that blog-ish thingy

ブログ的なアレです。

信頼の築き方

2005年03月02日 | なんとなくアレなやつ
最近、仕事をしていてよく思うのだが、けんかをする人ほど仲良くなっていく気がする。

例えば、今一緒に仕事をしている外人。
口癖は「Why?」

よくある会話が:
外人「○○の作業は終わった?」
俺「これこれがあったからまだ出来ていない」
外人「Why?そんなものは後回しでいいじゃないか?俺が頼んだ仕事の方がよっぽど重要だ」

こっちはこっちで別の仕事もしている、しかも3,4個平行して色々な仕事を進めているような悲惨な状況なので、正直、かまっている暇がないのだ。ただ、依頼された仕事が完了されていないと、言い訳無用、徹底的に打ちのめされる。

ついこの前までは、外人がゴリ押しで仕事をさせようとするので、致し方なく仕事をしていたが、いかんせん忙しい上に、毎日「Why?なんで俺の仕事をやってくれないんだ」が続くと、ストレスが溜まってくる。

ある日、ついにブチ切れてしまった。

Shut up, will ya!!

Fucking leave me alone!!


(訳:もう、本当にうるさい!!もう放っておいてくれ!! - かなり失礼な英語です)

当然、外人もこれに黙ってはいなかった。
「今なんて言った?依頼された仕事もろくに出来ないくせに、偉そうな事言ってるな!」
「はぁ?小姑よろしくこんなに色々な仕事やれやれ、って出来るわけないだろ!お客さんに対してあれもこれもやらなくちゃいけないの分かってるだろうが?」
といった具合に永遠と口ゲンカ。
理詰めの外人と、その理屈の一切合切(いっさいがっさい)を否定する自分。完全な平行線。

その日はケンカ別れに終わった。
その次の日も同じようなケンカをして平行線。その次の日も。

しばらくこんな形でケンカを重ねたある日、わりと偶然だったのだが、外人が求めていた仕事をびちっと決める事が出来た。外人がすごく喜んでくれた。その日はケンカをせずに生産的なミーティングをする事が出来た。

あまりにも生産的なミーティングだったので、ちょっと冷静になり、今まで大人げなく、感情まかせになっていたことに気づき、一応外人に謝ってみた。
すると「いや、いいんじゃない、ケンカって。お互いの良いところも悪いところも分かってくるから仕事やりやすくなるでしょ?ケンカしてる間はお互い辛いけど」と言ってくれた。実は、この一言、結構嬉しかったりしたわけなんだけど。

そこで思った。
きっと酸いも甘いも共有しないと信頼って築けないんだな、って。
むしろケンカの一つや二つもしないようじゃ、本当の信頼って築けないんじゃないかな、って。
逆に、ケンカした時の相手の意外な一面を見る事により、相手の本質というものを理解することができるんじゃないか、って。

え?結構当たり前なこと?まあね。
でも、ケンカしてる時って感情的になるから見落としがちにもなるんだよなぁ、って。

これって恋愛においても同じ事が言えると思うんだけど、

1年以上彼女がいない

ので、余り偉そうな事を言うのは自粛させて頂きます。




ケンカ出来る彼女ほしぃ~
(結論そこかよ)
コメント
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