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「コンピューターと私」
というお題で作文を書けと言われたら、結構腕がなる。
といっても、決してコンピューターに詳しいわけでもなく。むしろ、独身時代は兄任せ、今現在は旦那さん任せ、おんぶに抱っこの機械音痴です。車のことは何一つ分からなくても、毎日オートマ車を乗り回し、270キロ離れた実家にも、残業後の金曜日の夜に車でサクッと帰ることうを取り立ててなんとも思いもしなかったのと多分同じ。
コンピューターにまつわる話というのは、そんな車窓から見た思い出の風景のようなたわいもない話。でも、きっと書き始めたら止まらない。
ま、作文はいつか書くとして・・・・
改めて考えてみると、私の人生にコンピューターが初めて登場したのは結構前。小学校低学年の頃。当時「マイコン」と呼ばれていたでっかい謎の箱を、家族総出でよそ行きの格好をして大須という名古屋の電気街へ買いに行った。テレビのようでテレビでない。「何ができるの?」と聞くと「何でもできるよ。」と答える兄。
・・・何でも? ・・・何でもって・・何でも??
その日からの兄はすごかった。コンピューターを買ってもらえるまでの数年間でしこたま書きためた「プログラム」という謎の文字がびっちりかかれたノート数冊を片手にパチパチポチポチ。ゲームだったり、きれいなイラストだったり、兄が嬉しそうに見せてくれたのがとても印象的。
釣り、将棋、野球、兄がやることは何でも真似したかった私だけれど、これだけは何十年経った今も手をだせない領域。数字の羅列だと言われても、やっぱりさっぱりわかりませぬ。そして何度も何度もいまだに感心するのは、自分でも何の箱だか分からない謎の箱しかもかなりの高額商品(今よりずっと高額だったハズ)を、子供に買ってあたえた父。先見の目があるというか、なんというか。実際、それがあって今の兄がある。とやっぱり思う。親とはいざという時、こうあらねばね。と尊敬してならない。自分に真似できるかどうか分からない。
ちなみに。ウン十年前にこの謎の高額箱を子供に買い与えた父、つい最近「中古のコンピューターとかどうかな・・・?」と、それとなくコンピューター始めてみたい的なことをものすごーく控えめに間接的に娘の私にポソっと言い始めた。 兄に聞いて下さい。
写真は我が家にある4つの林檎。
黒い林檎はつい最近アダプターが壊れてダウンです。
車の次に自分の稼ぎで買った高額商品だったのに。
そして4つの中で一番高額。
しかし4つの中で一番スロー。
ちっ。
パパちゃんのおさがりの白林檎を今使ってます。快調です。