び

洗濯機壊れました。

誰に対しても、何に対しても、悪いことを言うものではありません「頑固者」なんて言って誠に申し訳ありませんでした。深く深く反省しております。

現在、モニョさんのベビーバスをお借りしての手洗い洗濯ばーさんの日々。辛い。昔のお母さんは大変だったんだろうなぁ。と思いながらジャブジャブ。

洗濯機殿、お早い復活を心よりお待ちしております

３８

　　　　　
　　　　　　　　　　　　　Bon anniversaire！



　　　　　　　　　　　　　　　　　　Special thanks to・・・

覚え書き

今日は色々ありました。

先週末から離乳食を思い切って２回食にしたせいか（と、いっても時期的にはかなり遅い）なんだか毎日がパタパタと過ぎていきます。色々書きたいことは山ほどあるのに、なかなか書けず。今日は特に覚えておきたいことがたくさんあったので、自分用の覚え書きとして。

　・予防接種二回目（５種混合（２回目）、B型肝炎（２回目））
　・体重８７８０ｇ、身長７２センチ
　・夕方かよぴんから再びお電話　サンキュウ
　・５日ぶりにウンチが出た！７ヶ月になった頃から便秘ぎみ
　・「ウンチ出た？」と聞いたら「でた。」と真似する。かわいい。
　・歯ブラシを初めて自分で口にもっていった　
　・初めてベットにつかまらせて立たせてみたら普通に立った
　・パパちゃんのボスにディナーご招待を受けた　緊張


週末も暑くなる予感。日差しに負けずがんばるぞ。

さとう的サプライズ

一緒に働いていた当時から驚かせ好き＆喜ばせ好きのさとうさん。

こっそり荷物の準備をしてくれて、届いた時の私のビックリを想像しながら一人ほくそ笑んでくれていたそうです。うっしっし。と。しかし、同時にかなり激しく重度の心配性でもあるさとうさん。日が経つにつれ梱包の具合が心配になったようで、メールで事前インフォをくれました。「サルで送ったでよ。」と。そして中身の踊り具合、とりわけ「そうめん」のダメージ具合を心配していました。

ビブー。
郵便屋のお兄さんが手に持っていたのは、まさに「さとう的サプライズ」。

　　　え”ぇ”っっ？！？！？！これで日本から来たの？！？！


受け取りのサインを電子ペンでしなければいけないのですが、荷姿の衝撃が大きすぎてココロは完全にお兄さんの手にある包みの方へ。あんまり私が挙動不審で自分の名前すらもう誰なのか何なのかか分からなくなっているのを見て、再度名前を確認されたほど。

どうぞ、その驚きの国際郵便物をごゆっくりご覧下さい。

　　　


唐草包みで来る。というのも事前インフォありました。しかし、まさかそれが一番外の外装だとは・・　気ぃ遣いのさとうさん。「唐草の和紙は再利用できるように上からフィルムかけといたから」というのも事前インフォありました。しかし、しつこいようですがまさかそれが海を越えて来る時の一番外の外装だとは・・そしてフィルムセロテープで接着仕上げされてました。

私のこれまでの、頑丈にせねば。とにかくなんとしてでも頑丈にせねば。という概念は見事に覆されました。なぜならこの唐草包み、ほぼ無傷　しかも外装に夢中だったさとうさん。緩衝材いれるのを忘れていたらしく、箱を開けてみたら上部５センチほどに空間あり。よくぞご無事で、おサル様

中身が見たい。今すぐ見たい。そんな気持ちもぐっと我慢して梱包を開けず、お仕事から帰ってきたパパちゃんにも見せびらかしました。中身もこんなにた～んと。


色々送ってあげたいというさとうさんの気持ちがひしひしと伝わってくる「ちっちゃいシリーズ」。同郷の仲間ならではの「名古屋シリーズ」。フランスの暑さを心配したうちわや（さっそくその晩から大活躍）、和の素敵な手ぬぐいやお茶たち、お祝い事用に餅米とお赤飯の素（重いのにありがとう）、離乳食にも使える食材もたくさん、ご心配のお素麺も全く無傷でしたぞ

どれも全部もちろん嬉しかったけど、中でも特に嬉しかったのがこの方々。

イチビキの”つけてみそかけてみそ”（本当は別のメーカーの商品名だけど）はやっぱり名古屋人の冷蔵庫には必需品。来るときに他の食材は全く持ってこなかったのにこれだけは。と思い持参。おフランスのカエル家の冷蔵庫にもホラ・・・。でも、もう無くなりかけていたので最近はチビチビ使っておりました。さすが、さとうさん。分かってらっしゃるう、う、う、嬉すぃ～～～～～。

そして何よりも有り難いのは、遠く慣れないフランスで生活する私を思い、自分自身も子育てに毎日忙しい中、これだけの品数を考え選び買い物してくれて、梱包（しかも唐草）し、郵便局へ足を運び、面倒な送り状をしかもフランス語で書いてくれる、そんな何ものにも代え難い友の存在。小さい頃から、経験と知識と友達はお金では買えない。と母に教えられてきたが、今まさにそれをひしひしと実感しています。同期の桜、永遠なれ。

ところで、今回の「さとう的サプライズ」外装にも驚いたけど、ある意味もっと驚いたことがありました。「中には甘い言葉も大した物も入っとらんよ。」と事前インフォで言っていたさとうさん。甘い言葉も辛い言葉もなく中に入っていたのは、我々が同じ貨物の仕事をしていた頃に作っていたのと同じ様な貨物の中身の明細書のみ。さとうさんらしくてフフフと嬉しくなりました