8×10撮影紀行

8×10の機材を主として、日本各地を
撮影したときの記録を主として記述。

中国地方

2010年11月14日 17時20分42秒 | 日記
車の屋根をたたく雨の音で目が覚めた。
天気予報では雨は降らないと言っていたのだが。

昨日21時、奥津渓谷を撮影するため、岡山にある道の駅「奥津温泉」に行く。
寝るには早いので、渓谷の下見に行く。
奥津渓谷は奥津温泉(同じ場所に道の駅もある)から
南側数キロにわたる渓谷でこの季節の土日は車の乗り入れが禁止されている。
基本的には、温泉を拠点とし、徒歩か定期的に運行されるマイクロバスで
散策するスタイルのようである。
私が撮影するのは平日なので、車を乗り入れても問題はない(はず)。
渓谷沿いの道を走ると、4カ所ほど車を止めるスペースがある。
1.道の駅から数キロ、渓谷の南側に数台止めるスペースがある。
2.そこからしばらく北に走るとドライブイン。
3.さらに少し行くと車を数台止めることのできるスペース。
  ここでは夜間、紅葉のライトアップも行われており、また渓谷の下に降りることの
  できそうな道もある(暗くてよくわからなかった)。
  しかし、ここは宿か何かの所有地のようなので一般車は止めない方が良さそう。
4.そこから北に走り、橋を渡ったところに少し空き地があるがここも雰囲気的に
  止めるとクレームがつきそうな気がする。
結局「1」の南にあるスペースが問題なく止めることができるようであるが、
夜だったので、周囲の風景がわからず、撮影ポイントは翌日確認することにして、
寝ていたら雨が降ってきた。

11月8日。雨は6時頃には一応上がったが空はどんよりしていて、
いつ雨が降ってきても不思議はない。
しかし、じっとしていてもしょうがないので昨日確認した上記「1」の南の駐車スペースに行く。
車を止めて道路を渡ると渓谷がよく見える。鑑賞ポイントの一つのようであるので、
ここで撮影することにする。
撮影ポイントは崖の近くにあり、先客が居て撮影している。
カメラをセッティングしていると移動してくれたので、その場所で撮影。

下が濡れているのと、崖の縁に柵など無いので、落ちないように注意する必要がある。
ここは周囲が山に囲まれているので、日の当たった渓谷を撮りたいなら日が高く昇ってから
の方が良いかもしれない。この日は曇っていたので太陽の位置や時間は問題にならない。

次の撮影地は広島で一番の夜景と言われる呉市にある「灰が峰」。
ナビで検索しても「該当なし」なので地図を調べてそれらしいところに行く。
奥津渓谷から呉に行くには一度北上して鳥取に入ってから国道183号などを伝って南下する。
高速道路を使えばもっと早く楽に行けるが。
灰が峰には県道174号から登る道が2本有り、両方とも看板が出ているが、南側の方が
道がやや広い分、楽に行くことができる。
県道174号から灰が峰に入る道を登ると途中2,3カ所町を見るポイントがあるが通過して、
頂上にある気象レーダーのあるところまで行くと駐車スペースと、展望台がある。
夜景を見る方向に遮るものが無いので景観は良いが風が強い。
露出時間は十秒以上になるのでブレていなければ良いのだが。

街の光は、比較的まとまっているので、標準レンズでの撮影が良いと思う。

翌日は、広島の三段峡にある三段の滝を予定しているので、近くの道の駅「来夢とごうち」へ向かう。

(つづく)