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ブログ的なアレです。

社会人6年目の皆さんへ

2007年10月25日 | 仕事とか堅苦しい話
ぶーちゃんが先日(カレーを食いながら)言っていた。



「後輩が出来ると仕事が変わってくる」

後輩を育てなくちゃいけないし、育てた後輩が後ろから迫ってくる危機感により、仕事が全く新たな局面を迎えるからだそうだ。

なるほど。

ちなみにボクには後輩がいない。
部署の方針として「英語+即戦力」を謳っているからだ。
若手は入って来ない。

ところがボクにはメンバーが12人いる。
9割方年上だが。



最近よく思う事なのだが、今までは自分の仕事でかなり手一杯だった。
お客の相手をしたり、数的な結果を追うのに必死だったり、いわゆる「付加価値」を生める仕事をいかに出来るかだとか。そういう中で「メンバーを育てる」といった観念が少し欠落していた。幸いメンバーも上手くフォローしてくれていたのでそれに甘えていた。

ところがここ数日は自分の仕事がかなり落ち着いてきた。
すると、冷静になって「自分は今本当に何をやらなくちゃいけないんだろう」と考える。
「お客を満足させる」というManagementレベルでの仕事はある程度どうにかなった。ここはもう余り力を入れなくても良い。そうなると、やはり本当の意味での良いアウトプットを提供するために、そのアウトプットをより確実に提供するために、メンバーを育てなければならないという発想になっていく。

そういうわけで最近はこればっかりに注力している。
ここ数週間、かなり失敗を繰り返してはいるが、色々と新しい発見がある。

例えば「ボクがある程度アウトプットを完成させないとメンバーが動いてくれない」ということ。何を言っているかと言うと、人は「時間がかかりそう、どうやれば良いか分からない」といった仕事には相当な抵抗を感じる。何もしてくれない。一方で「少しだけ頑張れば出来てしまう事、何をすれば良いかが分かる事」に対してはすんなりと仕事をしてくれる。しかも、それをやる事によって何かしらのアウトプットは出るのでメンバーの達成感=モチベーション向上にもつながる。

だからメンバーに仕事を依頼する時には、少なくとも6割方はボクが完成させてしまい、後の細かいところをメンバーにお願いするという仕事のやり方になってきた。

これに限らずだが、最近こういう新しい仕事のやり方が少しずつ分かってきた。

話は戻るが、ぶーちゃんがさっき言っていた事は分かる。
対象が後輩か年上のメンバーかという差はあれど。

というか、社会人6年目というのは得てしてそういう時期なのかもしれない。
やぱり周りのみんなもそういう時期なのかな。
そんな事をふと思ったわけです。

仕事がおもしろくなりそうです。
これからもしばらく頑張れそうです。

6年目の皆さん、頑張りましょうね。

コメント (5)
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