8×10撮影紀行

8×10の機材を主として、日本各地を
撮影したときの記録を主として記述。

上越線 C61

2011年08月17日 19時10分18秒 | 日記
8月16日
露出計代わりに使用していたEOS7Dの調子が悪い。
汗や雨がボタンの隙から入って接触不良を起こしているらしい。
内蔵フラッシュはとっくに使え無くなっており、
今回はライブビューが勝手に動作して戻らなくなる。
全く使えないわけではないが、
8×10撮影時に使えないと問題なので、
買い換えることにした。
EOS7Dは使いやすいが、
高いので今回は60Dを購入。

試し撮りを兼ねて上越線へSLを撮影しにいく。
場所は沼田駅とした。
沼田駅はSLが停車し、SLの停車駅の中では
人が比較的少ないため、「すごい」写真は期待できないが、
無難な写真を落ち着いて撮影できる。

11時17分に電車が沼田駅に着く。
11時30分頃SLが入ってくるので撮影。

200mmの望遠で画面一杯くらいでもオートフォーカスは追尾する。
この時間、太陽はほぼ天頂だが、やや逆光気味。
SLは黒いため、露出をオートで撮影するとオーバーになるので、
事前にマニュアルで露出を決めておく。

その後停車しているSLの前に行き、撮影。
停車直後は混んでいるが、出発前になると比較的空くので撮影上問題ない。

SLが戻ってくるまで4時間くらいあるが、
沼田駅周辺で時間をつぶせるところは余り無いので、
ゆっくり昼食をとり、後は待ち合わせ室で過ごす。

15時50分頃、SLが戻ってきたので、今度は反対のホームから撮影。

真横から撮影したかったが18mmではレンズの画角が足りなかった。
発車時に連写してみたが、途中から撮影速度が落ちる。
これはSDHCカードの書き込み速度の影響かもしれない。

結果としてオートフォーカスの性能は高いので応答性としては、
8×10の露出計として問題なく撮影できそう。

今回の撮影では駅以外でも路線のあちこちで大勢カメラマンが、
撮影していて、場所によっては警察も出動していた。
それが盆休みだからなのか、この日走っていたSLが
C61だからなのかは分からない。

明野のひまわり

2011年08月11日 19時00分36秒 | 日記
8月10日

7月下旬から8月下旬にかけて
山梨明野付近の畑で
ひまわりが見頃を迎える。

5時頃、道の駅「にらさき」では
どんよりした曇り。
7時過ぎから日が差し始める。

道の駅から会場へは6kmくらい。
道標があちこちにでているので、迷わない。
が、畑は広く分布していて、どこが見頃なのか分からない。
とりあえず車が多く駐車しているメイン会場駐車場に止める。
有料(300円)だったが、駐車場から見下ろす畑が
綺麗だったので、ここで撮影することに決める。

畑は3段になっていて、
一番上は幸せのリボン?(正確な名称は忘れた)
というような看板が立っていて、
リボン?の形をした部分にのみひまわりが無く、
緑色に象られている。
よく見るとまだ少し時期が早いようである。

よって8×10での撮影はしなかった。

二段目が最盛期のようで、活きが良い。


三段目のひまわりは既に下を向き始めていた。

ここでの撮影は、9時を過ぎると駐車場も埋まり、
畑の中に入る人も多くなる。
早すぎると自分の影が畑に写り混むので、
7時半から9時くらいまでが撮影に適した時間と思う。


他にもひまわり畑はあったが、
回った限りでは、規模の点で
上記撮影地が一番良かった。

時間がまだ早いので、
南西20-30kmくらいの所にある甘利山へ行く。
ところどころ車がすれ違うのが困難なところもあるが、
それ以外は問題ない。
駐車場から頂上までも歩いて約20分だが、
道は良く整備されている。
登り初めて5分くらいの所にある東屋あたりから、
富士山が見えるようになる。
この日も雲が多かったが、山頂に着く手前で
富士山が姿を現した。

苫小牧に戻る~北海道-6~

2011年08月08日 19時01分54秒 | 日記
7月31日(日)
恵山岬にある「水無海浜温泉」に行ってみる。
ここの露天風呂は潮の満ち引きの影響を受け、
満潮時には水没し、干潮時には熱くて入れなくなる
と言われる天然露天風呂。

このときは、満潮近くで、波が直接入ってきていて
水ほど冷たくないと言う程度の水温。
入るのは断念。

内浦湾に沿ってひたすら走り、室蘭の地球岬へ。
この付近には展望台は幾つかあるが、
水平線を見渡すなら地中岬が良い。
晴れていればもう少しきれいだったと思う。


これにて今回の予定は終了。
苫小牧に戻り、
新潟行きのフェリーを予約した。

(北海道編 完)

国道229号南下~北海道-5~

2011年08月07日 18時31分49秒 | 日記
7月30日(土)
国道229号を走る。
積丹半島にも少し寄った。
遊歩道もあるが、トンネルを抜けた展望台でデジカメで
撮影。天気が良くないので特筆する画にはならなかった。

次に神威岬へ。
ここも知床五湖のように8時まで通行止め。
2時間待って駐車場へ。
岬へは駐車場から20分ほど歩く。
岬端への道は狭いところは幅1mもなく、
景観も楽しめる。
両側にしっかりした柵があるので
怖くはないが、風が強いと危険かもしれない。


8×10では先端から見える「神威岩」を撮影。
撮影しているとピントが合わなくなってくる。
カメラから目を離して岩をみると霧が広がり始めていた。
どんどん霧は深くなるので手早く撮影し撤退。


駐車場に着く頃には霧雨状になった。
それでも国道229号に戻ると日が差してきた。
岬の近辺は霧が出やすいのかもしれない。

国道229号はトンネルと奇岩が連なる。
8×10で対象となりそうな場所も2,3カ所ある。

でも8×10では撮影しなかった。

松前半島の西を走っているうちは、
日没を見ることのできそうな天気だったが、
松前あたりを過ぎると、いきなりどんよりした雲が広がる。

この日は、函館の東にある道の駅「なとわ・えさん」で宿泊。
(つづく)

富良野にて~北海道-4~

2011年08月06日 19時23分03秒 | 日記
7月29日(金)
目的は花畑。花の色を出すにはやはり太陽の光が欲しい。
今回のツアーで最も天気が気になるところ。

しかし、朝からどんより曇っている。
テンションは下がるが、ぐずっていても
埒があかないので出発。

8時頃、富田ファームに到着。
雲が多いが晴れ間も見える。
園内を一通り歩き回って、
「花人の畑」と「彩りの畑」を
8×10の撮影ポイントに決める。

「彩りの畑」は9時頃まで東側の花は木の陰になる。
日が当たるのは9時以降。
人は多いが畑の中に人は入れないので、
人が邪魔になることはほとんど無い。
(たまに畑の対面に立っていたりする)
周囲を見ると8×10で撮影している人もいる。
背の高い三脚を使用して俯瞰撮影している。
俯瞰だと良い構図になりそうで、
私も俯瞰で撮影したかったが、
私の機材では無理。
よってできる範囲で良いポジション
と思う位置から撮影することにした。
撮影位置によっては、のっぺりした雰囲気になる。
個人的には花の幅の狭い所、または花の種類が変わる所
を手前に配置するとメリハリがつくと思う。
撮影準備しているうちに日が出てきた。
なんとか日の当たる条件で撮影できた。

「花人の畑」も日の当たるうちに撮影完了。

国道237号沿いにある
「かんのファーム」も画になる。


他にも何カ所か花畑はあるので、
時間があれば丁寧に見て回るのも
良いと思う。

再び美瑛へ。
今回はマイルドセブンの丘方面を走る。
この付近の風景は特徴あるポイントは
マイルドセブンの丘以外あまり無いが、
雰囲気としては良い。
撮影は望遠中心の方が良いこと、
フィルムが無くなってきたこともあり、
8×10では撮影しなかった。


その後、混んでいる小樽を通過し、西にある道の駅
「スペースアップル余市」で宿泊。
(つづく)