昨日、卵アレルギーの血液検査をしてきました。何だか腑に落ちないまま検査。でも致し方なく検査。今でもまだ疑問がモヤモヤと残っています。日本の小児科に対して、ちょっとバリアーができてしまいました。
日本に帰ってきて以来、常に心にあるのはモニョさんの予防接種のこと。結局町の保健センターからは、三種混合については五種混合の3回を日本の三種混合の3回と見なすこと、ポリオについては向こうで受けた不活性ワクチンは認められず、生ワクチンの2回目を受けてください。との回答を貰ったのですが、これについては自分の中でまだ調べる必要があると思い考え中。それ以外で今受けなければならないもの、それは風疹と麻疹の混合ワクチン。
町の保健センターからは、今の時期インフルエンザを先に受けたほうがいいと言われたのですが、心強い嫁のアドバイスを聞き、手元にある予防接種の資料を読み漁ったところ、一歳を過ぎたら一日も早く麻疹を受けた方がいいとの内容が書かれてあったので、受けても型がちがえばかかってしまう、すぐに対処すればなんとかなるインフルエンザよりも、こちらを優先させた方がいいと判断し、早速市内の小児科へ電話で問い合わせてみました。
この市で予防接種を受けるのは初めてなので、予約や手続の仕方を聞きたいのはもちろんでしたが、一つ気になっていたことがあったのです。フランスではウイルスを培養する際に卵を使っているため、これらの予防接種を受けるには卵が食べられることが前提。(そのため向こうでは受けられなかった)日本ではどうなのか?もしその場合、卵を食べたことがない時はどうしたらいいのか?
電話では、一応予防接種の準備はして来て、まず先生に診断してもらい、必要であれば血液検査をすることになるかもしれません。というお話でした。この時の看護師さんの対応がとても感じが良かったので、実際行ってみて、良かったらここを掛かり付けにしよう。と思いつつ行きました。
が。
診察室に入ってみたら先生の最初の一言は、
「卵アレルギーがあるんですね。じゃ、血液検査に出しましょう。」
?????
卵アレルギーがあるかどうかもわからないこと。普段の肌の状態から、向こうの主治医の先生にも卵は慎重にいった方がいいと言われたこと。卵を食べさせたことがないということ。母乳で私は全く制限はしていないこと。必要な説明をしようとしても、その度に、あくまで物言いは優しいのですが「あ~分かりましたぁ~。じゃ~ね、血液検査してみましょう。そうさせてください。」と私の言葉を遮るように同じ言葉を繰り返されました。
結局、日本のウイルスは卵を使っているかどうかも教えてもらえないまま検査室へ案内され、「じゃ、お子さんお預かりしますね。」と看護師さん。え?!連れて行っちゃうの?!フランスでは、診察も検査も注射も同じ部屋で行い、特に検査や注射など子供が不安に思う場合には、お母さんの抱っこでだったり、そばに居る状態でしていたので、これはかなりショックでした。身の危険を敏感に察知したモニョさん。これ以上ないくらいの不安な表情をして、両手で私の肩のあたりの服をぎゅ~~~~~~っ放しません。それを見て、このまま納得のいかないまま、この子に痛い思いをさせるわけにはいかない!と思いました。
思い切って看護師さんに、血液検査についてまだ疑問があるという旨を伝えると、「え?でも、お母さんがそれを希望して今日ここへ連れてきたんじゃないんですか?!」と言われる。んん~~もっともと言えばもっとも。確かに家をでる時には、血液検査もアリ。と納得してきたし、イヤむしろ検査ではっきり分かった方が安心とさえ思っていたのですが、このあまりの説明のなさにそんな気持ちもすっかりどこかへ行ってしまったのですよ。看護師さん。(心の声)
一体どうすんのよ。ここまで来て何言ってんのよ。という雰囲気をかもしだす看護師さんを前にして、自分自身に問いかけること数十秒。致し方なくモニョさんを差し出しました。奥の部屋から聞こえる針が刺さったと思われる瞬間のすごい泣き声。助けて~~!と言わんばかりの叫び声。私がもっとうまくタンパク質を進めてあげていれば、こんな思いはさせなくて良かったかと思うと、その泣き声が胸に突き刺さり、思わず涙がこみ上げてしまった。帰ってきて以来、涙腺がゆるくなっているようです。
最初にまだ卵を食べさせたことがないと伝えた時の、看護師さんの「え?!一度も?!少しも?!?!」というびっくりした顔。「みなさんどうされているんですか?麻疹を受ける一歳くらいにはもうみなさん卵を食べさせていらっしゃるんですか?」と聞いた時の「普通にみんな食べさせてますよ。」という呆れたような顔。
・・・・そうかなぁ・・・卵は強いから、急がず一歳を過ぎてから始めた方がいい。とよく書いてあるけどなぁ・・・。はたして日本のウイルスも卵を使っているということを、どれくらいのお母さんが知っているんだろう。知らずに打っても大丈夫なくらいなら、この血液検査は本当に必要だったのかなぁ・・・
モヤモヤ。
モヤモヤ。
モヤモヤ。
今回、色々感じだことは多かったのですが、一番不信に思ったのは、診察の間、結局先生が一度も私たちの方を見てくれなかったこと。目を合わせるどころか、全くこちらを向かずにイスに座って背中を向けたままだったこと。先生の顔はもちろん、年齢や極端に言えば、性別すらはっきりとは分からないほど、ずっと前をむいたままでした。
先生の左肩にピンで留めてあったフェルトで作ったアンパンマン人形だけが、私たちの方に向かって微笑んでいたのがとても印象的でした。
日本に帰ってきて以来、常に心にあるのはモニョさんの予防接種のこと。結局町の保健センターからは、三種混合については五種混合の3回を日本の三種混合の3回と見なすこと、ポリオについては向こうで受けた不活性ワクチンは認められず、生ワクチンの2回目を受けてください。との回答を貰ったのですが、これについては自分の中でまだ調べる必要があると思い考え中。それ以外で今受けなければならないもの、それは風疹と麻疹の混合ワクチン。
町の保健センターからは、今の時期インフルエンザを先に受けたほうがいいと言われたのですが、心強い嫁のアドバイスを聞き、手元にある予防接種の資料を読み漁ったところ、一歳を過ぎたら一日も早く麻疹を受けた方がいいとの内容が書かれてあったので、受けても型がちがえばかかってしまう、すぐに対処すればなんとかなるインフルエンザよりも、こちらを優先させた方がいいと判断し、早速市内の小児科へ電話で問い合わせてみました。
この市で予防接種を受けるのは初めてなので、予約や手続の仕方を聞きたいのはもちろんでしたが、一つ気になっていたことがあったのです。フランスではウイルスを培養する際に卵を使っているため、これらの予防接種を受けるには卵が食べられることが前提。(そのため向こうでは受けられなかった)日本ではどうなのか?もしその場合、卵を食べたことがない時はどうしたらいいのか?
電話では、一応予防接種の準備はして来て、まず先生に診断してもらい、必要であれば血液検査をすることになるかもしれません。というお話でした。この時の看護師さんの対応がとても感じが良かったので、実際行ってみて、良かったらここを掛かり付けにしよう。と思いつつ行きました。
が。
診察室に入ってみたら先生の最初の一言は、
「卵アレルギーがあるんですね。じゃ、血液検査に出しましょう。」
?????
卵アレルギーがあるかどうかもわからないこと。普段の肌の状態から、向こうの主治医の先生にも卵は慎重にいった方がいいと言われたこと。卵を食べさせたことがないということ。母乳で私は全く制限はしていないこと。必要な説明をしようとしても、その度に、あくまで物言いは優しいのですが「あ~分かりましたぁ~。じゃ~ね、血液検査してみましょう。そうさせてください。」と私の言葉を遮るように同じ言葉を繰り返されました。
結局、日本のウイルスは卵を使っているかどうかも教えてもらえないまま検査室へ案内され、「じゃ、お子さんお預かりしますね。」と看護師さん。え?!連れて行っちゃうの?!フランスでは、診察も検査も注射も同じ部屋で行い、特に検査や注射など子供が不安に思う場合には、お母さんの抱っこでだったり、そばに居る状態でしていたので、これはかなりショックでした。身の危険を敏感に察知したモニョさん。これ以上ないくらいの不安な表情をして、両手で私の肩のあたりの服をぎゅ~~~~~~っ放しません。それを見て、このまま納得のいかないまま、この子に痛い思いをさせるわけにはいかない!と思いました。
思い切って看護師さんに、血液検査についてまだ疑問があるという旨を伝えると、「え?でも、お母さんがそれを希望して今日ここへ連れてきたんじゃないんですか?!」と言われる。んん~~もっともと言えばもっとも。確かに家をでる時には、血液検査もアリ。と納得してきたし、イヤむしろ検査ではっきり分かった方が安心とさえ思っていたのですが、このあまりの説明のなさにそんな気持ちもすっかりどこかへ行ってしまったのですよ。看護師さん。(心の声)
一体どうすんのよ。ここまで来て何言ってんのよ。という雰囲気をかもしだす看護師さんを前にして、自分自身に問いかけること数十秒。致し方なくモニョさんを差し出しました。奥の部屋から聞こえる針が刺さったと思われる瞬間のすごい泣き声。助けて~~!と言わんばかりの叫び声。私がもっとうまくタンパク質を進めてあげていれば、こんな思いはさせなくて良かったかと思うと、その泣き声が胸に突き刺さり、思わず涙がこみ上げてしまった。帰ってきて以来、涙腺がゆるくなっているようです。
最初にまだ卵を食べさせたことがないと伝えた時の、看護師さんの「え?!一度も?!少しも?!?!」というびっくりした顔。「みなさんどうされているんですか?麻疹を受ける一歳くらいにはもうみなさん卵を食べさせていらっしゃるんですか?」と聞いた時の「普通にみんな食べさせてますよ。」という呆れたような顔。
・・・・そうかなぁ・・・卵は強いから、急がず一歳を過ぎてから始めた方がいい。とよく書いてあるけどなぁ・・・。はたして日本のウイルスも卵を使っているということを、どれくらいのお母さんが知っているんだろう。知らずに打っても大丈夫なくらいなら、この血液検査は本当に必要だったのかなぁ・・・
モヤモヤ。
モヤモヤ。
モヤモヤ。
今回、色々感じだことは多かったのですが、一番不信に思ったのは、診察の間、結局先生が一度も私たちの方を見てくれなかったこと。目を合わせるどころか、全くこちらを向かずにイスに座って背中を向けたままだったこと。先生の顔はもちろん、年齢や極端に言えば、性別すらはっきりとは分からないほど、ずっと前をむいたままでした。
先生の左肩にピンで留めてあったフェルトで作ったアンパンマン人形だけが、私たちの方に向かって微笑んでいたのがとても印象的でした。