ウクライナ状況が一刻一刻気になるところですが、
久々、極楽寺山へお出かけしてみました。
頂上手前から道路は凍結状態ですので、手前で車を駐車しての歩きです。
寒波が去ったとはいえ、この道は日陰が多く、雪が凍り付いたまま
たくさん残っています。冬タイヤでも車は少々やばい。
それでも、車で上がっていくのがそばを通り抜けたりはします。
歩いて上がるお駄賃でしょうか、道脇の藪の中からルリビタキ登場。
精々20分ほどの山登りで、蛇の池周辺へ到着。
森の中にキツツキのドラミングが響くと森閑とした感じでなかなかよろしいです。
でもって、池畔の藪の繁みに青いルリビタキ!! ↓
この山で今季ようやくのお初です。
いるのは聞いていたのですが、この冬は何とも用心深く
姿を見せるのがとっても慎重。でもってすぐに逃げてしまう有様。
ですが、ようやく人慣れしてきたのか、随分大胆になっているようで
少々遊んでくれるのでありました。
そういえば、登り口のルリビも少しは愛想よくしてくれました。
池畔でお会いしたUさんも「よく出てきてくれるようになった」
とおっしゃっておりました。
鳥友Aさんは車で上がってこられました。キクイタダキがお目当てのよう。
「その幹にキバシリが、」と写真を見せてくれましたが、
とりあえず、こちらはルリビの追っかけであります。
芝広場に上がっておむすびをかじっておりますと、
遠くの広場の隅っこにメスのルリビであります。
繁みの縁伝いではありますが、こちらも用心深さに少し余裕がありそうでした。
再度の池畔で再度のルリビくんを拝んで退散です。「ヒッ、ヒッ、」と鳴いておりました。
凍り付いた雪の坂道を何とか「滑って転んで」ということもなく、
停めていた車までたどり着きましたよ。
愛想の良いルリビくんに出会えたのはこの冬初めての感じで
なんだかちょっと安堵した思いですね。
それにしても、時代を帝国主義だったり、あるいは中世にまでも
逆戻ししようとするもろもろの動き、
怒りとともに何とも暗い気持ちになってしまいますな。