ママちゃんへの道

モニョモニョくんとの未知なる世界

恐竜本

2010-08-11 23:34:56 | 

          


現在、黒川みつひろさんにお世話になっています。

働く車、電車、昆虫、飛行機などなど、それぞれの分野でそれぞれのドンだと思われる巨匠に、これまでもお世話になってきましたが、恐竜は黒川みつひろさんのようです。

これは今、図書館で借りている本達なのですが、(需要が刻々と変化して行くのと、資料性の高い絵本は特にお値段がはるので、最近はどうしても図書館では借りられない本や図鑑などだけを選んで購入しています。)明らかに借り過ぎでしょっ。と思うくらい借りまくってます。恐竜の本は思ったよりも数が少ないので、ほぼ根こそぎ借り上げ状態で、モニョさんが借りたい本を鞄に詰めまくった後は、棚がスッカスカになるくらい。それどころか、近隣の町の図書館からもリクエストを出して借りてもらっているので、この辺りから恐竜本を集めまくっているというわけです。

一人10冊しか借りられないのに、自分の分の10冊を超えると「じゃ、お母さんの分で借りてね♪」とか言い始めて、おかげで私は自分の本は2冊くらいしか借りられなかったり、家では割あい長めのこの恐竜本たちを次から次へと読まされて、言われるがまま読んでいると、まんまと借りてきているシリーズ全て読破させられたりして、しかも、「グオー」だの、「ガオー」だの、「グガァー」だの、お話の中で吠えさせられるので、最後の方は声も枯れてくるほど。

でも、久々にこんなに夢中になれる物語に出会えて良かったね♪というのが、母の本音。

恐竜の知識だけでなく、お話としても主人公のドキドキワクワクや、勇敢さや優しさ、父の偉大さ、そしてリーダーシップやチームワークなども伝わってきて、子供達の心をつかむ理由がわかります。きっと、この近隣の恐竜キッズたちの中に、このシリーズが返却されるのを心待ちにしている子はたくさんいるはず・・。モニョさん、延長はもうしませんよ。


まだまだシリーズはたくさんあるみたいなので、まだまだ恐竜本ブームは続きそうです。(→


グガァ~~~~~~。


かこさんの本

2010-02-10 01:13:30 | 
          

一体この人は何者?と思うくらい広域の才能に驚く加古里子さんですが、いつもいつも様々な本でお世話になっております。


この本は今図書館で借りてきているもの。ドクター好きなモニョさんにどうかしら?と思って中もろくに見ずに借りてきたのですが、相変わらずとっても良いです。モニョさんも、今借りてきているものの中で一番気に入っているようで、毎晩のように寝る前にこれを選んできては私の膝に座ります。


救急病院という普通の病院とは違う病院の緊迫感や、扱う患者さんの緊急性・重大性、しかし中には、酔っぱらいのおじさんが電柱を自分で蹴飛ばして足の骨を折って運ばれてくるなど、ちょっとスパイスを効かせつつも、本当に様々な患者さんが運ばれてくる様子が短いお話の中でとても良くわかる様になっていて、読んでいても楽しいです。また、最後にいつの間にか夜が明けていくあたりや先生や看護師さんたちもついうとうとしてしまう場面では一言もそういう説明は文として出てこないのにも関わらず、病院が24時間態勢であること、お医者さんや看護婦さんが夜だからといって眠ってしまうと大変なことになることが自然と分かり、同時に「お話」という面でも、しっかりとした起承転結、山あり谷ありで良くまとまっているものだと本当に感心します。


かこさんの本の楽しみは「あとがき」にもあるのですが、この本のあとがきにはこんなことがかいてありました。

 「いま、日本の医学は、非常に高い水準にあるといわれています。ところがいったん病気になると、治療も施設も看護も、入院も費用も対応も相談も、なかなか満足のいく状態になっていないことがわかります。  保険制度や大学病院は立派でも、最後は個人の力によらなければならないというのは、非常に残念なことです。 「病人になったら、まず医療状態をなおさないと直らない」のでは、困ったものです。  こうした問題を考えてもらうため、最も医療の原点である救急医療の活動を描きました。 かこさとし 」


1986年に初版されているこの本、出来たら買いたいと思って調べてみましたがおそらく絶版?

24年の時が流れ、本自体は手に入らなくなってしまっても、今も変わらない問題がそこにあることを加古さんはどう感じていらっしゃるのでしょうか。

どんな方なのか、一度お目にかかりたい方の一人です。




お年玉本

2010-01-05 23:30:30 | 
あ、そうそう。今年の私たちからのお年玉はこれ。(*


     


すんません・・・また押す本です。
別に4歳児に対して、「今の時代、英語ができなきゃ!」と思っているわけでも「お勉強してっお勉強!」と思っているわけでも全くないのですが、とにかく今、英語という「言葉遊び」にはまっているので、新しい、更にピースの多いパズルを与えるような感覚です。

これが楽しい。なぜなら、さすが4歳児、オモロいほどに覚える。そして然るべき時に然るべき単語や言い回しを使うので、不思議でもありなんだか見ていて笑えます。そして当然、テレビなどで時折出てくる英単語や言い回しが自分でも分かると嬉しいらしく、また親バカならぬバカ親もそんな場面を見れば、やっぱり驚いたり褒めたりするので、子供としてはとっても嬉しいしエキサイティングで自然ともっともっと知りたい!覚えたい!となるんでしょう。

今まで持っていた押すと音の出る本や、かよぴんにもらった「ネット」に出てくる言葉は覚えてしまっているようなので、他にもっと単語の入った本を与えたら覚えるんじゃないか?とぼんやり思っていた時にこれに出会いました。


むっ高い・・・。


しかもビニール袋にすっぽり入っていて中身も見えない。正体の分からん輩に差し出せるような金額ではなかったので、これまでに2度見送ったのですが、ついに買ってしまいました。「お年玉」という訳の分からん名目で。

結果、面白かったです。値段に相当するかどうかは置いておくとして、今までの指で押すというシステムから、おしゃべりするペンで本の文字や絵にタッチすると英語の発音や動物の鳴き声や乗り物の音がしてくる。というシステムに変わった新鮮さが「知ってる~これ押す本でしょー。」とちょっと慣れ飽きてきていた子供の心をまずはキャッチ&ホールド。思いも寄らない部分を不意にタッチしても、音が出てきたりして楽しいです。仕組みは全く謎。ページを透かして見てもチップのようなものが入っているようにも見えないし、手触りも違和感もない、磁気?とか素人予測をしてみても、特に注意書きに磁気ですから磁気のあるものに近づけないでください的なことが書いてあるわけでもなく、さらに驚いたのはオマケとしてついている「音の出るシール」。普通にかわいらしいシールなのにペンで触れると音が出ます。何コレ?

中身はズバリ上げ底。外側の本型収納ケースはやたら大きいのに、開けてみると薄っぺらい本が3冊としゃべるペンが入っていて、厚みのあるペンと高さを合わせる為に本の下にはダンポールの切ったのがなんと4枚も入っていました。中身を見る前だったので「あれ?やられた・・・?」と、段ポール上げ底の、潔いほどの段ボールっぷりにしばし呆然としました。が、中身は結構充実していて、単語や言い回しの数も多く、そして本の形式もクイズ形式だったり、迷路形式だったり、子供が一人でもやりたいと思うような、一人でも簡単に楽しくできるような、そんな風に作られています。大型ケースや段ボール4枚は、値段が値段だけに、この薄っぺらいのをそのままこの値段で売っても、見かけからするとなかなか売れないからなんだろうと思います。

たまに出してきてはある程度の時間黙々と遊んでいるので、モニョさん的にも「アタリ」?どうか定価分くらいは遊んで下さいな。


この他に最近買った二番出汁たち↓
       一作目(

            一作目(


「地下」は、土の中に住む生き物特集ってことでまぁアリだけれど、「クリスマス」は全く意外性なしで期待はずれ。むしろ一作目の方が色々な面において素晴らしい。あれで完成型なんでしょう。残念賞。



音本におまかせ

2009-08-25 23:52:59 | 
気がつけば、平仮名はほぼ問題なく読めるようになっています。(”ほぼ問題なく”というのは、『さ』。これを必ず『ち』と読むのです。棒がちゃんと離れていたら「さ」と読めるのですが。最近スーパーに行くとよく魚売り場にのぼりが立っているのを見て、ニヒヒと笑いながら「お母さん、『ちんま』!『ちんま』!『ちんま』やで~♪」と嬉しそうに言います。他の文字は書道風って感じの読みにくそうな字でも間違わずに読むんですけどね・・・ん?もしかして、わざと?)

本は自分で読む気はあまりないのですが、時々サラっと不意にワンセンテンス読めたりすると、自分でもヒョ!っと驚いていたりしてオモロいです。


  はい、100%コレ↓のおかげです。




文字は本当に教えたことがありません。「これ何て書いてあるの?」「何て読むの?」と聞かれた時には答えたりしますが、不思議なことに、モニョさんはあんまりこういう質問をしませんでした。文字に興味がないのかな?と思うほど。ジっと自分で力を蓄えて、発揮するタイプのようです。元々『お勉強』は小さいうちはしなくていい、イヤむしろするな。禁止。と思っていたということもあったのですが、この本で文字を勝手に覚え始めてからは、「一体どのくらい一人でやれるものなんだろう?」という変な興味もあって、全く教えなかったのです。覚えるもんですねぇ。



 味をしめて、第二弾はコレ↓を買ってみました。



ちょうどこれを買った頃(たしか今年の4月)、お友達のかよぴんからコレ(→)をもらって、笑えるほどパーっと覚えてしかも本人んも楽しんでいたので、お。オモロいかも?実験。実験。とまさに興味本位で買い与えてみました。ま、結局「ひらがな」ほどはガッツリいかず、たまに開いてちょっと押していた程度、むしろかよぴんにもらったモニョさんのいうところの「ネット」の方が気に入って登場していました。

時も流れること4ヶ月。

この間の週末、久々にこれを出してきて遊んでいるモニョさんに気がつく。本が発音した音を聞いて、その意味の示す絵のボタンを押す、というゲームをやっているところでした。例えば「Bear」と聞いたら熊の絵のついたボタンを押す。「Milk」と聞いたら牛乳の絵のついたボタンを押す。という具合。正解が続く限り問題が続けて出されるという仕組みなのですが、やってもやっても終わる気配なし。つまり間違えないのです。相当長い間続いていたことにパパさんとほぼ同時期に気づいた私、二人で目を合わせて声を出さないように表情だけで「ヤルねぇ!」とお互いに驚きを確認。声を出したら気をそいでしまいそうだったので。結局今までに聞いた事のないフィナーレのお褒めの言葉までたどり着いて終了になりました。これにはビックリ。一体いつの間に??


そういえば、この間ば-ちゃんと行った北海道旅行で私とばーちゃんがモニョさんほったらかしで猛烈におしゃべりをしていると、あまりの喋りっぷり&ほったらかしっぷりに耐えられなくなったのか・・・・


 
       「BE QUIE~~~~~~~~~~~~~~~~T!!!!」





と窓の外に向かって叫び始めたモニョさん・・・・そして発音良すぎ。

キミ・・・一体ダレ??


時々親でも怖くなります。



ヤツらの仕業か?





ふくろうくん

2009-06-20 23:59:04 | 
          

お天気も良くなかった土曜日。アーノルド・ローベルさん狙いで久しぶりに図書館へ行きました。探していた「しりたがりやのこぶたくん」はあいにく2冊とも貸し出し中だったので、ネットで見て気になっていたこの本を借りてきました。


感想一言。

          「キミ、おもしろすぎっっっ!!!!」



いや~、久々にこんなに笑った。ってくらい、読んでいてもあんまりおかしくて、息が出来なくなるほど。途中、それでも無理矢理読もうとして「ヒーーーーーーーーっっっ!!!」って声が裏返ってしまった。

これも短いお話をいくつか集めたものですが、どのお話が面白いとかではなく、最初から最後までとにかくおかしい。いつもなら寝る前には2つのお話を読むのがおきまりですが、ついつい全部読んでしまったり、「ご本読んで~。」と頼まれてもいないのに、「モニョさん、ふくろうくん読んであげようか?♪」とせっせと朗読の押し売り。すっかりはまっています。

モニョさんのお気に入りは「ふゆくん」を温かいお部屋の中に招き入れてあげる『おきゃくさま』、ベッドに入って眠ろうとすると必ず自分の足下に現れるふたつの「こんもりくん」におびえる『こんもり おやま』、思いつく限りの悲しいことを次々と考えてポットの中に自分の涙を溜めてお茶をわかす『なみだのおちゃ』、同時に1階と2階にいる方法を探る『うえとした』。


こんなに面白い本に出会えたことも嬉しいことですが、この面白さが分かるモニョさんを知る事ができたことが親としてはこの上なく嬉しいものです。


本とモニョさん

2009-06-15 22:59:51 | 
しばらくヒットのなかった本。ネットであれこれと見たりしていないのもあるのですが、本屋さんに行ってみてもこれといって興味をそそられる本に出会えず。珍しく図書館に行っても、なかなかじっくりというわけにもいかず、新しいものもないので、モニョさんも最近はあまり本を読みたがることも前ほどありませんでした。


寝る前には、ご近所の方やお友達にお借りしたDVDばかり見たがる毎日。

・・・DVDとかの方が良くなったのかな?


と漠然とそしてほんの少し残念に思っていました。



そんな時期がしばらく続いて、ついこの間ご近所の方に何冊かまとめてお下がりで頂いた本。


          


久々のヒ~~~~ットっっ!!!カキ~~~~~~ン!!寝る前に、DVDのDの文字も言わなくなりました。

絵はついているけれど、いわゆる「絵本」よりは少し「本」に近い本。挿絵が多めの本といった感じ。「ふたりはともだち」でおなじみのアーノルド・ローベルさん、以前にお友達のゆきさんに「モニョくん、これくらい絵がなくてもいけるかな?」と別のシリーズを貸してもらった事があるのですが(しかも、それはゆきさん自身が小さい頃に読んだ年代もの!さすがゆきママ♪物持ちが良いのですね~♪と別の意味で大変感激しました)、その時は読みたいとは言って読んでいたものの、今ほどピン!と来た感じはなかったのに、今回は本当に頭の上に電球がピカ!っと光った感じ。まさに夢中です。

魅力的な擬音語、ストレートではない文章の言い回し、ユニークなセリフ、あっさりとしたお話の流れ。どれもが新鮮らしく、面白いほどに食いつき、あっというまにお話も覚えてしまいます。外国人作家の場合、翻訳の仕方で随分イメージも変わってくるだろうし、大前提の背景となる文化の違いもあるので、今までは(私が)あまり好んで選ばなかったのですが、大人があれこれと変に考えるよりも、子供は素直に理屈なしに受け入れるものですね。どこまで理解しているのかは分かりませんが、とてもとても穏やかに気に入っているようです。


同時に頂いた他のシリーズ↓

       

こちらも同じく大好きです。寝る前にはこの二つの本を抱えて「お母さん♪ご本、選んだよ!」と嬉しそうに待っています。以前と変わらぬ光景。久々に満足そうな我が子の姿をみて嬉しくなってしまいます。短いお話がいくつも載っているので、どちらからも2つずつ、計4つのお話を読んで寝るのが日課。少し前に読んでいたような絵本は、ページ数も多くなって、2冊読むとある程度の時間がかかってしまってなかなか寝られないでいたので、私にしてみればかえってラッキー。ちなみに中でもお気に入りのお話は『こぶたくん』の中では「いもうと」と「これはだれだろ」『とうさんおはなしして』の中では「のっぽくんちびくん」「ねずみとかぜ」。


今回のことで改めて、モニョさん本当に本が好きなんだなぁ。と感じました。これはとても有り難く嬉しいこと。


あんまり気に入っているので、もう一冊でているこぶたくんのシリーズを買いにわりと珍しい本が置いてある本屋をのぞきにいったのですが、残念ながらありませんでした。


代わりに買った本たち↓ これはこれで喜んでくれています。

   

鈴木まもるさん、いつも大変お世話になっております。色んな動物がどうやって赤ちゃんを産むのかがとても分かりやすく描かれていて、マルです。私もこの本で初めて知った事がたくさんありました。

  

中身はこんな感じ。絵も優しくて大変良いです。ちなみにモニョさんには、「お母さんはモニョくんの入っていた膜食べた?」と、夜、布団に入った後の暗闇で聞かれました。・・・いえ、残念ながら・・・。


   

こちらもよくお世話になっているタダサトシさん。「カブトくん」シリーズの総集編のようで、入りやすくて良かったです。でも、逆に言えば、あのシリーズを先に読んでいないと、なかなか取っ付きにくいかもしれません。



何となく、本ステージ第二幕に突入といった感じがして、これからがまた新たな楽しみなのでした。



2008-09-17 15:26:24 | 
       
        
    
    お友達のゆきさんに借りたこの本。ただいま大ヒット中。



シリーズで出ているコレ↓今狙ってます。





夏の本

2008-08-18 22:42:06 | 
       

どこの本屋さんへ行っても、ネットを見ても、コレ一押しです。
大して中身も知らないまま、「クワガタを採りに行く話」という大まかな内容と「ページをめくるたびに夏が溢れ出す。」「描かれた絵が物語る「夏の空気」に圧倒される。」というレビューから伝わってくる絵のきれいさだけを頼りに、夜な夜なポチッとな。なぜなら、毎日のように夕方二人でいそいそとカブトムシ&クワガタ探しに出かける我が家の男子チームにぴったりだと思ったからです。

しかし、夜ポチをしたのが実家へ帰る直前だったので、実物を見ないまま名古屋の本屋さんで「イチ押しっっ!!」のプラカードと共に目立つところに立ててあるこの本発見。手に取って中を見てみる。鮮やかな色使い。そして確かにクワガタを採りに行く話。しかし、これといって心に来る所なし。・・・本屋たちよ、なぜこの本をそこまで押す?

そう思いつつ実家暮らしを終えて自宅へ戻り留守の間に届いていた実物とご対面。その良さを知ったのはモニョさんに声を出して読んであげた瞬間でした。

音にしてこそこのリズミカルなテンポが不思議なほど生きる話。良いです!非常に良いです!!モニョさんも一回目からもう心をワシ掴み!!その後は「コレ読んで!コレ読んで!」の連続でした。音の良さが溢れ出すと、それに伴う映像の良さも動き出す。絵もイイ!まるで吸い込まれるようなコントラスト。本棚に立てたって、背表紙だけでほら・・カッコイー!!

本屋たち、この本押すべし。どんどん押すべし。




ついでに名古屋で買った本たち。


        

縦です。何がって、開きが。えーっと、だから、この絵でいくと上から下へ。ただでさえかなりの大型本、開くと長ーい見開きページになるわけです。ただただ、それが面白くてお買い上げ。ストーリーはあってないようなもの。でも、なにげに1から100まで数を数えたり、つぎのページは誰が住んでいるか?と記憶クイズになったり、チビッコの心くすぐる細かいあれこれが良かったようで、ヒットです。

 「どんぐりのジュースのんでかない?」「うわぁ、まずい!」

がモニョ様のお気に入り。絵はほのぼの。あとがきを見てみたら「いない○ないばぁ!」のオープニングアニメーション担当の方だそう。そういえば、かたつむりに面影あり。

ちなみにモニョ様、この絵本の第一印象は、

「大~きなご本だね。」「お母さん、今度はもっと小さいの買ってね♪」

でした。スンマセン。



       

なぜか高層マンション系が隣通し並んでいたので、何となく勢いで買ってしまった一冊。取り立ててどう。っていう訳でもないのですが、悪い要素も特になし。・・・と、思っていたら、どうもこれには第一弾となる前作がある模様。

   


買ってみるべし?





ことばあそび

2008-07-23 00:44:17 | 
文字に興味ありと分かれば、早速言葉遊びの本を3冊。



ネットのレビューで、「おおきくなるしりとり」「ちいさくなるしりとり」など、発想は良いが絵がらくがき調なのが残念。というようなものがあり、どんな絵なのか知りたかったけれど、中身の見られるページが発見できず、結局そのまま勢いで「エイ!」と買ってしまった。届いてみて中を見てみると、その言葉通りの「らくがき調」で母ちょっとガッカリ。しかし!それをモニョさんに見せてみると嬉しそうに指さして「あ!ポルタのだ!」と何度も言っています。?と一瞬思ったけれど、そういえばどっかで見た絵。この番組のことでした。調べてみるとズバリ正解。子供って色々見ているし、小さなヒントで色々キャッチするものだなぁ。NHKに採用されているってことは、ただの「らくがき調」なのではなく、やっぱり子供の好きな絵なんでしょう。絵担当の方の経歴を見てみたら、結構すごい賞とか受賞なさってました。ちなみに現物はイメージよりも小さいサイズの本。




作者の方、ごくろうさまです。と一言声をかけたくなるような考えに考え抜かれた言葉遊びのオンパレード。リズムもよく読んでいていい感じ。モニョさん、すでにいくつか覚えています。絵も色使いもかわいらしい。私はエビが好き。こちらも少し小さめ。




上の本と対で検索に引っかかってきたので、ついでに一冊。これもバーっと来て、パーッといなくなって、またドバーっと現れて、そして一気にシーンといなくなるっていうメリハリがなかなか面白い。オバケは・・・私的にはどうなんでしょ?と思ったけれど、チビッコ的には「つかみはオッケー」な感じなのかも。この本のサイズ、厚さ、どっしり感、ずばり私好み。


絵本はこれでいて意外とお金がかかりますが、与えれば与えるほどどんどん吸収してくれて、本当に買ってあげ甲斐があります。ただし、絵本選びにウ~ン・・と頭を悩ませてますが。図書館が遠くなったので、前ほどたくさんの本に触れさせてあげられないのが残念。

昨日この本たちが届いて、特にやり方の説明などしたわけではないのですが、今日から突然「しりとり」で私と遊べるまでになりました。ことばあそびはおもしろい。そのうち「もー勘弁してっ!」ってくらい「しりとり」させられる日がやってくることでしょう。なぜなら私もやったから。


さあ。いつでもかかって来たまえ。




あいうえお

2008-07-08 00:25:06 | 
         


特に文字を教える気はありませんでした。

いえ、もともとはあったんです。もっと小さい頃。もしかして覚えたりしないかな~。とか、たまにいるよね~、文字の形が好きだったりする子。とか。だから、モニョさんの名前を紙に書いて壁にはったりしていました。一歳過ぎ頃。ま。特に興味ナシ。って感じでしたが。


文字だけに限らず、以前はなんでも早くできる事が素晴らしい。と思っていたところが無意識にあって、例えばトイレでも、文字でも、早くできないかなぁとぼんやり思ったり、遊びにしても、言葉にしても、早くできるとなんだか嬉しかったものです。

しかし、毎日の子育てをしている中で、ある時フト気がついたのです。なんでも時期を待ってあげるのって大切だなぁ。と。

「溢れ出る瞬間」というものがどんな時にもあるような気がするのです。少しずつ少しずつ水を溜めるように溜めていって、ある時突然、あぁ!溢れた!という瞬間が。その瞬間がくるまでは、きっと親や周りがあれこれヤキモキしても思ったようには進まないような気がするし、逆に言えば、周りが特に何か働きかけをしなくても、その瞬間がくれば自然に且つ突然にやるようになるのです。

それに気がついてからは、それまでとは逆に、「それならばゆ~っくりゆ~~~っくり、どうせならできるだけ良い水を溜めて欲しい。」と思うようになったような気がします。(それもある意味すごく欲張り?)特に文字などの、いつかどうせ出来るようになること、学校に行くようになれば先生に教えてもらうことのできること、は親が今焦って教えることもないかも。と考え始めました。その代わりその時間を全部つかって、今、母親である私にしか教えられないことを教えたり、これでもかってくらい一緒にいてそれだけでお腹が一杯になるほどの時間を過ごしたり、きっとずっと後年にも大事になってくる母と子の絆というかパイプというか、そういうものを今、太く頑丈にするべき時なんじゃないか。と思って毎日を過ごしています。

自分で。自分で。も我が家では実はあまり言っていません。外に出ると、例えば靴やお片づけなど、「自分でできるかな~?」とか先生などに言われたりするので、私も遠くから「自分でしてよ~。」と軽く言ったりもするんですが(周りの目を気にして?これこそ、ホントは良くない事よね・・・。と思ったりもしつつ。)、いつかたとえダメと言っても「自分でやるからっっ!!!」と手を振りほどかれる日が絶対にくるので、男の子だし、思う存分今のうちに甘えておきんしゃい。って思ってます。その証拠に買い物から帰ってきて家の玄関では「お母さんが~お母さんが~~~(靴脱がせて)。」と決してきれいとはいえない玄関マットに顔をしこたまこすりつけて、お尻をプリプリ足をクネクネさせて、いつまでたっても自分で脱いであがってこないのですが、お友達のお家に遊びに行かせてもらったりすると、玄関で私が挨拶をしたりしているあいだにさっさと靴を脱いでスタコラさっさと上がり込んでしまいます。トイレだって、実は行けるのです。

そんなわけで文字は教えていません。でも、本屋さんでこの手の本を随分長い間押したり押したり押したり押したりしていたので、たまたまもらった図書カードもあったことだし、いつか使うかも。という感じで買って本棚にたてていました。やり方が分からず、当然文字も分からず、故につまらないので、ずっとほったらかしでした。

しかし先日、突然思い出したように出してきて長い間あれこれしつつ、結局1日半くらいでだいたい覚えてしまいました。しかもかなり自力で。私もそんなに相手をしていられないし、別に覚えんでも。とシレっと思っていたので、たいして熱心にもせず。「これ何?」と聞かれた時に教えた程度。覚えたと言っても形を覚えたわけではなく「アリさんのあ」「イスのい」「ウシさんのう」とかそんな感じですが。でも、「エビのえ」なのに「エンピツのえ」とか時々アレンジしたりしているということは、一応システムが分かったということなのかしらん?



ウシシ。何にしろモウケ。
音の出る本サンキュー。