壮絶。過酷。悲しい…。
重みのある実話だけど、重みがあり過ぎて、
とても受け止めきれない。
映画は主人公のクライマー達を無理矢理に“ヒーロー化”することなく、
現実の歴史のまま素直に展開していく。
時代背景、恐怖と栄光に揺れる若さ、内に秘めた心の葛藤、渦巻く人間模様、
そしてアルピニズムという哲学の原点、などなど…。
「楽しめる」映画という感じではなく、
僕にとっては「考えさせられる」作品という感じ。
終始、ハラハラ・ドキドキ・ソワソワし、全く落ち着いて観ていられない。
完全に映画の中に入り込んでヤラレてしまった。
映画を見終わったときには、グッタリとしてしまい、
客席からすぐに立ち上がる事が出来なかった。
映像では、「美しいアルプスの景色」「知っている山・小屋・乗物」などが
次々に現れて、「オッ!?」っと思うところも沢山あるけれど、
クライミングのシーンは、リアル過ぎて、SFXやセットを全く感じさせない。
凍傷や滑落も冷たさや痛さが十分に伝わった。
バックに映っている景色を見る限り、かなり本当に、現場での撮影もしていると思う。
「あぁ~、あそこで撮ったな?」とか想像できる。
当時のロープの質感や道具の使い方もリアルで、かなり興味深く、
ハーケンを手作りしたり、振り子トラバースをしたり、雪崩に落石が混在してたり、
ゼドゥルマイヤー達の遺体が見つかった時のリアクションも
そこで全員が祈りを捧げ敬意を表すシーンも共感できた。
でも一般の観客には、全くわからないところだろうなぁ。
さらに非常に細かい描写だけど、北壁をリードしているトニークルツが、
バンドにあった足元の浮石が下に落ちないように足でズラすシーンがあり、
僕はソコにはまった!
「誰にも気づかれない」作業だけど、
トニーの人間性や普段の山への姿勢、登山家としての正義、
または、アンディに対する優しさを感じる動きだよね。
ガイドだったらこの“あたりまえ”の地味な動きに反応するはず。
「23歳で北壁」というところも僕にとってはツボかな。
まぁ、とにかく、
「え~!ありえない…」といったような
近年公開されてきた冒険活劇山岳映画とは違います。
皆さんは、このリアルな実話をどう感じるでしょうか。
是非、劇場の大スクリーンでみて下さいね。(鑑賞ツアーする?)
3月より全国各地で公開です。 → 『アイガー北壁』
東映本社にこんなポスターが!気になる~!
<参加者募集中!>
さて、以下の講習会&BCツアー、参加者急募です!是非ご検討ください~!
★ワンコイン実践講座 箱根・駒ケ岳(地図とコンパス) 1/31(日)
★オッシュマンズ&AG キューピットバレイキャンプ 2/5~6 2日間
★北海道・富良野大雪山BCキャンプ 2/12~14 3日間
★BCステプアップ講座山中編 かぐら(セルフレスキューⅠ) 2/20
★BCステプアップ講座山中編 かぐら(ナビゲーション) 2/21
★東北シークレット エキスパートBCキャンプ 2/27~28 2日間
★BCステプアップ講座山中編 かぐら(雪崩のリスク) 2/27
★BCステプアップ講座山中編 かぐら(セルフレスキューⅡ) 2/28
★八甲田・スペシャルBCキャンプ 3/5~7 3日間
★竹内正則 妙高ビックスロープキャンプ 3/13~14 2日間
★北海道・利尻スペシャルBCキャンプ 4/16~19 4日間
重みのある実話だけど、重みがあり過ぎて、
とても受け止めきれない。
映画は主人公のクライマー達を無理矢理に“ヒーロー化”することなく、
現実の歴史のまま素直に展開していく。
時代背景、恐怖と栄光に揺れる若さ、内に秘めた心の葛藤、渦巻く人間模様、
そしてアルピニズムという哲学の原点、などなど…。
「楽しめる」映画という感じではなく、
僕にとっては「考えさせられる」作品という感じ。
終始、ハラハラ・ドキドキ・ソワソワし、全く落ち着いて観ていられない。
完全に映画の中に入り込んでヤラレてしまった。
映画を見終わったときには、グッタリとしてしまい、
客席からすぐに立ち上がる事が出来なかった。
映像では、「美しいアルプスの景色」「知っている山・小屋・乗物」などが
次々に現れて、「オッ!?」っと思うところも沢山あるけれど、
クライミングのシーンは、リアル過ぎて、SFXやセットを全く感じさせない。
凍傷や滑落も冷たさや痛さが十分に伝わった。
バックに映っている景色を見る限り、かなり本当に、現場での撮影もしていると思う。
「あぁ~、あそこで撮ったな?」とか想像できる。
当時のロープの質感や道具の使い方もリアルで、かなり興味深く、
ハーケンを手作りしたり、振り子トラバースをしたり、雪崩に落石が混在してたり、
ゼドゥルマイヤー達の遺体が見つかった時のリアクションも
そこで全員が祈りを捧げ敬意を表すシーンも共感できた。
でも一般の観客には、全くわからないところだろうなぁ。
さらに非常に細かい描写だけど、北壁をリードしているトニークルツが、
バンドにあった足元の浮石が下に落ちないように足でズラすシーンがあり、
僕はソコにはまった!
「誰にも気づかれない」作業だけど、
トニーの人間性や普段の山への姿勢、登山家としての正義、
または、アンディに対する優しさを感じる動きだよね。
ガイドだったらこの“あたりまえ”の地味な動きに反応するはず。
「23歳で北壁」というところも僕にとってはツボかな。
まぁ、とにかく、
「え~!ありえない…」といったような
近年公開されてきた冒険活劇山岳映画とは違います。
皆さんは、このリアルな実話をどう感じるでしょうか。
是非、劇場の大スクリーンでみて下さいね。(鑑賞ツアーする?)
3月より全国各地で公開です。 → 『アイガー北壁』
東映本社にこんなポスターが!気になる~!
<参加者募集中!>
さて、以下の講習会&BCツアー、参加者急募です!是非ご検討ください~!
★ワンコイン実践講座 箱根・駒ケ岳(地図とコンパス) 1/31(日)
★オッシュマンズ&AG キューピットバレイキャンプ 2/5~6 2日間
★北海道・富良野大雪山BCキャンプ 2/12~14 3日間
★BCステプアップ講座山中編 かぐら(セルフレスキューⅠ) 2/20
★BCステプアップ講座山中編 かぐら(ナビゲーション) 2/21
★東北シークレット エキスパートBCキャンプ 2/27~28 2日間
★BCステプアップ講座山中編 かぐら(雪崩のリスク) 2/27
★BCステプアップ講座山中編 かぐら(セルフレスキューⅡ) 2/28
★八甲田・スペシャルBCキャンプ 3/5~7 3日間
★竹内正則 妙高ビックスロープキャンプ 3/13~14 2日間
★北海道・利尻スペシャルBCキャンプ 4/16~19 4日間