ママちゃんへの道

モニョモニョくんとの未知なる世界

お兄ちゃん

2008-05-29 01:55:07 | つれづれなること
この番組見た人いますか?

たまたま見始めたのが、3つ目の「お母さんと生まれてくる弟のために自作の曲をプレゼント!」だったのですが、完成した曲をお母さんがCDウオークマンで聞いている場面、もう号泣でした。

自分が母親になって心の琴線が三本くらい増えたような気がするほど、この手の話、間違いなく泣けます。

6歳の子が、こんな風にしてあげたいと思うような心豊かな子になるのには、一体どんな子育てをしていらっしゃるのか、お母様とじっくりお話してみたいママちゃんなのでした。


それにしても、「おにいちゃん」てすごいですね。


香りの記憶

2008-05-29 01:52:50 | つれづれなること
嫁&姪っ子Rからロシア人のお友達からもらったというスナップエンドウの様な豆とハーブを一房もらいました。どうやって食べるの?と聞くと(豆は)「生のまま中身を食べるみたい。」

それでひらめいた。

どちらもフィンランドで食べていたもの。特に豆の方は、春がくると港や公園に期間限定の屋台のようなスタンドがたち、みんなそんなにどうするのだ?というほど山のように買って行って、そのへんで大量の皮のゴミをだしながら、ひたすら食べまくる光景をよくみかけました。私はそこまでおいしいものとは感じなかったけれど、春の到来を喜ぶためなのでしょう。聞いてみれば、そのお友達はフィンランドにほど近いサンクトペテルブルグの方なのだとか。きっと食べるものも似ているはず。

そんな話をしながら、夕飯の時にもらった豆を家族三人で分け分け。思い出の中では青臭いイメージだったけれど、もらったお豆は粒は小さくてもビックリするほどみずみずしくて甘くとても美味しかった。北国の春の小さな喜び。

    

ハーブはディル。これはまさにフィンランドそのもの。もらったままの枝を香ってみても、あまり香りはしなかったけれど、いざお料理をしようとみじん切りにした瞬間、パァ~~~っとフィンランドでの記憶が急に鮮やかになるほど、フレッシュな香りがキッチンを包みました。この香りはフィンランドの香り。森と湖の香り。あぁ、懐かしい。みんなに会いたい。うまいパンもたらふく食べたい。

せっかくなのでサーモンに香り付けをして豪華に食べたいところですが、手っ取り早く食べられるジャガイモのサラダにしました。マヨネーズ、プレーンヨーグルト、レモン汁にこのディルのみじん切りを混ぜて塩こしょうで味を整えたものに粉ふきいもにしたジャガイモをあえて食べました。たったこれだけの料理なのに、一口食べるごとにフィンランドの様々な思い出が蘇って、ほんのひととき貴重で不思議な時間を楽しませてもらいました。どうもありがとう。

      

近々、フィンランドへ電話でもしてみます。


たまご(1回目)

2008-05-28 00:13:42 | モニョモニョくん
この白いプルンとした食べ物が一体何か知らないまま(いやもしかしたら気がついていたのかもしれない)、人生初のひとさじを終えた感想は、



        「とってもおいしかった 



の満面の笑み、そして嬉しそうに恥ずかしそうにはにかんだまま2回ジャンプ!ジャンプ!でした。(やっぱり気がついていたのだろう)


これ↓がモニョさん初めてのたまご。病院の指示通り、沸騰したお湯で12分間ゆでた卵を、熱いうちに殻を剥き、熱いうちに卵黄と分け、軽くつぶしたものを持参しました。(それぞれの症状により、湯で時間は医師が決定。最大60分間という場合もあるとのこと。)

     

負荷テストの流れ:
1、3畳ほど(?)の個室に通される。
2、栄養士による問診、テストの流れや注意事項などを説明される。
3、持参した卵、スプーン、反応が起きた時の予備薬(リンデロン
 (ステロイド剤・液体)・ザジテン(抗アレルギー剤・粉))を渡す。
4、医師の診察、それにより摂取量が決められる。(2gから)
5、持ってきた卵の中から2g量ったものが紙にのせられてくる。
6、私が与える。抵抗なく食べる。嬉しそう。
7、30分間様子を見ながらそのまま個室で遊ぶ。
  途中栄養士が様子を見に来る。
8、大丈夫であることを確認し、新たに5g食べる。
9、7と同様。
10、大丈夫であることを確認し、新たに10g食べる。
11、7と同様。
12、その後30分間は外に散歩に行っても良いと言われるが、モニョさ
   んがそのまま部屋で遊びたがったので、そのまま個室で遊ぶ。
13、医師の診察。問題なさそうとの診断。次回更に量を増やしてテスト
   を実施。


栄養士さんも私も驚いたのは、何の抵抗もなくモニョさんがパクっと食べたこと。すでにいろいろな事が分かり「自分は卵が食べられない」と分かりすぎるくらい分かっているので、新しい食べ物を見ると「これモニョ食べられる?卵入ってない?」と聞くし、マヨネーズなど食べられないものがあると「モニョこれ食べられないよ。でも、ケチャップは食べられる♪お塩も♪ごまも食べられるよ♪」と言う。なので、多かれ少なかれ躊躇する。というか、「これナニ?」とくらいは確かめるのではないか?と覚悟していたのです。実際、食事制限をしている場合、新しい食べ物に敏感なことが多く、栄養士さん曰くほとんどの場合最初のひとさじを食べるのにかなり苦労するとのこと。(その場合の為、普段好きで食べているおやつやご飯を持参するように指示あり。モニョさんは大好物の蒸しパン(ホットケーキミックスで作ったもの)にした。))

そしたらどうしよう?と家からの道々考えていました。「卵だよ。」と言ったら日頃の暗示が解けず、食べようとしないんじゃないか?そうでなくても、もし今回このテストをやってみて、結果やっぱりしばらくは食べられない。となったら、この卵を食べた事実はかえって混乱を招くし、切ないのではないか?と。


なので結局、今日食べたこの白いプルンとした食べ物は何だったのか、知らぬまま知らせぬまま。でも、あの何とも言えない喜び方、やっぱり気がついていたような気がします。


次回は1~2週間後の間に20gから再びテストの予定。





ほく

2008-05-23 23:16:15 | モニョモニョくん
今日はお稽古事の日。レッスンの後に先生が、おいしいイチゴを用意していて下さいました。



お皿にヘタつきの新鮮なイチゴ。

    
              

みんながわーい!と喜ぶ中、アノ方だけが周りをキョロキョロしながらボソっ


    「ほく(=フォーク)は?」



・・・・・。


しかも、ヘタがついたままでは食べず・・・。



すんません。私、こんな風に育ててしまってます


強くたくましく育てねば。

たまご

2008-05-21 00:51:15 | モニョモニョくん
もしかしたら卵が食べられるようになるかもしれません。

これまでに二度(1歳1ヶ月&1歳11ヶ月)血液検査をしましたが、どちらも陽性でした。ゆえにモニョさん、卵そのものを食べたことが一度もありません。一度、うっかりかき玉汁の汁の部分だけあげたことがあり、エラいことになりました。

帰国して以来、そんな感じでなんとなく除去法をとり、特にそれ以上何かをするわけでもなく「いつか食べれるさ~。」と過ごしていたのですが、先日の母の日に買ってきてくれたケーキ(前に一度だけ普通のスポンジケーキを食べたことがあり、その時には大丈夫だった。今回もクリームたっぷりでスポンジ部分がその時よりも少なかったので、大丈夫かな?と思った)を食べさせてみたところ、みるみるうちに口の周りが真っ赤になってしまったのを見て、思い立ったが吉日、重い腰をあげることにしたというわけです。

去年の11月「アトピーの会」という町主催のアレルギーを持つ子のための料理教室で、他のママさんから教えていただいててずっと気になっていたアレルギー科のある小児科にやっと行ってみました。


今回の血液検査で出たのは卵(卵白)だけ、どうかな?と思ってあげたことのなかったピーナツもそばもカニも大丈夫でした。しかも卵は加熱した状態のものは問題ないとの結果。もしかして・・・・?!

早速来週、院内で半日かけて実際に固ゆでした卵白を食べて行う負荷テストを行ってもらえることになりました。これなら何か起きても安心だし、全部で3回、医師、看護師、栄養士立ち会いのもと、診察を受けつつの摂取になるので、様子をみながら行ってもらえます。何よりお母さんへの安心の配慮。有り難いです。


早くお弁当箱にきれいな黄色い卵焼き入れられるようになるといいね。

そして、ただ単に自分の嫌いなキャベツ(単体)を食べない理由を「たまご入ってるから。モニョたまごたべられないから。」とか言えないようにさせてやります



ピクニック

2008-05-17 16:29:27 | モニョモニョくん
       

今日は爽やかな一日でした。

お天気のいい日は、特に予定がなくて冷蔵庫をのぞいてめぼしい物があれば、お昼ご飯をお弁当箱に詰めて近所のだだっぴろい広場で食べるようにしています。いつもの敷物、お茶、お手拭き、食後に遊ぶボールや縄跳びなどなど。

家の中だと、あれしてーこれしてーブロックで××作ってーこのご本よんでー紙くださーい××描いてーだっこーだっこーだっこしてよーもっとしてよー。なモニョさんですが、広場に行くとまさに犬っころのように無意味にキャハハハハ~~~~♪っと走り回り、一人でどんどんエネルギー消費してくれるので助かります。また、ご近所さんの不思議なほどうまのあう遊び友達のお散歩時間とうまく一緒になったりすると、放っておいても二人だけでキャハハオホホ♪とどこまでも走って行ったり、自分たちで上手に新しい遊びを生み出して楽しんだり、なんとなくお互いのことを気遣い合ったり、それはそれは思いがけずウフフな時間となることもあったりします。


真っ赤な顔をしてなんとか自宅にたどり着き、その足でシャワーをしゅわわわわ~っと浴びてさっぱり。いつの間にかおもちゃを握りしめて寝てしまう。

     

遊び場を求めて、お友達を求めて引っ越した甲斐がありました。





ネット

2008-05-12 23:39:01 | モニョモニョくん
      
      

母の日の朝食はワッフル。ベルギーで食べたあの訳の分からないほど美味しいワッフル。美味しかったねぇ。バカみたいに美味しかったねぇ。と話しながら、バタバタと一番早い手抜きレシピで焼いたOKワッフルを食べました。モニョさん用は、卵抜きのホットケーキミックス使用。


さて。ワッフルタイムも終わり、激安なのにいつも大活躍のワッフル製造機君を↑このようにさましておりますと、モニョさま、ピカッとひらめき「ネット♪」と一声。


「ネット」・・・?? 

ネット・・・ネット・・・ネット・・・ネ・・・ット?




は~は~は~、なるほど。

 

 


ワッフルもネットも大好物。




ささやかなる願い

2008-05-10 23:53:32 | 出産・育児
明日は母の日。今までとは全く逆のアイデアで、明日は朝から夕方までフリータイムをいただけることになりました。思いがけない申し出だったので、えぇ~~~~♪どぉしよう~~~~と急に色めき立つ私。


どしよ?!
何しよ?!
どしよ?!
何しよ?!


「なにすんの?」と聞くパパちゃんに、



「えぇ~、そしたら心置きなく本屋で立ち読みするよっっ!! あっ!それから、土買いたい、土!!花の土買いに行ったり、花選んだり~~~、えーっとね、それから写真屋さん行って写真現像してもらお。色々やりたいこといっぱいあるんだぁ~~





ハッ!!

私のやりたいことって・・・・。



もちろんパパちゃん大爆笑。神戸行っちゃお。とか、美容院行ってこよう。とか、そういうのはないの?と。・・・はい。ごもっともです。


自分のささやかすぎる願いにウケつつも、「お独り様のお昼ご飯は何たべようかなぁ~ モニョさんと一緒だと食べられないものがいいよね~。天一?いいねぇ~!!」と明日やってくる夢の時間に思いを馳せながら、お風呂に浸かるママちゃんなのでした。


日本中のお母さん、いつもおつかれさまです。



愛し君

2008-05-08 00:33:33 | モニョモニョくん
ゴールデンウイークは佐賀に帰省しつつ、どんたくで賑わう博多の街中のホテルに一泊。久々に街の空気を満喫しました。そしてその夜、私の不注意によりある事件が起きてしまったのです。


バスタブにお湯をはったのは私。街の雰囲気にウカれていたのか、ショッピングの疲れで注意散漫になっていたのか、自宅のお風呂のような温度調節されたお湯のでる蛇口とすっかり思い込んでいた私は、お湯の蛇口だけをひねり、必要な量のお湯を溜めました。自宅でですら、万が一を案じて必ず手で湯加減を確かめてからしかモニョさんにお湯をかけないのですが、なぜだかその日だけは、一度もお湯に手も入れないまま、浸けてしまったのです、

トポン。と、その熱湯にモニョさんを。


スローモーションのような一瞬があって、直後火がついたように泣き出し、恐怖におびえたモニョさんは私が冷たい水をかけようとしても力一杯私にしがみつき離れないほどでした。幸い大事にはいたらなかったのですが、随分と落ち着いてからでも、湯船を怖がって入りたがりません。「怖い!怖い!」とおびえるモニョさんの小さな手に、左右一つずつ飲み物用に持ってきてあった氷を持たせることで、やっと納得して入ってくれました。

なんと馬鹿なことをしたのか、と自分を責め、自分を責め。「ごめんねー、怖かったねぇ。怖かったねぇ。ごめんねー!ごめんねー!」とお風呂から出てきたモニョさんの体中をさすりながら涙をにじませる私を見て、ベッドの上に私と一緒にいたモニョさん、何かを思いついたようによいしょっとベッドを降り、トトトっとその先のドレッサーの椅子まで行って、うんしょっとその椅子によじ上ると「お母さんに。よっこらせっと。」とつぶやきながらドレッサーの上に置いてあったティッシュを一枚シュッ。同じ道のりを同じようにして私のところまで戻ってくると、私の目のあたりをティッシュで優しく押さえながら、


    「もう泣かないで。モニョがついてるから大丈夫。」



とビックリするほど優しい口調で言うのです。


地下鉄から降りると、降りたと同時くらいに「ありがとうございました~。」と地下鉄に向かって言う君。せっかくピエロにもらったのに、糸が切れてしまいあっという間にぐんぐん空に上がって行ってしまった風船に向かって「風船~~!ありがとう~!!バイバ~イ!バイバ~~~~~イ!」と風船が点のようになってもなお大声で叫びながら手を降り続ける君。街中で見かけたスズメにすら「こんにちは♪」と声をかける君。新幹線の乗り継ぎを待っている間に、ホームに来た新幹線が出発する度「しゅぱ~つ~進行っ!」と片手を上げ、ピーっと笛を吹く真似、そして見えなくなるまでいつまでもいつまでも「バイバ~~イ!バイバ~~~~イ!!また遊ぼうねぇ~~~~~~!!!」とめいいっぱい列車を見送る君。

真っ赤な顔をして泣きながら生まれて来たあの日から、まだたった2年半しか経っていないのに、その小さな体で小さな心で、何を思ってどうやってしたら、そんなに人に優しくできるんでしょうか?30ウン年も生きてきていても、お店の店員さんが要領を得なかったり、他の車の運転が荒かったりするだけで、イライラとしている自分がとても恥ずかしくなるくらいです。

これが全てだと信じてきたものを見失い、この世に生かされている意味すら分からなくなっていた過去の闇も、みんなみんなこのためだったんだな。この子に会うためだったんだな。と分からされた瞬間。


パパちゃんがよく言います。
「子供は3歳までにほとんどの親孝行をするんだって。」



たとえこの先、あなたが万が一道を誤ろうとも、世界中が味方をしてくれないようなことが起ころうとも、私は私があげられる限りの愛情と百万力の勇気をもって、あなたを愛し続けたいと思っています。お代はもう前払いで頂いてます。ご心配なく。