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礼拝説教、聖書を読んで感じた事

私たちのところに来られたイエス様

2020-12-06 05:41:19 | 礼拝説教
2020/12/6 礼拝説教
【テーマ】  クリスマスの主役
【説教題】 「私たちのところに来られたイエス様」
【聖書箇所】 ルカ1:35-45
1:35 御使いは彼女に答えた。「聖霊があなたの上に臨み、いと高き方の力があなたをおおいます。それゆえ、生まれる子は聖なる者、神の子と呼ばれます。
1:36 見なさい。あなたの親類のエリサベツ、あの人もあの年になって男の子を宿しています。不妊と言われていた人なのに、今はもう六か月です。
1:37 神にとって不可能なことは何もありません。」
1:38 マリアは言った。「ご覧ください。私は主のはしためです。どうぞ、あなたのおことばどおり、この身になりますように。」すると、御使いは彼女から去って行った。
1:39 それから、マリアは立って、山地にあるユダの町に急いで行った。
1:40 そしてザカリヤの家に行って、エリサベツにあいさつした。
1:41 エリサベツがマリアのあいさつを聞いたとき、子が胎内で躍り、エリサベツは聖霊に満たされた。
1:42 そして大声で叫んだ。「あなたは女の中で最も祝福された方。あなたの胎の実も祝福されています。
1:43 私の主の母が私のところに来られるとは、どうしたことでしょう。
1:44 あなたのあいさつの声が私の耳に入った、ちょうどそのとき、私の胎内で子どもが喜んで躍りました。
1:45 主によって語られたことは必ず実現すると信じた人は、幸いです。」

○ 12月になりました。こんなにも月日の早く過ぎるように感じた年はなかった気がします。ただただコロナで振り回されてここまで来た感じです。しかし、今年も嬉しいクリスマスの時期を迎えることができました。イエス・キリストは私たちの光なるお方です。私たちの光であるイエス・キリストの誕生をお祝いしましょう。クリスマスのことは今さら説明する必要も無いほど有名ですが、クリスマスがどのような日なのかしっかり確認しましょう。
 
Ⅰ.クリスマスはイエス様の誕生をお祝いする日
A.2020年前の出来事
1.イエス様の誕生は2020年前のこと、ガリラヤのナザレという町に住むマリアからイエス様は誕生しました。しかし、そのいきさつはそう簡単なものではありませんでした。
2.マリアには将来結婚する人が決まっていたので、その相手であるヨセフとと共にその日を楽しみにしていました。つまり、まだ二人は夫婦ではなかったのです。そんなマリアのところに天使がやってきて、 1:28 「おめでとう、恵まれた方。主があなたとともにおられます。」 なんて言ったのです。
3.マリアは、突然天使が家に入って来て、とても不思議なことを言ったので、驚いてしまいました。すると天使は  1:30-31すると、御使いは彼女に言った。「恐れることはありません、マリア。あなたは神から恵みを受けたのです。見なさい。あなたは身ごもって、男の子を産みます。その名をイエスとつけなさい。 と言いました。ここからすばらしいことが始まったのです。

B.今も祝われているイエス様のお誕生
1.何がすばらしいのでしょうか? マリアにとっては結婚もしていないのにお母さんになってしまうというのは大変なことではないでしょうか? マリアの年齢は今の高校生くらいではなかったかと言われています。
2.当然、夫となるはずのヨセフにとっても大変なことです。でもヨセフも天使から教えられて、マリヤが神様の子どもを生むことを知ったので、命がけでマリアを守り、イエス様を守ることにしたのです。
3.二人がこんなにもこのイエス様の誕生を大事にしたのはイエス様が全世界の人々の救い主だからです。このイエス様の誕生をお祝いするのがクリスマスです。

Ⅱ.クリスマスの主役はイエス様
A.不思議な誕生をするヨハネ
1.お誕生日の主役は誰ですか? 当然、誕生者ですね。ということはクリスマスの主役はイエス様に決まっています。なのに、そんなことお構いなしにクリスマスパーティをしている人達が多いのではないでしょうか。
2.さて、天使からお告げを聞いたマリアはどうしたかというと、親戚のエリサベツに会いに行ったのです。というのは、このエリサベツはおばあちゃんになるまで子どもができなかったのですが、不思議にも神様によっておばあちゃんになってから赤ちゃんが与えられました。この話もマリアのように不思議ですね。
3.エリサベツに赤ちゃんが与えられる前、夫のザカリヤに天使が現れて、この夫婦に赤ちゃんが生まれることを告げたのです。その子が後のバプテスマのヨハネです。こういう不思議を体験しているエリサベツならマリヤも分かってもらえると思ったのでしょう。

B.お腹の中で踊ったヨハネ
1.エリサベツは来てくれたマリアを大歓迎しました。そしてお腹の中のヨハネも大喜びしました。エリサベツは聖霊に満たされて 1:42-45 「あなたは女の中で最も祝福された方。あなたの胎の実も祝福されています。私の主の母が私のところに来られるとは、どうしたことでしょう。あなたのあいさつの声が私の耳に入った、ちょうどそのとき、私の胎内で子どもが喜んで躍りました。主によって語られたことは必ず実現すると信じた人は、幸いです。」 と大喜びで叫びました。
2.お腹の中の赤ちゃんが喜んでおどったのはすごいですね。救い主イエス様のことを知って大喜びしたのです。クリスマスの主役であるイエス様を喜んだのです。エリサベツも当然大喜びでした。

Ⅲ.イエス様は私たちに喜びをくださる
A.クリスマスを喜びの日にしよう
1.マリアはエリサベツの言葉を聞いて、自分が救い主の母親として選ばれたことを喜びました。このマリアもそしてエリサベツもお腹の中のヨハネも大喜びしたのです。さあ、私たちも大喜びしましょう。クリスマスの主役はイエス様です。
2.マリヤが言った ご覧ください。私は主のはしためです。どうぞ、あなたのおことばどおり、この身になりますように。 これが大事です。喜びの元となる私たちの言葉はこれです。

B.私たちの心に住まわれるイエス様
1.神様はなぜマリアを選ばれたのでしょうか? それはマリアが神様の言葉に聞き従う人だったからです。同じく、私たちも神様の言葉に聞き従うなら、今度は私たちみんなの心の中にイエス様はお生まれになります。生まれると言っても赤ちゃんというわけではなくて目には見えないけれどいつも私たちと一緒にいてくださる神様・イエス様が心の中に来てくださるのです。
2.イエス様を心に迎えた人はマリアが大喜びしたように大喜びします。それはイエス様がこの地上にお生まれになった目的が果たせたからです。あなたの心の中に目には見えないイエス様がお住まいになることがクリスマスの大きな目的だからです。

● クリスマスの主役はイエス様です。誕生会に主役がいなかったらどんな誕生会になるのでしょうか? 世の中はいつしか、イエス様抜きの誕生会、クリスマスを楽しむようになっているようです。誕生会には主役をお呼びしましょう。そして、主役に誕生日プレゼントをするのが本当ではないでしょうか。

★ 今年のクリスマスも主役であるイエス様をお迎えしましょう。我が家に、私たちの心にイエス様をお迎えしましょう。そのとき、私たちはイエス様からのすばらしい喜びをいただくのです。