けんけんブログ -guide diary-

国際山岳ガイド近藤謙司の冒険案内記!
“ハイキングからチョモランマまで”

バッタバタの1週間!!

2005-11-04 02:19:14 | ネパールトレッキング
東京のBC無料講座の翌日である木曜日は、
午前中に東京スポーツ&レクリエーション専門学校で2コマの授業を
こなしてから、大阪に直行!
「憧れの高所登山」の関西版を開催しました。
関西の人たちは、講演の反応が良く、挨拶もしっかりはっきりするし、
とても好感が持てます。すぐに仲良くなるしね。

講座終了後は、恒例となった近所の呑み屋さんで
お客さんも含めてみんなで飲みながらの座談会となりました。
東京ではなかなかできないよね。いつかやりたいね。
金曜日も「憧れのパウダースノーへ」の大阪版を開催しましたが、
週末には、ヤマケイとのコラボ企画「わんぱく登山学校」の講師があり、
この日は、最終の新幹線で帰らなければならず、20時30分ピッタリに講座を終了して
新大阪の駅へ大急ぎで直行しました。

私が会場を後にしてから、片付けをしてくれたトッキーはじめクラブ員の皆さん、
本当にありがとう。特にさんには、ボードケースまで持って帰ってもらって。
大阪駅から京都方面の電車が止まっていて一瞬ドキっとしましたが、
無事に最終の新幹線に飛び乗り、松茸弁当とビール終了後に撃沈。
家にたどり着いたのは、夜の1時。

それから、翌日の「わんぱく登山学校」の企画の確認と仕度をはじめて、
結局、徹夜で朝風呂して、7時前には家を出て行きました。

今回の校長先生役の“たわし髭”こと大蔵喜福オヤブンと
アシスタントをしてくれるミズキユウ、それからアメリカから帰国したナナエ
合流して、子供たちを新宿の摩天楼の下で迎えました。
出発帰着点となる新宿の子供から、沖縄から参加した子まで、いろいろ。
以外にも参加した子供たちが元気で、すれてるところもなく、人見知りもしない!
学年の差も感じさせないくらいに、すぐに皆仲良くなって、
バス出発後のテンションの高さは異常なくらい。ほとんど病気。(ふる!)
しゃべりっぱなしの子供たちを乗せてバスは中央フリーウェイへ。

辿り着いたのは、長野県高遠にある国立少年自然の家
初日の土曜日は、小雨が降っていましたが、自然と動物のくらしの話し、
そして竹笛づくりに没頭して時間があっという間に過ぎました。
テントに入り、夕食の準備に取り掛かりましたが、
初めての釜戸や焚き木に感動したり、野菜を切ったりして、
ワイワイガヤガヤとカレーを作りました。食後は、雨上がりのキャンプファイヤー!

2日目の日曜日は、北に位置する守屋山へ登山!
坂道を上手に歩けない子もいれば、走り回っている子もいたりして、
運動能力に差があったり、自然の地形に歩調を合わせることができなかったり、
もっと、もっと、日本の子供たちに自然環境に入るチャンスを与えて、
五感を研ぎ澄ませてあげなきゃって、改めて思いましたね。

イベント中は、子供の話題に終始押されっぱなしでしたが、
帰りのバスでは、たわし髭の大切な自然の話“山は偉い”も聞かせることができ、
アカデミックなアウトドアライフがすごせたと思います。

「この思い出がいつまでも彼らの心に残りますように…」
という願いを込めているうちに…

僕はまたネパールへ来てしまいました~!!!!!
今、カトマンズです~~!!!

明日早朝にルクラへのフライトに乗って、エベレスト街道に行ってきます。
ブログが更新できましたら、ご喝采!では!


PHOTO:守屋山を下山する「わんぱく…」の子供たち!