ママちゃんへの道

モニョモニョくんとの未知なる世界

もらわれ先

2006-09-29 07:20:43 | おフランス
帰国もあと1ヶ月ちょっと。いよいよ電化製品や生活用品など、我々がこちらで買い揃えた品達がもらわれて行く先が決まりました。

もらわれ先は、今住んでいるアパートの次の住人の方。アパートを決める前に部屋を見せて欲しいと言われて見せてあげたのがきっかけ。話を聞けばその方はブラジルからこられている方で、滞在は一年の予定。先に来て住むところを見つけ次第、家族を呼び寄せるとのこと。奥様とお子さん2人。一人はなんと4ヶ月の赤ちゃんだとか・・・。

思い当たる。思い当たりすぎる。聞いているだけで胸のあたりが苦しくなるくらい自分とモニョさんの姿が重なって、是非この人にモニョさんの持って帰れない赤ちゃんグッズを使ってもらいたい! 電化製品、生活用品、等々全部ひっくるめて、ほんのわずかな額で引き取って頂くことになりました。赤ちゃん用品(チャイルドシート、ベビーバス、ベビーベッド)は無料で差し上げます。

自分たちが買いそろえた時の額や手間を考えると何だか損したような気持ちにもなりますが、今こうすることで、いつかモニョさんが困っているときに誰かに助けてもらえたら。それでいい。ウチの母は娘がフラフラと海外へ行ってしまう度、近所にたくさん住む日系ブラジル人の人たちに機会があるたび親切にしているようです。「私がこうして親切にしていれば、娘も外国で困ったときに誰かに親切にしてもらえるに違いない。」と。

母の気持ちがよく分かり、そして私も”母”になったのだなぁと実感のヒトコマでした。

11ヶ月

2006-09-27 20:39:58 | 成長の記録
3日程前からついにオッパイ切れました。噛まれたとか、そういう一撃的なものではなくて、多分毎回ものすごい力で吸われているため・・。その傷に生え始めている歯がちょうどあたって痛い。痛くて痛くて、水面にあがってきたコイのようにホフホフと一生懸命開けて吸い付いてくるモニョさんの口がこの上なく怖い・・・。 吸われ吸われて11ヶ月。離乳の日はまだ遠い。


10ヶ月の間に変わったこと
・歯が6本になりました。(上4本、下2本)
・つかまり立ちが出来るようになりました。
・ハイハイが出来るようになりました。
・バイバイが出来るようになりました。
・大きな声が出せるようになりました。
・手を持ってあげると少しだけあんよも出来ます。
・一人で遊びながら独り言のような鼻歌のようなことを口にしています。
・言える言葉:
    「おとう」「おとーさん」・・パパちゃんのこと
    「モーたん(仮名)」・・・・自分のこと
    「ジャジャ」・・・・・・・・他の子供のこと
・離乳食を食べる量が急に増えました。
・魚が嫌いなようです。
・基本が「寝る」「腹這いになる」から「お座り」の姿勢に変わりました。
・嫌なことを嫌だと表現できるようになりました。
・絵本を読んであげると、以前に増して反応するようになり、自分でも簡単な
 フレーズを繰り返すようになりました。
・夜なかなか寝付かない時期がありました。(ハイハイを始めた頃)
・床で遊ばせるようになってから、急に腰や背中ががっちりしてきました。
・写真やビデオを見せると自分を見つけて大興奮します。
・小さな物を指でつまめるようになりました。
・ひっかき、噛みつきはまだまだ続きます。
・パパちゃんの顔は傷だらけです。
・お出掛けの時は靴を履くように練習しています。
・ベビーカーでもごきげんに外出を楽しめるようになってきました。
・小さい子によく自分から声を掛けています。


来月はいよいよお誕生日。アッという間の一年。


週末はパリ

2006-09-25 06:37:31 | おフランス
週末もあとわずか。パリへ行ってきました。今回の目的は、まだいったことのなかったパリのデパート探検&夏の旅行でお知り合いになったパリに住む日本人のご家族との再会+α。

      最近は日本で何でも買えるよねぇ~。でも見学見学 

くらいの気持ちで行ったパリのデパート。甘かった、甘すぎた・・・・プランタンの地下の下着売り場を一目見ただけで、完全に白旗。そしてもちろんココロのエンジン着火

すごいよ~すごいよ~下着売り場でこんなに売り場面積使ってるの見たことないよ~~そして一個一個がそれはそれは素敵え?ナニナニ?エルメスって。下着も出してんの?!?!この下着、およばれのパーティーにそのまんまドレスとして着て行けそうじゃん。等々。今までに味わったことのないワクワクを感じました。下着であれだから、服に至ってはもう想像すらつきません・・。(今回は時間も限られていたので服は全く見ず)世界のファッションの中心パリ。実力をドーンと見せつけられました。

その後、ご家族と待ち合わせ。日本の大手旅行会社パリ支店のツアー旅行で一緒になったのをきっかけに、旅の後も交流が続いています。このツアー(ヨーロッパ各地に住んでいる日本人向けの現地集合、現地解散のダイナミックな旅でした)本当に最高に良かったので、他の旅仲間の方とも連絡を続けているほど。中でも同じフランスで子育てをしながら生活している方、自然と勇気がわいてきます。その方のお家のご近所で夕食をご一緒しました。そう!これがプラスα。なんと焼肉。パリなのに、たしかここはパリのはずなのに、お店に入ったとたんそこは完全に日本!!ジュージューぱくぱく、いらっしゃいませ~。久しぶりに食べる焼肉~~~~~~おいしぃ~~~~~

しかもココはただの焼肉屋ではありませんなんとなんとミポりん御用達の焼肉屋さんそうです、私の身近にいるアノ人の大好きなミポりん。フランスに来ると決まったときから会えるかもとワクワクしていたミポりん。パリに来るたびに「ミポどこかな?」と言っていたミポりん。観光地に行くたびに「今日は来てるかも?」とドキドキしていたミポりん。いくつか目撃情報は耳にしていたのですが、先日そのご家族から「焼肉屋で一緒になったよ!」との連絡がっっ!!!結局その日はミポりん現れず。でも、誰かが入り口を入ってくるたびに何だか私までドキドキできて楽しかった。当のご本人は帰りの地下鉄でもドキドキだったみたい。帰るまでに会えるといいね。ふふふ

次の日は、朝少し早めに出発して雑誌やテレビでよく目や耳にする「パリの蚤の市」へ。ガイドブックによると、いくつかあるようですが、ホテルに近くて治安の悪くなさそうなところへ行ってみました。行ってみてビックリしたこと。日本人だらけ!!日本のマスコミの力ってすごいだって、置いてあるものってほとんどがガラクタだよ~中には古くてかわいらしいものも極たま~~~~~~~~~にあるけど、ビックリするくらい高い値段がついている。足下見過ぎ。もっとただ同然に色々売っているものかと思っていたのでものすごく驚きました。こういうものの中から、じっくり時間をかけて何度も通って良い物を見つけ、値切って買うのが楽しみ方なのだと思うのですが、我々は一度どんなものなのか経験できただけで満足。思っていた以上にお店がたくさん並んでいて、どこまでいってもお店が続いていたのにも驚き&へー、へー、へー。全く新しい体験でした。

あんなに大きなデパートで、時代の最先端、デザインの最先端を目が回るくらいたくさん売っていたり、いつの時代の誰がつかったものなのか分からないような古い物までこんなに立派な商売になってしまうフランス。すごい。パリは本当に行くたびに違う顔を見せてくれて、飽きるどころか、ますます魅力的な街です。世界中の人が憧れ魅了されるパリ。フランスに来る前は気にもとめていなかったけど、今なら納得。同感です。またパリに来たい。もっと色んな顔を見たい。


  
蚤の市で見た一番かわいい雰囲気のお店。他のお店では、どこかから発掘して来たような土のついたスプーンやフォークが段ボール箱に無造作に山積みになっていたり、なぞの物が売っていたりしました。
     
  ガラス製のアンティークボタン。かわいい。うっとり。

           
         すごい値段のついた食器達。なぜ?!


みなさんも機会があれば、ぜひパリへ。とても素敵な街です。


自分の名前

2006-09-23 07:47:35 | モニョモニョくん
鏡に映る自分の姿が大好きなモニョさん。どんなに小さい鏡でも、どんなに遠くに映った姿でも、それがたとえ天井であっても、敏感にキャッチして自分にむかってバイバイしたり、キャハハ~と笑いかけたり、時には嬉しすぎて壊れたような奇声をあげたりして買い物途中のママちゃんを注目の人にしてくれたりします

今日もご飯を食べ終わったあと、電源の入っていないテレビの暗い画面に自分の姿を見つけました。最初はいつものようにキャハハハハ~と笑いかけていたのですが、突然手を挙げつつこう呼びかけました。

           「○ーたん!」

ん?空耳??これは音的にかなり自分の名前に近いですぞ

我々、モニョさんのことを普段、本名の最初の二文字に「さん」をつけて(例:モニョさん)と呼んでいるのですが、その一番最初の文字に「たん」を付けた感じの音だったのです。(例:モーたん)

おぉ~何だか嬉しいねぇ~トロけるねぇ~段々人間らしくなってきたモニョさん。その成長のたびにトロけっぱなしです。

レッスン1

2006-09-22 07:56:26 | おフランス
今日スーパーで野菜を選んでいると、背後からこんな教科書通りのマダム達の会話が聞こえてきた。

     マダムA:「ボンジュール、マダム。」
     マダムB:「ボンジュール、マダム。」
     マダムA:「コマンタレヴ?」(=How are you?)
     マダムB:「サバ。エヴ?」(=I'm fine, and you?)


なんか意味もなく感動


帰り道、歩きながら考えてみた。・・日本語だったらなんだろう?外国人が習う日本語会話のレッスン1は一体何?

      奥様A:「あら、奥様こんにちは。」
      奥様B:「あら、奥様こんにちは。」
      奥様A:「ごきげんいかがですか?」
      奥様B:「ええ,おかげさまで。」
      奥様A:「今日はどちらまで?」
      奥様B:「あ、ちょっとそこまで。」


くらいだろうか?結構難しいな。レッスン3くらいで登場させよう。


限界近し

2006-09-21 07:58:03 | モニョモニョくん
限界がすぐそこまで来ています・・・限界が・・  

前から恐れていたことではあったのですが、まさかこんなに早くやってくるとは。だって大した物食べてないじゃんっ!どうやってそんなにでっかくなれるのさ。今日近所まで何日かぶりにスリングでお買い物に出掛けたら、初の微腰痛を確認。


限界が来ています・・・限界が・・限界が・・限界が・・・。
                 
                 あぁどうしたらいいの・・?
                        どうしたら・・・・ 

離乳食その後

2006-09-19 21:42:56 | モニョモニョくん
ある時点でキッパリスッパリ離乳食を諦めたら、すっかり気持ちが楽になり、毎日適当に「食べる」という練習だけすることに専念できています。


・ふやかしご飯、いも、バナナ、おじやのどれかを出す。
・パンも思い出した時に出す。
・野菜も大人のご飯のついでにちっちゃく切って一匙くらい煮る。
・すりゴマかきなこをかけてみる日もある。
・焼き海苔をちっちゃくちぎって一緒に煮たりもしてみる。
・いもやブロッコリーなど食べにくそうな時は片栗粉でとろみ。
・便秘対策に瓶詰めプルーンを食べることも。
・困ったときの赤ちゃんせんべい。
・BFも使える時には使う。
・少しでも嫌がったら「ごちそうさま~」

これが今私がやってるほとんど全てです

魚、肉、卵、等々心配そうなグレーゾーンものは全部帰国後へ丸投げ。ビタミンが足りなくなるだの、カルシウムがどうのだの、栄養バランスが云々と離乳食本にはプレッシャーをかける言葉が山のように書いてありますが、今は完全無視。目に見えて分かるほど、最近お腹が減ってきているようだし、「食べる」という土台だけ作って置いてあげれば、すぐに上手にガツガツ食べるでしょ?とお気楽モードです。何より一番大切なのは「食べるって楽しいよ!おいしいよ!」と教えてあげることだと信じているので、自分のご飯はほとんど味も分からないくらい気持ち半分で食べることになりますが、家族一緒に食べるのだけは大事にしています。

最近のモニョさんの食べる量のめやす
・バナナほぼ一本+赤ちゃんせんべい2枚
・ご飯だったら、赤ちゃん食器の半分くらい
・赤ちゃんせんべいだったらどんな時でもあげるだけ食べる


離乳食に関しては、ある時期急に悩んだ時期があり、自分を責めたりどよ~んと落ち込んだりしたこともありましたが、それを察した先輩ママちゃんや同期ママちゃんのみなさんから「気にしなくて大丈夫!」「おっぱい飲んでれば平気平気」「何か不安や相談したいことがあったら日本で代わりに聞いてあげる!」「ウチもこんな感じでやってるよ~」と温かい言葉やアドバイス、救助メール、便利離乳食救援物資をいただき、一人で気持ちばかりあせって張りつめてたものが、ああ、これでいいんだ。とホ~っと楽になったし、本当に励まされました

みなさんに心から感謝しています。そして、私もどこかのママちゃんが悩んでいたら今度は力になりたいと思っています。

日本人のお知り合い

2006-09-19 01:59:30 | おフランス
ここではまだ触れたことがなかったのですが、同じくこちらに住んでいらっしゃる日本人のご夫婦と以前から親しくさせて頂いてます

この街で日本人を見かけるのはごくたまに。郊外の大型スーパーに週末に行ったりすると、何組かのご夫婦やご家族を見かけるのですが、大抵いつも同じ方達だったりします。日本の電機メーカーの会社があるようなので、本当はもっといらっしゃるのかもしれませんが、お知り合いになる機会は全くありません。

そのご夫婦とは本当に偶然、旦那さん同士のお仕事場が同じだったため、職場の特別な会でお互いの存在を知り、その後夫婦一緒に顔合わせをして以来、私は奥様と一緒にスーパーへのお買い物や、カフェ、こちらの生活便利情報交換など時々ご一緒させて頂いています。特に来た当初はフランス語も全く分からなかったし、モニョさんと行動するだけでは他の人との触れ合いも会話もほとんどなかったので、たまにこうやって時間を過ごすだけで心が潤う感じがあり、ある意味、孤独を感じることなくここでの生活を楽しめるようになったのも、その方のお陰かもしれません。

夏前からずっとご無沙汰していたのですが、今日久しぶりに近くのカフェでお喋りデートをしてきました。お互いの夏休みの話をしたり、新しい生活情報の交換をしたり、とても楽しい時間。帰国まであと何度お会いできるか分かりませんが、またお喋りできるのが楽しみです。

夏休みに一時帰国されていた奥様からお土産に生のワカメをいただきました波打ち際に漂っている正体不明の海草を見ても「おいしそう・・・」とつぶやくほど海草に目のないパパちゃんの喜ぶ顔が目に浮かびます。

おーい。早く帰っておいでー

おめでとうわたし

2006-09-17 23:11:30 | 家族
    

戸籍上、2回目の2歳のお誕生日。

朝、役場に行ってから遅れてコソコソと出勤していくと、「おはよう」のかわりに「おめでとう」で迎えてもらったあの日のことを今朝ホワンと思い出しました。仕事をしている間はほとんど使わなかったこの名前も、今ではすっかり自分のものになり、逆に旧姓で呼ばれるときの方が妙にドキっとしたり、文字で見ると、なんだか懐かしい幼なじみの名前のような気がしたりもします。

おめでとう2歳のわたし。いつまでも初々しく。