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修業の時計を止めない教師でありたいです。

TOSS授業技量検定宮城例会 1

2010-11-27 23:17:49 | 教師修業
 11月27日,仙台市民会館和室で行われた「TOSS授業技量検定宮城例会」に参加した。

 私は初めてC表検定を受検した。
 D表突破の22級を取得したのが2007年6月1日である。
 それ以来,C表を受検できる機会がなく,D表で6回受験してきた。
 そのたびに言われてきたのは,「C表レベルの授業としては提案性が薄い」「単元丸ごとを持ってくる」ということである。

 今回の受検にあたって悩んだのは,教材選びである。

 ひとつ考えたのは,先日の「TOSS体育フレッシュセミナー」で行ったバトンパスの授業である。
 左手でバトンをもらって右手に持ち替えるという内容は,主張がはっきりとしていて提案性も十分である。
 しかし,これは会場の都合で難しい。

 次に考えたのは,これまでに体育セミナーで行ってきた授業である。
 体育セミナーで行ってきた内容は,自分なりに深い教材研究をしてきたものである。
 提案性は薄いかもしれないが深みがある。そして,楽しくできる内容のものが多い。
 和室でできそうな内容としては,前転ボールキャッチか長短とびが考えられたが,天井の高さを考えて長短跳びにした。

 指導案作成に際して,長なわとびという素材をもう一度見つめ直し,学年ごとの系統表をつくった。
 全学年で行われる長なわとびという領域を「習得」「活用」「探究」という枠組みでとらえ,長短とびがどこに当たるのかを明らかにしていった。

 長短とびは,長なわとびの系統から見ると,やや異質な分野である。
 同様なものに長なわの中でのボールパスとび,ボールドリブルとびがある。
 0の字跳びや8の字跳びなどが「習得」部分であるのに対し,これらは「活用」「探究」の部分にあたる。