Catch Ball

修業の時計を止めない教師でありたいです。

隣の○○です

2011-04-16 22:00:00 | 特別活動
 学級活動で「隣の○○です」ゲームを行った。
 構成的グループエンカウンターのエクササイズのひとつである。

 5年生であり,ほとんどの仲間の名前は分かっている。
 単なる自己紹介をしても大して楽しさは感じられないであろう。

 学年はじめに自己紹介をさせているクラスがよくある。
 あれは何のためにしているのだろうか。
 高学年ともなれば,もう何年も一緒に過ごしているのであるから,名前も知らない仲間などほとんどいないであろう。
 子どもたちのことを知らないのは担任だけである。
 担任のためにしているのだろうか。

 ここでは,エンカウンターのエクササイズを通して,楽しい雰囲気で自分のことを紹介したり他者を理解したりすることで,クラスの仲間に対して親近感が持てるようにしていく。

 方法は次の通りである。

 グループで円形をつくる。
 そして,次のように自己紹介していく。
A:「みそラーメンの好きなAです。よろしくお願いします」
(パチパチパチパチ…)
B:「みそラーメンの好きなAさんの隣の,笑うことの好きなBです。よろしくお願いします」
(パチパチパチパチ…)
C:「みそラーメンの好きなAさんの隣の,笑うことの好きなBさんの隣の,サッカーの好きなCです。よろしくお願いします」
(パチパチパチパチ…)
 1周できたら,大成功である。


 食べ物などに限定せず,好きなものを紹介させるようにした。

 初めに私と3人の子どもたちで見本を示し,その上で行った。
 まずは5~6人のグループで行った。
 「分からなくなった友達がいたら,そっと教えてあげよう」と指示していたこともあり,うまくできた。

 2回目は2グループ合体し,10人程度で行った。
 仲間の助けを借りながら,何とか成功することができた。

 ゲームを通して友達と触れ合い,仲間のことを理解することができた。

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