ママちゃんへの道

モニョモニョくんとの未知なる世界

いよいよ

2011-09-29 14:33:44 | ベベ子

        

無事 正産期に入り、いつ産まれて来てもおかしくない時期を迎えています。

私は実家天国で極楽生活を送りつつ、暇にまかせてベビ物を縫いながら、一方ではちょっと勢いづきすぎて半分とまらなくなってしまっていて、産まれるまでにまだまだアレもコレも・・・と、すでに2回に渡って仕入れて来た布も全て使い切り、母に「もう、布屋に行ってはアカンよ。」と釘を刺されているところです。

でも、車で30分程度のところ、いざとなったらタクシーで帰って来られるのでは・・・? とか、密かに思っています。


          
初おそろい服はまさかの迷彩。バトルロワイヤルな兄妹になりませんように。モニョさんは、大事な妹に迷彩を着せるのにはかなり抵抗があるらしく、「”自衛隊”は赤ちゃんには似合わないよ。みんなに笑われるよ。」と不満げ。


        

アホみたいにすぐに出来てしまって、もうとまりません。帽子なんてほんのちょっとの端切れと、15分もあれば出来てしまいます。モニョさんのお下がりがなければ、もっと暴走してしまいそうですが、充分足りる数の赤ちゃん服はあるので、そろそろやめなければ。


モニョさんは、赤ちゃん物の製作に信じられないくらいとても協力的で、そして寛大。自分の着られなくなった服も「赤ちゃんにあげてもいいよ。」と嬉しそうに言ってくれます。そんな瞬間が母は嬉しくてなりません。




それより私、名前まだ全く考えてないんですけど。

あらま、どうしましょ。





ルールの違い

2011-09-15 09:34:24 | モニョモニョくん


            「今日はめんどくさいから行きたくない。」



今朝の理由はコレでした。

もう、これといった理由はなくて「めんどくさいから」とか言うようになったのです。つまり、もう「嫌」という感じではなくなってきたのでしょう。よしよし。

そんなこと言っていても、8時が来れば「行ってきまーす!」とばーちゃんとともにいそいそと車に乗り込んで出発していき、今日も残念ながら登園2番目だったことを「悔しいー。」と言っていたようです。


                    ****


今回こうやって別の幼稚園に通うようになって、一つの幼稚園に通うだけでは分からないことも分かってくることもあり、小さなことでもへぇー。と思うことや、いいね!と思うことも数多く、とても良い経験になるな。と思っています。

<例1>:バスに乗る時&降りる時に、ちゃんと一人一人立ち止まってお顔を見て、先生と同時に「せ~の。おはようございます!」「せ~の。さようなら!」とお辞儀をして丁寧に挨拶をする。

→ 向こうの幼稚園では、乗りながら&降りながら、なんとなーく「おはようございます」と言ったり、なんとなーく「さようなら」と言ったりしている。でも、確かに私も幼稚園当時こうやってきちんと挨拶をしていたような気がします。


<例2>:バスから降りる時に、バスの階段をジャンプして降りると注意され、ちゃんと一つ一つ降りれるまで何度でも昇り直してやり直しをさせられる。

→ 向こうの幼稚園では、モニョさんが階段の一番上からジャンプするのはもう当たり前になってしまっていて、何も言われない。モニョさんも得意げに毎日ジャンプ。


<例3>:お給食のご飯を、最後まできれいに集めて一粒残らず食べる様に徹底指導している。

→ 最初は先生からモニョさんがこれができていないということを聞いて、そんな細かいこと良いじゃ~んっ。と思っていた甘い母でしたが、最近では幼稚園でも出来る様になったようで、先生にも褒められて嬉しかったモニョさんは、家での食事の時にも得意げにきれいになったお茶碗を見せてくれるようになりました。


<例4>:トイレットペーパーを学期の初めに一人一個持って行く。

→これはナイスな案だなぁ。と思いました。子供達は鼻をかんだりするので、ティッシュ一人一箱とかでも良いかも?


<例5>:水筒のお茶を飲む時には、必ず毎回手を洗ってから飲む。

→ モニョさんはこれがかなり面倒くさいようで、幼稚園に行きたくない理由としてしばらく言い続けていました。


<例6>:お給食のセットは「コップ・ナフキン・歯ブラシ・フォ-ク&スプーン&箸の3点セット」毎日これを巾着袋に入れて持って行き、毎日持って帰ってくる。

→ 向こうの幼稚園では、3点セットになったカトラリーセットは持ってくるのを禁止されています。理由は3つもあるとカチャカチャやったり、ケースを開け閉めしたり、何かとややこしいので。とのこと。こっちの幼稚園では、持って行く理由をお給食のメニューによって使い分けます。としています。「問題が起きる前に起こらないようにする」のと「たとえ問題の起きる条件がそろっていても、起こさないように指導する。」という方針の違い?向こうの幼稚園ではコップも持ち帰るのは週に2回だけ。あのコップで牛乳も飲んでいるのに、一体どうしているんだろう・・・・?と思うことも。あと、甘い菓子パンが週に2回出るのに、歯ブラシも持って行っていないことも実は気になっていたことでした。


<例7>:携帯メールの登録をし、幼稚園から3~4日に一度くらいのペースで一斉送信でメールが送られてくる。(園での園児達の様子や、行事があればその報告&お礼、連絡事項、お願い、先生たちのつぶやき、など、全く堅苦しい感じの文章ではなく、とても好感が持てます。)

→ 向こうの幼稚園では、特にバス通園だったりすると、先生や園とのつながりがほとんど感じられませんが、これは良い方法だと感じます。人によっては別に要らんサービスだと感じる人もいるかもしれませんが。


<例8>:ハーモニカ、ピアニカ、工作の時間がある。(書き方、体操教室も)

→ 私も在園時そういえばやりました。ハーモニカも音階を普通に吹いていたし、ピアニカも持って行っていたような気がします。ハーモニカをもらったモニョさんはとっても嬉しそうで、家でピアノの練習の時に、私がピアノ、モニョさんがハーモニカで自分からセッションしたりしたがります。工作好きなモニョさんには、工作の時間が多くもうけられていることも、良い点でしょう。向こうの幼稚園では、英語やコンピューター、書き方、モンテッソーリ、宗教、体操教室、などの時間があり、カリキュラムが忙しいので、楽器といえば行事事の発表のための練習になってしまうので、モニョさんは苦手であまり楽しめていないのでは?モンテッソーリやパソコンの時間は好きみたいですが。


<例9>:お祈りの時間が短い。

→ 向こうの幼稚園でモニョさん的に最もネックなこの時間。こちらでは短いようなので、そこはラッキー♪と自分でも言っています。なんともバチ当たりですが。また向こうに戻る時に、何をするにもその前にいちいち長いお祈りをするのを今まで以上に嫌がりそうな気もします・・・。帰りのお祈りの変わりにこちらでは楽しそうな踊りを踊るみたいで、それを昨日は嬉しそうにちょっと恥ずかしそうに家でもやってくれました。



今、思いつくのはこのくらい。一つ一つはたいしたことではないのですが、園によって「あたりまえ」と思っていたことが違って、結構面白いし、これを3年間続けたら違うんだろうな。と感じています。

ちょっと得した気分です。




迎える準備

2011-09-14 09:52:11 | ベベ子

     


まだまだ暑さキビしいい中、毎日モニョさんは朝8時から夕方4時までがんばって幼稚園に行っています。

気がつけばお給食のことはパタリと言わなくなりました。それどころか週末に外食に行っても、ハンバーグの横に付いて来た生野菜(普段は当然のように手を付けない)を2口だけではありますが、自分から自然と食べたりしてモニョさんの変化に驚かされることもあります。「すごいじゃん!!幼稚園でお給食がんばっているからかな?」と言うと「幼稚園に行ってたら、トマト(最も苦手なものの1つ)も食べられるようになっちゃうかもよ。」と鼻高々なご様子。モニョさんはモニョさんで、少しずつ壁を乗り越えて行っているのかもしれません。

そしてこの時期は、モニョさんの最も苦手な行事事の練習満載のシーズン。運動会の練習は大丈夫かな・・・。と密かに気にかけているのですが、それもなんだか良い感じ?最初はリレーの練習が毎日続くのが嫌だと漏らしていたのですが、最近はそれもあまり言わなくなりました。私が通っていた頃にもやった組体操と鼓笛をやるようなのですが、組体操の練習も家でしてみたり、鼓笛は自分から大太鼓をやりたい!と志願したようで、「練習厳しいけど大丈夫?」の先生の言葉にも「がんばる!」と答えたので、当初大太鼓の定員からはあぶれたようですが、先生のご配慮でモニョさんも希望通り大太鼓をさせてもらえることになったそうです。

ここのところ帰ってくると、肘と膝の関節の裏側は白~く縁取りをされて塩をふき、制服のセーラー襟の襟ぐりも汗じみで塩だらけ、お着替えをしようとすればパンツまでベタベタで、パンツをさげたとたん腰のあたりから砂がドドー。家についてしばらくは、いつものような軽快なトークはなく、おしゃべりもゆっくり落ち着いた感じでしか出来ないくらい、本当に全てを一滴残らず出し切ってきています。

向こうでは出来ない体験や心の動きをいっぱいしているモニョさん。成長のまっただ中。



そんな中、私は家で一体どんな風にすごしているかというと、基本的には上げ膳据え膳の3食+2オヤツ&昼寝付き。たまに掃除をしたり、洗い物をしたり、ご飯の支度をほんのちょっと手伝うくらいで、お風呂もわかしてもらい、洗濯はしてもらい、モニョさんの遊び相手もしてもらえるという、この上なく極上の極楽生活です。

しかし、タイムリミットもあと1ヶ月を切り、身軽なうちにやりたいこともいっぱいあるので、ヤル気のある時には写真の整理をしたり、お友達にお手紙を書いたり、縫い物をしたりしています。


写真は、あと1ヶ月ほどでやってくる初めての娘のために準備したもの。6年経っていても、モニョさんが使ったもので充分間に合うのですが、待ちに待った女の子の為に少しでも女の子らしいものを。と縫いました。いつも行く布屋さんに行っても、今までは全く無関係だったピンクや花柄の布に心躍らせ、アレコレと選ぶ時の楽しいこと!まだ性別がはっきりしない時から「女の子だったらすごそうね。」とお友達に言われてはいたのですが、まさしくその通り。いつもなら手のでない900円台の布にもシャカシャカと手が伸びてしまうゲンキンさ。


病院の検診でやっと女の子と分かった日の帰り道、うれしい気持ちのまま買ったのがこの本。


               



まだまだ縫いたいものいっぱい。あと1ヶ月で何を作ろうか。


2011-09-12 09:19:38 | モニョモニョくん
2学期も始まり、本格的に幼稚園生活がスタートしています。

今までは、朝からダラダラとテレビを見たり、じーちゃん&ばーちゃんとの10時のお茶の時間を楽しみにしたり、猛暑の中、ばーちゃんを誘って裏庭でザリガニ探しやセミとり、かと思えば気まぐれにプールに入ってみたり、「遊んでー。遊んでー。遊んでよー。ケチっ。お母さんのケチっ。」となぜか時には罵られながら強制的に遊び相手にさせられたり、午前中ほとんど何もしていないのに豪華な実家のお昼ご飯をモリモリ、午後になれば少し仕事の手があくことの多いじーちゃんにストーカーのごとくつきまとい、じーちゃんが悲鳴をあげるまでトランプ、すごろく、車ごっこ、等々まさにエンドレスで遊んでもらいまくる。そんな毎日を送っていました。


これでは体がもたん・・・・。家族全員が間違いなくそう思っていました。


9月に入り、9時50分のバスのお迎えがなんと待ち遠しいこと♪バスも実家の目の前でとまってくれるので、送り迎えもとっても楽チンです。普段あまり文句を言わないじーちゃんも、バスを見送って私が玄関を入って行くと、「ホッ とするな。」と思わず心のうちを漏らしておりました。4時までおのおのたっぷり解放の時。ホッ。


しかし、順調に思われたモニョさんの幼稚園生活。モニョさんはモニョさんなりに、新しい環境の中でもがいていたようで、新学期3日目のの9月3日月曜日、順調に朝ご飯を食べて制服を着てお荷物を持って、さ。出発ですよ。バスが来ますよ。という頃、突然・・・・


     「幼稚園行きたくないっ。だって、お給食が嫌だもんっっっ。」


と言って、2階から降りて来ません。え?!?!?でも、だって、ほら、バス来ちゃうし。そんなんもっと早く言ってよぉ~~~~~~~~~。えぇ~?ナニナニ一体ナニよ?!?!?運良くその日はバスがいつもよりも少し遅れたので、なんとか無理矢理?バスに乗せ、行ってしまえば何とかなるだろうと送り出しました。


しかし、帰って来てみると「明日は絶対行かないから♪」と笑顔で断言。

え・・・・?なぜ?なぜ?


よく聞いてみると、今日はお給食のピーマンを無理矢理食べさせられてゲーが出た。と言うではありませんか?!えー?今時、無理矢理食べさせるの?とちょっと驚き。自宅から通っている幼稚園では、頑張っても食べられない物は残して持ち帰るシステムだし、私も自分自身が小学校の時に、学校給食でかなり辛い経験をしたので、給食を無理矢理食べなきゃいけないことはとっても辛いことだと実感しています。ウ~ム。

しかも、向こうで通っている幼稚園では、週一回お母さんの作ったお弁当、週二回がパン給食、あとの週二回がご飯だけをお家から持って行っておかずが出されるご飯給食になっているので、お給食のおかずがたとえ苦手なものでも、週のうち2回だけだし、献立を見て食べられそうにないおかずばかりの時には、ご飯を多めに入れてやったり、シャケのムニエルをそぼろにして混ぜ込んだおにぎりや、カボチャを味付けして練り込んだおにぎりにしてそれだけでも満足の行く様にしてあげているので(過保護すぎ??)、ご飯の時間もそんなに苦ではないと思うのですが、こちらでは毎日100%幼稚園のお給食なのです。母は楽させてもらってはいるのだけれど・・・・。


4日目、9月4日(火)。朝から、断固行かない姿勢。「お給食が嫌だもん。あんな幼稚園つまんない。大っ嫌い。」

困ったね。


でも、何となく理由は本当にお給食だけなのかな?という気もしたので、良い機会だし先生に様子を聞くのも良いかな?と思いつつ、「モニョくんはどうして欲しい?お母さんがお手紙書いて”食べられない物は残させて下さい。”って書いたら良い?それともお電話した方が良い?」と聞くと、電話じゃなくて直接言って!と言うのです。ようは手紙だの電話だの言ってないで、直接顔を見て話をつけろ。ということらしく・・・・。その日はバスを断って、車で送って行くことにしました。

行って担任の先生に話を聞いてみると、なんと早くも毎日大暴れの事実発覚。特に小さい子相手に手を出しまくっているようで・・・。でも、そんな話を聞きながら、モニョさんの園庭での様子をチラチラ見ていると、なんとも寂しそうなのです。乱暴だけれど、幼稚園に送って行けば「モニョく~~~~~~ん!!」と必ずと言っていいほど3、4人の男の子がワラワラと集まって来たり、お迎えに行けば帰り際までフェンスに顔をつけて「モニョくんバイバ~~~~~イ!!!」と盛大に見送ってもらったり、遠足のお弁当の時には「モニョくんと一緒に食べたい。」と言って集まってくれるお友達や、ちょっとでも1センチでもモニョさんとレジャーシートをくっつけたくて移動してくるお友達や、本当に有り難いことにいつもはそんなお友達に囲まれて生活しているモニョさんが、一人でポツンと遊んでいるのです。

理由はこれなんだろうな。

そんなことも含めて、我が子かわいさも含めて担任の先生と生っちょろいお話をしていると、突然園長先生と思われる先生が話に加わってこられました。この園長先生が、気持ちの良いほどシャキシャキしたハッキリものを言う方で、夏期保育からのあの子の悪い面や気になる行動などを、初対面の私にも全く遠慮なくビシっとバシっと包み隠さず直球でピシャリ!!!こんなことは本当に初めての経験だったので、小ショック&一瞬ひるんだものの、後からはなぜだか妙に爽やかな気持ちに。


「短所も長所もホントに裏表。その子の短所に何かちょっとだけ足してやれば長所になります。『乱暴な子』ってレッテルを貼られてしまったら、冷蔵庫に貼ってしまったシールのようにはがすのは簡単ではありません。みんな一緒でなくても良いから、何かその子だけの良い所をぐっと引き出してやるのがウチの方針です。たった3ヶ月かもしれないけど、ガツンとショックを与えるつもりでやって行きますからね!」


なんだか目から鱗というか、こんな先生に会いたかったのかもしれない。と思いました。これに比べると向こうの幼稚園では、モニョさんのことを3年目の今ではまるで腫れ物に触るかの様に、可能な限り自由にさせて許すというか、こっちの幼稚園の園長先生が向こうの幼稚園での様子を私から聞いて、「なるほど、問題が起こる前に起こらないようにしちゃってるってわけね。」と少ない説明から言い当てたように、まさにトラブルがなるべく起こらないように穏便に、穏便に。という感じなのかもしれない。


「エネルギーも有り余っているみたいだし、幼稚園は8時からやってますから、明日から8時に送って来て下さい!そしたらいっぱい動いてエネルギーも使えるし、少人数の時から遊べるから、他の子とも関わりもできると思いますから。」


との園長先生のお言葉で、次の日からは9時半、8時半、8時15分、と段々登園時間を早めて、今日は「1番に行くんだっっっっ!!!」と、8時2分頃張り切って家を出て行きました。(園で私と別れるのはつらくて泣いてしまうというので、毎朝ばーちゃんに送って行ってもらっています。)



給食もちょっとずつだけれど、苦手な物にも挑戦しているみたいだし、悪いことをすれば園長先生のお膝でじっくりお話を聞かせてもらっているみたいだし、泣いたりすれば「泣いて良いんだよ。自分が良くなるまで思いっきり泣きなさい。」と園長先生が少し離れたところで泣き止むまで黙って見守っていてくれる中、「こんな幼稚園嫌いだーーーーーーーーー!!!」と大声で叫んだりしているみたいだし、私にとってもモニョさんにとっても、この幼稚園での生活はかなり革命的なある意味とても期待のできる貴重な経験になりそうです。



モニョさんが、この壁を乗り越えて大きく脱皮をしてくれることを楽しみに。

がんばれモニョさん。