夜、部屋でパソコンに向かっていると、
外から、高らかな鳥の鳴き声が聞こえてきました。
昼間のうるさいほどのヒヨドリとは違います。
透き通った高らかな鳴き声であります。
思わず、ドアの外へ出て見回してみると、
いました。2羽。
イソヒヨドリのつがいであります。
カメラを持って、近づくと1羽は逃げていってしまいましたが、
一羽は逃げないで、階段の手すりに止まっています。
カメラを向けても逃げません。
でも、夜なので、暗すぎてシャッターがおりませんね。
しょうがないので、オートでフラッシュをたくと、
それでも逃げないでいてくれました。
最近、とんとご無沙汰であったイソヒヨドリであったのですが、
久々にこのマンションへのご来訪でした。
でも、夜の8時というのはどういう時間帯なんでしょう。
何だか、鳥さんにもご家庭の事情とかあったんでありましょうか、
と、ちょっと他人事ながら(いや、鳥ごとですね)気になったところです。
翌日朝もやってきて、マンションの一番高いところに止まって
高らかに囀っておりました。
さてさて、本日26日は久々の涼しい1日でありました。
このまま涼しくなるはずもありませんが、
公園の林の中を歩けば、何だか少しは秋模様でありますね。
(残暑は、いつも厳しく長いんですよね。)
我が家は200m程先に名神の高架があり、最近は防音装置が付けられているとはいうものの、やはりざわざわといった感じの音がし、鳥の囀りに気付くことなどありません。
直ぐ裏が東山の果てで、稲荷山も近く、かつては桓武天皇の陵墓や仁明天皇陵、嘉祥寺、貞観寺、極楽寺といった藤原氏の建立した大寺院があった閑静なところですから聞こえてもいいのですが、・・・。もっとも、私が鳥に関心がないから聞こえないだけなのかも知れません。
急に涼しくなって、このまま行くはずがないとは思うものの、来て欲しい気もするし。このまま秋が来たら来たで、ちょっと不気味な感じもしますね。マ、勝手なものです(笑)。
昨日は犬山市にある国史跡青塚古墳の管理・活用をやっている友人のNPO法人の活動状況を教えてもらいに木曽川の辺まで行っていました。
前方後円墳の古墳の墳頂に登ると尾張国丹羽郡一帯が見えてとても壮観でした。昨日は見えませんでしたが、雲がなければ御嶽山が見えるとか、古墳もその方向に築かれているようで、自然に対する畏怖の気持ちは日本のどこに行っても大昔からあることがよくわかります。自然をバカにしている今の日本の為政者にきっと罰が当たることでしょう。
結局私は鳥とは縁遠いようで、いつまで経っても、どこまで行っても遺跡しか写真には写らないようです(笑)。
、
もう秋かと思える涼しさはホッとさせますが、ぬか喜びはいけないでしょうね。油断するとひどい目に遭いまする。今の政治にもすでにひどい目に遭っておりますな。全く自然をバカにして、支持率に高笑いしているどこぞの為政者の何と品のないことでしょうか。矜持も何もありません。この国を離れたくなってしまいます。