Catch Ball

修業の時計を止めない教師でありたいです。

TOSS体育フレッシュセミナーin秋田 2

2010-11-24 00:02:51 | 教師修業
TOSS体育代表の根本正雄氏からの講評は次の通りである。

・左手で受けて右手に持ち替える方法は,新しい提案である。提案性のある授業である。

・チームで練習して右5人,左0人,どちらでもよい2人という結果になったあと,一方的に教師の考えを述べて練習に移っていった。そのような授業展開はよくない。

・左手で受ける方法をやらせてみて,「やってみてどうだったか」「左手でもらってどうだったか」と投げ掛け,変容を見るようにするとよい。

・大人相手だから論理的に理解できたが,やってみてどちらがよかったか,自分が体験して納得しないと子どもは動かない。

・実際に体験していくことによって論理的思考が導かれる。

・チームで練習し,話し合うことが,言語活用能力につながっていく。

・子どもの思考過程に沿った授業づくりをしていってほしい。

・特にタイムはどうなるのかを,実際にデータを取って検証していってほしい。

・習得
 その場で
 歩きながら
 走りながら
 「ハイ」と言う
 端を持つ

・活用・探究
 テークオーバーゾーンで受け渡す
 リレーで競走する
 走る順番
 作戦

・走る順番や作戦を考えることが,コミュニケーション能力の育成につながっていく。



 根本氏が言うように,強引な展開であったことは否めない。
 私の解を押し付けるような展開になってしまった。
 「自分で体験してそのよさを実感しなければ,子どもは納得しない」という根本氏のコメントは大変勉強になった。

 タイムが短くなっていれば子どもたちは納得するはずである。
 コーナートップで容易にインコースに詰めることができ,外側に膨らむことなくバトンパスができるので,理論的にはタイムは縮むはずである。

 実践を重ねて,記録を蓄積し,再提案したい。