ママちゃんへの道

モニョモニョくんとの未知なる世界

2011-10-26 10:48:51 | 成長の記録

      


今年はばーちゃん家でお祝い。
じーちゃん、ばーちゃん、お父さん、お母さん、そして赤ちゃんに祝ってもらえました。

モニョさん、初寿司おけ。



<身体>
・体重21・8キロ。
・身長約115・8センチ
・体格ガッシリ。
・手や足もガッチリ。
・眠っていると、やけに長い!
・今履いている靴のサイズ:19センチ(”瞬足”を欲しがるけれど、結局いつも違うメーカーを選ぶ)
・今着ている服のサイズ:上)  130センチ(120センチは夏までは着られた。
                      今は着られなくはないけどピチピチ。)
           :下)  120センチ
           :パンツ)120センチ

実際の身長よりも体つきがガッチリしているので、120だと明らかに小さい。130だと袖がほんの気持~ち長めだけれど、かなりいい感じで着られる。

<運動>
・とにかく走る!
・プール好き。
・浮き輪やビート板なしでもなんとなく泳げます。
・エネルギーがほとばしり、常に溢れています。
・幼稚園では三輪車で暴走が楽しいらしく、毎日の様にみんなを誘って三輪車レースをしているらしい。
・おかげで夏に買ったばかりの靴が見事にボロッボロ。
・鉄棒や縄跳びなどの地味な練習の必要なものは苦手。練習も嫌い。故に出来ないまま。
・でも、こっちの幼稚園にきてから「うんてい」を毎日練習しているらしく、できるようになりました。

<遊び>
・工作大好き!!
・毎日何かしら廃材(段ボール、空き箱、芯など)で作っています。
・おもちゃを滅多に買ってあげないので「自分で作るから良い。」と言って紙や牛乳パック、ブロック、LaQを使って欲しかったオモチャ(変身ベルト、マスク、サーベル、レンジャーものの乗り物、ロボット、ぬりえ、携帯電話、etc)を作っています。
・「てれびくん」という雑誌を毎月愛読しています。
・これもケチケチ母さんは買ってあげないので、毎月ばーちゃんが送ってくれます。
・毎月発売日の1日が来るのを心待ちにしています。
・「てれびくん」を見ながら絵を描くのが好きです。
・車でお出かけする時には、必ず手提げカバンに「てれびくん」数冊と愛用のマーカーの入った筆箱、お絵書き帳を入れて持って行き、車の中で絵を描いたり、「てれびくん」を見たり読んだりしています。
・レンジャーもの、ライダー系が大好きになったので、関係する道具などを作っては、戦いごっこをしています。
・ミニカー類は卒業のようです。
・ついに「ミニカーはシンシンやけいちゃん、そうちゃんにあげてもいいよ。」とお友達の名前を具体的にあげて言う様になりました。
・トランプ(神経衰弱・ババ抜き)、オセロ、かるた、すごろくが大好き。


<好きなテレビ番組>
・「つくってワクワク」
・「はなかっぱ」
・「大天才てれびくん」
・「シャキーン!」
・「0655」
・「アイ・カーリー」
・「おさるのジョージ」
・「ひつじのショーン」
・「ビットワールド」
・「世界まる見え」
・「仰天ニュース」
・「ドラえもん」
・「ちびまる子ちゃん」
・「サザエさん」
・「たまごっち」
・「ワンピース」

※なんだか急にアニメが増えたなぁ・・・。

最近はビデオを駆使して今まで以上に見まくるので、ちょっと困っています。テレビ中心の生活。なんとかせねば。


<行動>
・「おなら」「はなくそ」「ちん○ん」「おしり」「うんち」etc., もーやめて!ってくらい一日中言いまくっています。
・とにかく落ち着きがないっっっっっ!!!!!
・ご飯を食べてても、お着替えをしていても、いちいちいちいち要らんことをして中断する。
・まだまだお友達とのトラブルやケンカもありますが、少~~~~しずつではるけれど良くなっていると思います。
・オモチャを貸したり、順番を譲ったりできるようになった。(時には出来ない時もあるけれど)
・注射は全く泣きません。(我慢しているらしい。褒められるのが嬉しい)
・お母さんには相変わらずとても優しい。
・いつもお母さんのことを思ってくれています。
・お父さんとは完全に対等のライバル。
・赤ちゃんのことを産まれる前からとっても楽しみにして大事に思ってくれています。
・なんだか最近いっちょまえ。
・「小学生」がちかづいているんだなぁ~と感じます。
・でも、お着替えなど、なかなか一人でやろうとしません。
・赤ちゃんが産まれたのが関係あるのか?最近、夜おねしょを連発しています。
・でも、起きている時の赤ちゃん返りや、嫉妬、などは全くありません。
・「お兄ちゃん」と言われるのが、とっても嬉しそう。


<言葉>
・実家に来てからかなりナチュラルに名古屋弁。
・春に英会話を習い始めて、羨ましいほどドンドン吸収しています。
・一時間みっちりネイティブの先生とマンツーマンでレッスンをしてもらった時には、頭のスイッチが英語に入るらしく、帰り道でもなんとか私に英語で話そうとします。(今はグループレッスンになってしまったので、もうこの症状は見られず、ちょっと残念。)
・英語はやっぱり好きなようで、宿題も喜んでやっています。
・発音がやっぱり上手い。親の目から見ても上手い。かなり羨ましいです。
・この一年で、また日本語の語彙がぐっと増えました。


<食>
・好きな物ベスト3
   お刺身・おでん・ハンバーグ
・チョコが苦手になりました。(しめしめ)
・刺身コンニャク大好き。
・こちらに来てから幼稚園のおかげで、苦手なお野菜を食べるのを少しずつがんばっています。
・相変わらずたくさん食べます。


<生活リズム(実家滞在バージョン)>
・6時半~7時起床
・7時30分頃~7時50分頃 朝食
・8時00時 幼稚園へ車で出発

   |
  幼稚園
   |

・4時  バスお帰り
・4時すぎ~4時半頃 おやつ 
(*実家の目の前でバスを降りた後、家の隣にある側溝のザリガニチェックが日課)
・4時~6時 NHK教育テレビを流しつつ、工作をして遊んだり、オモチャで遊んだり
・6時~7時 夕食
・7時~7時半 工作したり、オモチャで遊んだり
・7時半~8時 ピアノの練習
・8時~8時半 じーちゃんの晩酌つまみ食い 
・8時半~ お風呂
・9時~9時半 就寝


<大きな出来事>
・妹が生まれ、お兄ちゃんになりました。
・ばーちゃん家にしばらく住んでいます。(8月20日~12月後半までの予定)
・その間、お母さんの卒園した幼稚園に通っています。
・1月の終わりに初めて熱性痙攣になりました。
・5月の連休中に初めて救急車にお世話になりました。
 (家の中でお父さんとじゃれあっていて、首から床に不自然な形で落ち、打ってないはずの鼻から鼻血が出た。→念のため、レントゲン検査の結果大丈夫でした。)


<お母さんからのお願い>
・優しいお兄ちゃんになってね。妹をよろしくね。
・小学生になったら、ちょっと落ち着いて下さい。


いよいよ小学校入学の歳!お兄ちゃんファイト!




一週間検診

2011-10-25 13:51:06 | ベベ子
・体重2940g (一日平均34g増)
・混合を引き続き勧められる。
・体中の皮膚の脱皮がまだ激しい。
・肘や膝、首など、節々からさけてペリペリとれる。
・モニョさんの時にはなかったので、ちょっと心配だったけれどどうもよくあることらしく、「あぁ~、脱皮しますよねぇ。」と笑顔で流された。
・特にクリームなど塗る必要なく、脱皮が終わるのを待てば良いとのこと。
・へその緒のところに血管があるらしく、まだわずかに出血している。
・しばらく消毒を続けるように言われる。
・いずれ治るだろうとのこと。


まだまだちいちゃいベベ子。




名付け

2011-10-24 10:41:35 | ベベ子

              

今回は何が大変だったかって、1番つわり、2番は名付けでした。

モニョさんの時にはパパさんが本当に1つしか候補を考えてくれず、もうあたりまえのようにその名前にすることになっていたので、漢字が決まった時点で決まり。出産直後に助産師さんに「お名前は決まっているの?」と言われて「はい!○○です!」と勝手に公式決定してしまったパパさん・・・だったのですが、今回はまさに待望の女の子ということもあってかえって欲張り?になり、なっかなか決まりませんでした。

予定日が段々近づいて、ベビー服はどんどん出来上がるのに、名前はさっぱり。

モニョさんの時に買った名付けの本、実家にあった本、お友達におさがりでもらった本、困っていると聞いてご近所の方が貸して下さった本、パパちゃんが今回新しく買った本×2冊、それにネットを見まくりましたが、コレといったピンとくる名前はなく、日にちは迫るばかり。

さすがに焦って来たのでパパさんに電話がかかって来るたびに「名前は?」「名前は?」と言っていたら、あまり電話がこなくなった


産まれて来る前に私がつけたかったイメージは:

・木や植物、自然からくる名前
・出来れば秋のイメージの名前
・和風で古風で風流な感じの名前
・字と字の組み合わせではなくて一つの言葉(名詞)を使った名前

そんな感じでしした。


パパさんとは、実はギリギリまであまり話し合いをしていなくて、そのせいか?お互い目指している物が少し違っていたようで・・・・。

2度ほどメールで候補の名前が送られて来ましたが、こう言ってはなんですがなんだか昭和の香り漂う名前ばかり。同級生のお名前リストですか?っていう感じの。

パパさんはパパさんで、あれこれと考えてはくれていて名付けの本には山の様に付箋が貼ってあったりしたのですが、どうも昭和の香りが拭いきれず。むむむ。どうしましょ。


そんな中、モニョさんだけがハッキリ決まっていて、私が候補として出した名前の一つをすごく気に入ってしまい、お腹にいる時からその名前で勝手に呼びかけたり、幼稚園の先生や周りの人にもその名前の候補を話したりしておりました。

あんまりその名前が気に入っているので、他の名前の候補をあげてみても、


   「あんちゃんは?」「餡子ちゃん?」

   「かほちゃんは?」「アホちゃんて呼びそう。」

   「かりんちゃんは?」「かりんとう?」



と、手当り次第に反対意見で切り返す。


モニョさんのあまりの気に入りぶりにパパさんも半ば降参で、「じゃあいいよ、仮決まりってことで。」と折れていたのですが、それにも「”仮”じゃないよ。」とモニョさんはビシッと念押し。


しかし、いざ産まれてみると、なんとなくその名前の漢字はどうも合わない。もともと名字がどちらかというと武士っぽい堅い感じの字なのに、名前に使う予定の漢字もイカつい。産まれてみてお顔を見た赤ちゃんのイメージは、小さいせいなのか、もっと甘えん坊な感じの愛らしい妹的な名前の方が合うんじゃないか・・・とパパさんやじーちゃん、ばーちゃんとも話し、そこからまた新たな名前を考える日々。


あーでもない、こーでもない。


私と実家の母は、市の広報に載っている赤ちゃんの写真と名前を見て「これはちょっとね~。」、テレビに出てくる女の子の名前を見て「あれはちょっとね~。」、と文句を言うばかりで新案はナシ。パパさんはすでに却下された昭和の名前や私のお友達の子供と同じ名前をまた引っ張りだして来て「あれはダメ?」と繰り返すばかり。


あまりに決まらないので、普段そういうことにあまり口出しをしない実家の父も毎日のように紙にアレコレと名前を書いて考え始めた。



色々考えてついに父が、「これだな。」と、言ったのがこの名前 ↓  


             『彩秋』  



え?なんて読むの?? 「あやの」だそうです。


字面も美しいし、良いんだけど、いや、良いんだけれど、「あや」は分かるけど、「の」って? 「の」って????


            「いいじゃん。」



なんと!居直った。



「読んでもらえない名前は可哀相」という、これまでの我々家族の暗黙の了解みたいなものが、この父の一言で一気に崩れ、急に一面バリアフリーに。でも、たしかその鉄則ルール光線を一番厳しく放っていたのは父だったような・・・。


いよいよタイムリミット最後の週末(でも後から調べてみると、名前が決まらなくてもとりあえず「未定」で出生の届けだけできると分かる。)、パパさんと全ての名付け本を一から見直し、ネットを調べまくり、赤ちゃん雑誌を買ってモデルの子の名前を見まくり、可能性の少ない名前もとりあえず書き出してみたりして、焦る焦る焦る。



しかしいくら新たな案を出しても、横から「そんな名前はみんなに笑われるよ。」「変だよ。」と批判ばかりする声アリ。モニョさんはどうしてもあの名前をつけたいみたいです。



      え~~~~~いっっ!!なら、もうこれでいいじゃんっっ!




私たち夫婦がそれぞれ別々に考えて偶然1つだけつけたかった漢字が同じだった漢字を一文字入れて、妹がやってくることを誰よりも楽しみにしていたお兄ちゃんが、どうしても譲れなかった音をつけて、家族のワガママがたっぷりつまった名前を「いいじゃん。」と決めることにしました。


でも偶然にも私の希望通り、「自然なイメージ」で且つ「秋のイメージ」、そして「和風」な「名詞」でもあり、昔から素敵だなと思っていた詩のフレーズをイメージさせる愛らしい名前。



東洋からはるばると
わたしの庭にうつされたこのいちょうの葉は
賢い者のこころをよろこばせる
ふかい意味をもっているようです。

これはもともと一枚の葉が
二つに分かれたのでしょうか?
それとも二枚の葉がたがいに相手をみつけて
ひとつになったのでしょうか?

このようなことを思っているうちに
わたしはこの葉のほんとうの意味がわかったと思いました。
あなたはわたしの歌をきくたびにお感じになりませんか、
わたしが一枚でありながら あなたと結ばれた二ひらの葉であることを




その名の通り、いつかこの地球のどこかにいるあなたのベターハーフとちゃんと巡り会って、大好きな人とたくさんの愛に溢れ幸せに幸せに幸せになりますように。





出産

2011-10-24 10:40:44 | ベベ子

           

              「わぁ~ かわいい声♪」

           待ちに待った自分の娘に最初に掛けた言葉。
       本当に心から、なんてかわいい声なんだろう。と思ったのです。



午前中の検診の最中、機械をつけている時に急にお腹にキューっと痛みが。すぐ横でプリントされているグラフに目を向けると、見事にきれいな山形ライン。もしかして陣痛始まってる??診察を受けてみると、どうも今日明日中にはやってくるでしょう。とのこと。自分でも確かに近いと感じていたので、それならば。と、入院する前に買っておきたかった物(モニョさんのお箸、お化粧用のコットンなど、くだらない物ですが)を帰り道に買い物。駐車場でキュー。店内でキュー。帰りの車の中でキュー。うーん、もしかして30、40分くらいで来ている??


夕方5時頃から、なんとなく30分~20分くらいの間隔でお腹の底辺をぐ~っと押すような痛みがやって来ていたので、これかな?と思いながらも時刻をメモし、痛さを紛らわすためネットをしたりメールを書いたりしながら過ごしたり、出産にそなえて6時頃からは落ち着いてシャワー、6時半からは今宵の大勝負に向けて母の作ってくれた夕食(大好物の唐揚げ!)を時折襲ってくるお腹の底の痛みに耐えつつおかわりまでしてたいらげ、「陣痛?ねえ、陣痛??」というモニョさん。いよいよ7時頃には波が来ると歩いたりしていても止まってその場でしゃがみたくなるくらいになってきたので、「まだまだ」と言われるのを覚悟で病院に電話。経産婦ということもあり、入院の準備をしてくるように言われました。荷物を持ってモニョさんにも声を掛け、出掛ける準備をすると、モニョさんのテンションは一気にあがり、「赤ちゃん産まれてくるのた~のしみぃ~~~♪」とルルルラララと階段を降りる。出掛ける前にトイレへ行って!と言うとトイレのドアを開けた途端、神妙な面持ちで・・・



              「お母さん、ウンチ。」



!!!!


今かよっっ!!!


いやいや、今あなたのウンチが出るのを待ってたら、お母さんの方が別の物が出て来てしまうわいな。と、


     「今は無理よっ。病院にもおトイレあるから、とりあえず病院まで行って!」


と、言うと、

  
               「そんな!馬鹿なっ。」



と言いながら慌ててズボンをあげて出掛けてくれた。この掛け合いがなぜだかおかしくておかしくて、お腹が痛いのに何度も思い出してしゃがみ込むくらい爆笑。


ものすごい渋滞に巻き込まれ、間に合うか?と思われていたパパさんから病院に向かう途中に「病院に着いたよ。」の連絡。おお!間に合いましたか!

母に運転してもらって車が病院に到着し、さあ降りましょう、という時にまたビッグウエーブがやってきて来て「ちょっと今、降りれない。」と言っているくらい痛がっているのに、病院のロビーに着くなりパパさん、かなりウカレモードで「ビデオは?DVDそのまま?新しいのある?」と早速ビデオの心配。・・・こっちはそれどころじゃないんです。

すぐに内診。「はじまりですね。」と言われ、まだ3センチだったけれど、そのまま入院。経産婦の場合は急に進むからね。と言われたけれど、まだ3センチなの~?!?!モニョさんのおねむに間に合うかしらん?

陣痛室に入るのかと思いきや、そのままLDRへ通されたのでちょっとビックリ。「全部脱いでそれに着替えて下さいね。」と病院着を準備されたのですが、前回の記憶が全くない。「全部って、ホントに全部の全部でしたっけ?」と聞いてしまったくらい。前回は記憶のないまま全部着替えさせられたような・・・。前回は初めての陣痛で今考えるとかなりパニックになってしまっていたので、LDRにも車いすで運ばれたと思います。

そこからはグングンやってくる陣痛の波との孤独な戦い。すぐ脇ではモニョさんとパパさんがいつものようにくだらない小競り合いや言い合いが始まったりして、「もう!そんなことしてると後でお父さんに怒られるよ!」とパパさんが言うと、「だって、仕方ないじゃん、モニョくんこういうところにくるの初めてなんだから、落ち着けないよ。」だの、「暑いからちょっと廊下にいようか?」というと「暑いけど平気。お母さんのためにモニョくんは我慢できる。」だの。「無理!だって廊下はもう電気切られて真っ暗だもん!」だのあーもう、気が散るんですけどっ。

内診の度に家族は廊下に出されるのですが、はぁ、これでちょっと集中できる。と思うと、間もなく、


        「やっほ~。様子を見にきましたよ~♪」



と、ウカレっぱなしのモニョさんがすぐに登場。あぁ・・・・まだまだなので、しばらく外でのんびりしてきてくれて良いんですけど。途中、パパさんがダッシュで夕飯を食べて帰って来た時には、一瞬にして部屋に広がる油っこい匂いとほのかなカレー臭。あぁ・・・Coco壱でカツカレー食べて来たな?!油っこい臭いが気になるっちゅーのっっ!「前回は入れてもらえなかった。」とモニョさんの時には立ち会えなかったことに不満をもらしていた実家の母、今回は一緒に立ち会ってもらったのですが、悪いと思ったのか気を使ったのか、私の右頭横のソファーに座っていたパパさん&モニョさんとは別に私の左足元に丸椅子を持って来て座ろうとする。あぁー、視界に入ると気が散るんですけどーーーー。

そんなこんなで外野に気を取られつつ、その気を取られている状況も一方ではかなり面白いと冷静に楽しみつつ、波の様に打ち寄せる陣痛との一対一の真剣勝負。前回は初めてだったのですっかりやられてしまったけれど、今回は絶対に上手くやれるはず。いや、やってやる。という変な自信と、ちょうど一年前に二人目を出産したばかりのお友達のゆたさんがくれた鉄則アドバイス「1、目は絶対につぶらない」「2、陣痛が来ている間はとにかく息をゆっくりフウ~っと吐き続け、数を数えて次の陣痛の波が来るまでやり過ごす」この2つを実践。家から握って来たハンドタオルを握りしめつつ、ジワ~っと嫌な感じでにじみ出てくる脂汗を拭いつつ、目を開いてフゥ~~~フゥ~~~~~っっ。かなりつらい痛みも乗り越えられる。それどころか、そのうち陣痛の痛みが気持ちよくなって来たほど。体内麻薬が出ていたんでしょうか?ちょうどその頃に陣痛がグンと進み、9センチ、そして10センチ!全開!

いよいよです。

あぁ、どうかモニョさんが眠くなってしまう前に出て来てくれます様に。と時計を気にしつつクライマックスの陣痛に耐える。前回は「あぁ~~~こんな痛いのが一体いつまで続くのよぉ~~~。なんとかしてよぉ~~~~。」と気弱なことを思っていたけれど、今回は明らかに違いました。心の中で「早く出てこいっっ!」「絶対に自分で産んでやる!」と強く思っておりました。

でも、やっぱり痛い。破水すればもうちょっと楽になるのかな?と思っていると、「次に大きい(陣痛)の来たら破水させます!」という助産師さんの声が。あぁ、これゆきさんが言ってたバシャってやるやつだ!とか思いつつ、「来ました。」と手をあげると、「破水させますね~。」バシャ!!

おぉぉぉぉ~~~~~。コレか~。

痛いかと思って覚悟したのに、全く痛くなくてそして想像以上に暖かい♪赤ちゃんはこんなに暖かい所にいたのか~。温泉みたい♪

(破水と子宮口全開は前後逆かも?)


いきんだのはほんの2、3回。


「ながーく、ながーく。」と言われ、出来るだけながーく、ながーく。


モニョさんの時はコツも分からず、やみくもにいきんで後から体中が筋肉痛になったくらい、しかも、結局へその緒が首に二重に巻き付いて自力では出て来られず、助産師さんにお腹に馬乗りになられてぐいぐい押し出されながら、吸引カップでスッポンと吸い出されるというあまりに強引な結末・・・。


「もう良いですよ。ハァハァして~。」


母親学級で説明を聞いた、あとは自然に赤ちゃんがニュ~っと出てくる段階ね!と思った瞬間、


「お母さん、下見て!」


出て来たのは、小さい小さいまあるい野球のボールのようなお顔の真っ赤な赤ちゃん。あぁ、やっぱりいたんだ♪こんなに早く、こんなに楽に、赤ちゃんに会えるなんて!自然な分娩がこんなにも素敵な赤ちゃんとの共同作業だなんて!


      「わぁ!お母さん、おめでとう よくがんばったね。」


と笑顔で駆け寄って来てくれたのは、この瞬間にお兄ちゃんになったばかりのモニョさん。モニョさんのために、モニョさんをお兄ちゃんにしてあげたくて、その一心でがんばってきた10ヶ月、迷わず出て来た言葉は、


      「モニョくん、おめでとう良かったね♪良かったね♪」



私ではなく、おめでとうなのはモニョさんなのです。おめでとう。おめでとう、お兄ちゃん。


へその緒は、そんな特別なピカピカのお兄ちゃんに、ぜひ、いや何としてでも切らせてあげたくて、助産師さんにお願いしました。『お兄ちゃん人生』始まりのテープカット、カッコいいお兄ちゃんになれますように、妹を何よりの宝物にしてくれますように、そしてずっとずっとこの日を覚えていてくれますように。お母さんからの一生に一度のプレゼント。


モニョさん曰く、「外側はナメクジみたいにグニュっとして、中はクッキーみたいにサクッと堅かった。」そうな。へぇ~。




あぁ、良かった。ホントに良かった。



        「ん? で、女の子でした?」




と処置の為に連れて行かれてから改めて聞いた私。予定通り、女の子でした。ほ。






今回2回目にして、出産て素晴らしい!!と初めて思えたし、とっても自然で、とっても温かな瞬間なんだと穏やかな気持ちで感じることができました。その瞬間を家族とともに、しかもぜひ見せてあげたいと思っていたモニョさんに見て感じて参加してもらえて、私にしか与えてあげることのできない大きな経験を与えてあげられたことに母として心から満足。そして私自身も、1回だけでは分からなかったこの本当の素晴らしさを知ることができて、本当に良かった!

そして何より、赤ちゃんが無事私たちのところにやって来てくれて、本当に本当に幸せです。



写真は食事がおいしくて評判の産院で出された3時のオヤツ。
今回も食事満喫。良く寝て良く食べた病院生活。
2回目は何かと余裕ありますな。


年齢的にも、経済的にも、家族計画的にも、3回目はない予定の我が家ですが、こんな素敵なお産ならまた産んでもいいな♪と思える良いお産。ベベ子よどうもありがとう。お母さんはこの時の幸せな気持ちをずっと忘れませんよ。





ようこそ

2011-10-24 10:22:57 | ベベ子

        

        予定日より2日早く 10月11日(火)午後9時58分
      2540gの小さな身体で、我が家にお姫がやって来てくれました


パパさん、モニョさん、実家の母に見守られながらの、とっても良いお産でした。
我が家の場合はもうないけれど、「こんなふうならまた産んでもいいなぁ。」と思えるくらい。

何がどう良かったというのは、上手く説明できないのですが、きっと自分自身が前回よりもずっと穏やかな気持ちでその時を迎え、辛いはずの陣痛や分娩もむしろ喜びとともに楽しめたこと、一度経験していることからくる未知の痛みとの戦いではなかったこと、モニョさんをやっとお兄ちゃんにしてあげられたことへの幸せ&満足感、そういうことがみんな合わさり合って、お産というものが前回のように人生の大イベント!一大事!というよりも、私の中でとても自然なことで、その自然な出来事を家族のみんなに囲まれてみんなでとても自然な形で迎えられたというのが一番の理由なのではないかと感じています。


妊娠中に色々気遣ってくれたお友達、久しぶりの妊娠を自分のことのように喜んでくれたお友達、本当にありがとう。無事、憧れの女の子のお母さんになれました。



そろそろ

2011-10-11 17:07:58 | ベベ子
夕べは何事もなく朝を迎えましたが、朝から少しずつお腹の痛みを感じています。

明日の予定だった検診を一日早めて午前中に病院でみてもらったら、3センチ開いているそうで、13日の予定日までにはまず間違いなく陣痛が来るでしょう。とのこと。

「今夜ってことはないですよね?」と聞いてみると、「いやー、こればっかりは。ご主人には早めに来てもらった方が良いんじゃないですか?」と言われたので、パパさんただいま東に向けて走行中。しかし工事渋滞に巻き込まれている模様。間に合うか?


前回、結局陣痛が始まったのがいつからだったのか、どれが果たして本当の陣痛だったのか分からないまま終わってしまい、今のこの痛みも果たして本当に陣痛なのか?と思いつつ時間をメモっていますが、一体どうなることやら。今夜もしくは明日くらい?さて、乞うご期待。


こんなギリギリになってから、そういえばフィン時代の家族からのメールに返事をしていなかったことがどうも気になって、痛みと痛みの間にメールを書いて最近の家族写真を送ったりしている私。



これで気がかりなことは他にないはず。





それでは、人生最後になる予定の陣痛&分娩楽しみます






あ・・・・ちなみにモニョさま。「お父さんが間に合わない時は頼んだよ。」と前回の別れ際にパパさんに言われ、


      「うん♪ジ~~~~ロジロ見るよ。ジ~~~ロジロ。にひひ



とこの上なく嫌らし~~~い言い方をしておりました。本当にジ~ロジロ見られそうで怖い。

どんなお兄ちゃんやねん。





悔いなし

2011-10-10 10:53:13 | ベベ子

       

       


予定日3日前を迎え、今朝少し出血あり。
病院に電話をしてみましたが、お腹の張りも痛みもないのでこのまま自宅でしばらく様子を見ることに。

昨夜新幹線で自宅に戻ったばかりのパパさんに念のため予告の電話、入院グッズの準備を再度確認、部屋を少し片付けて、まだまだやってやろうと欲張りに企んでいたお裁縫の道具をついに店じまいし、カメラのデータをパソくんに移動、ビデオの空きDVDを確認、全てのカメラ&ビデオの充電充電、モニョさんの幼稚園関係で準備しておかねばならないことを終わらせ、母にいよいよの時になったらのことや幼稚園のことを頼んで、今は心穏やかにその時が来るのをのんびり待っています。

前回は夜中に突然破水から始まったので、こんな風にあれこれする時間も心の余裕もなく夜中にバタバタと病院へ向かったのですが、今回はおかげさまでこんなふうに心の準備をしながら待つことができて、改めてほんわかと幸せな気分を味わうことが出来ています。



・実家での制作活動:赤ちゃんのお下着、お洋服、帽子、来年用のフリフリスカート、モニョさんの今年の秋冬物Tシャツ&タートルなどなど、合計19着。満足です。

・布屋への買い出しも、結局母同伴で3回目決行。満足です。

・なんとしてでも絶対見たかったモニョさんの運動会!無事見ることができました。満足です。

・最後の暴飲暴食:昨日家族3人でピザ食べ放題付きのイタリアンチェーンのランチに行って(スープ、パスタ、デザート、フリードリンクもセット)解き放たれたように食べまくりました。満足です。

・すっかり忘れていた免許の書き替え、名古屋の試験場にて経由地更新完了。セーフ。

・赤ちゃん用に新調したレンズも昨日到着済み。間に合った。

・名前も一応(仮)決まり。ホっ。

・夕べは早くからぐっすり睡眠。よっしゃ。



ここまで来て、何も悔いはありません。いつでもいらっしゃいませ。