Catch Ball

修業の時計を止めない教師でありたいです。

運動会を終えて 2

2009-06-09 22:08:25 | 特別活動
 学校種目としてリレーがないというのも問題である。
 地域の種目が多くて,これ以上種目を増やせないのが理由である。

 学校のクラスとは関係なく,子ども会対抗リレーというのはあった。
 その様子を見ていたが,バトンパスの技能が全く身についていないことを感じた。6年生でさえ,1歩もリードしないで突っ立っているだけなのである。

 今日,校長と話をしていて,その話題になった。校長は体育が専門である。
 技能が身についていないことについて,全くその通りだという。学年の中ででも,リレー大会のようなものを企画してほしいという。

 普段の体育の授業の中で,リレーの指導がされていないのであろう。
 運動会や学年リレー大会のようなきっかけが何かなければ,体育授業でリレーが取り上げられないということである。

 前任校では,私が赴任した年度の運動会では,クラスの代表の8名だけが走る「クラス代表者リレー」が行われていた。
 私はそれを次の年度から「クラス全員リレー」に変更した。
 そうでもしなければ,授業でリレーを取り上げてもらえないからである。

 それまでは代表に選ばれた8名だけが,おもに放課後や休み時間に練習していた。授業中,残りの20~30名はリレーを全くしないのである。
 リレーに選抜される子というのは,毎年大体決まっているだろうから,ほとんどの子は6年間リレーを経験しないで終わるという可能性も大きいのである。これは大きな問題である。
 全員リレーを取り入れたところ,授業の中で,リレーを練習するようになった。大きな変化である。
 
 現任校でも,何らかの改革が必要である。

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