恵方巻（とろ一丁）

近年、節分近くになると、恵方巻の広告を見るようになった。
私が子供の頃には食べる習慣はなかった。
いかにも、クリスマス、バレンタインデーと同じような、お客に買わせようとする企業の戦略に思えた。
恵方巻を食べる習慣は関西のもののよう。
私は関東人。
それで、ついつい、そういうものには抵抗してしまう私は、今まで節分に恵方巻を買ったことがなかった。

なんか、書いていて思い出したのは
「俺はクリスチャンじゃないから、クリスマスは関係ない」
と強がる、彼女のいない男。
一緒に楽しめばいいのに、という気持ちも浮かんでくる。

今年は、例年に増して、1月から恵方巻の広告をよく見た。
それで、なんとなく、食べたくなってきてしまった。

近くに、おいしいチェーン店のすし屋がある。

とろ一丁
http://www.ohnosushi.com/blog/toroiccyou/2010/02/post_387.html

回転寿司屋なのだけど、一皿の値段が高いので、今まで一度しか行ったことが無い。
でも、とってもおいしい
特に、その場で軽くあぶった「あなご」（煮あなごではない）は絶品だった。

どうせ、買うなら、その店の巻き寿司を買いたいな、と思い、予約した。
イートインで食べたとしても、ついつい握りばかり食べてしまう。
だから、この機会においしそうな巻物をテイクアウトするのもよいかも、と思った。

買ったのは
・海鮮恵方巻
・穴子クリームロール
・炙りサーモンハラスロール

味は、どれも普通においしかった
そのなかで、意外なおいしさを感じたのは、穴子クリームロール。
ご飯の中心に、割と太目のクリームチーズが入っていて、上に穴子が乗っている。
その上に、甘い穴子のたれを、少しかける。
（たれも、小袋の状態で添付してあった）
この組み合わせが、今までにない、おいしさだった。

でも、高価な巻き寿司なので、「恵方を向いて一口で…」なんて、もったいなくてできない。
ゆっくりゆっくり、味わって食べた

また、来年も買うかも
（こうやって、企業戦略に…。おいしいから、いいんだけど。）




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