8×10撮影紀行

8×10の機材を主として、日本各地を
撮影したときの記録を主として記述。

神代植物公園

2011年05月28日 19時09分34秒 | 日記
5月27日

ばらが満開とのことで、
天気は良くなかったが
この後もしばらく晴れそうにないので
行くことにした。

この日は曇っていて速いシャッター
を切ることができない上、
混雑時は三脚使用禁止とのことなので、
8×10はおろかブローニーも使えない。
よってデジカメでのみ撮影。

満開らしく、全体を見ると華やかだが、
一つ一つ見ていくと、
もう花びらが痛んでいるバラも多い。

張りのある花を選んで撮影。
花全体を写そうとすると、
背景に人などが写り込むため、
アップの写真が多くなる。




ばら園を一周しないうちに雨が降り出したので、
大温室に避難。
しばらく中で撮影することにした。


30分くらい居たが、雨は止みそうもないので、
早々に帰ることにした。

新潟の棚田

2011年05月26日 19時49分38秒 | 日記
5月25日

新潟県 星峠の棚田。
朝日と棚田を絡めた写真で有名なポイント。
良いポジションを確保するには
前日には陣取っている必要があるらしく、
前日22時頃下見に来たときにはすでに車が並んでいた。
関西ナンバーの車もある。

朝、5時前に棚田に着いたが、
すでに三脚を立てる隙もないほど
混雑していた。
また、太陽は4時45分くらいには昇り始めていた。
日が高くなると太陽周辺が露出オーバーになるため、
日の出前か、直後くらいを狙いたいところ。
しかし、それ以前の問題で場所を確保できない。
立ち並ぶ三脚の隙間から
手持ちでデジカメにてとりあえず撮影。


8×10では少し離れたポイントで一応撮影した。
少し待ったが場所は空きそうにないので、周辺を車で走り回る。
6時半頃戻ってくると、大分空いていた。
日の出に拘らなければ、場所取りは容易。

近くに棚田が幾つか有り、2カ所ほど行ってみる。
それなりに棚田だが、規模の点で星峠の棚田には敵わない。


棚田の撮影を終了し、「清津峡」へ向かう。約40km南下。
清津峡は入場料500円を払い、700mのトンネルの中にある展望所から鑑賞する。
鑑賞ポイントは4カ所あるが、一番奥の「パノラマステーション」から
「峡」らしい風景を臨むことができる。
撮影には注意が必要。
まず、谷は南北方向に向いていて、
谷の両側の斜面に日が当たるのは正午前後。
朝夕だと、片方の斜面が日陰になり、
日向と日陰の露出差が大きく露出が難しい。
曇りの日の方が露出は決めやすいかもしれない。
さらに谷の正面に鉄塔が生えている。
鉄塔を入れると「自然の風景」感が
でないので、空(鉄塔)を入れないように
中望遠~望遠レンズで谷の部分のみ
切り取る必要がある。
私の8×10装備では厳しい。


トンネルの外も遊歩道になっていて、
観光ポイントが何カ所かあるようだが、
それなりの山道のようで、
8×10を持って歩くのは難しそうなので断念。

帰りは国道17号沿いに南下したが、上越線にカメラを向けている
人があちこちにいた。何かめずらしい汽車でも走っていたのだろうか。

再び城ヶ島

2011年05月23日 19時25分32秒 | 日記
5月22日
千葉で潜る予定だったが、海況が良くないので変更。
約半年ぶりの城ヶ島。
道は空いていて、1時間半ほどで到着。
晴れてはいるが、少し風がある。

今回も機材はビデオ。

一本目。
魚の群れがいて、ビデオ向きだが、
録画ボタンを押しても反応しない。
海中ではいかんともし難いので、
動画は諦め、静止画で群れを撮影。


二本目。
潜る前に、一度ビデオを取り出して、
再度セッティングしたら、動画撮影ができるようになった。
ハウジングとカメラの接触不良だったらしい。
でも今度は魚の群れは居ない。
カメラを用意するとビデオ向きの被写体がいたり、
ビデオを用意するとカメラ向きの被写体がいたりということも多いが、仕方ない。

今回は大きな(数センチ)ウミウシが結構居た。
何種類か撮影したが、ブレ、ボケ、露出オーバーが多い。
ビデオでは、シャッター速度、露出など自由に変更できないのが難点。
色が綺麗なので、写真向きだが、殆ど動かないのであまり動画向きではない。


その他にもう一匹。形は面白いが名前は知らない。


ダイビング中は天気は持ったが、帰る頃には雨が降り出した。

石部の棚田

2011年05月19日 20時29分54秒 | 日記
5月18日
伊豆にある棚田。
足柄SAでは雨が降ってきたが、
伊豆ではほぼ快晴。

棚田に行く前に黄金崎に寄る。
前回1月に撮影したときの写真は強風のためぶれていたので再撮する。
この日は風はあまり無かった。
ただし空はやや霞んでいる。
撮影ポイントは3カ所。
1.駐車場から少し登った松の下付近。
2.駐車場から少し下った階段を曲がるあたり。
3.さらに階段を下った先にある展望台。

前にも書いたが、「1」は晴れていて透明度が高ければ富士山を望むこともできる
場所だが、三脚を立てて撮影できるのは「2」のみ。


「1」「3」は足下の崖が入ってしまう。
柵を乗り越えれば良い写真が撮れるかもしれないが、命の保証はない。
撮影時間は朝と夕方は岩の部分が影になってしまうので、12時前後くらいが妥当か。
「3」の先70m程登ると富士山ビューポイントがあるが、
視界は開けておらず松越しに富士山が見えると言う程度。

次にこの日のメイン、石部の棚田に向かう。
黄金崎から約20km南。
国道136号の石部の交差点から行くこともできるが、
車1台分しかない狭い路を2km位走ることになり、
対向車と出くわすと面倒。
なので、石部の交差点を過ぎ、136号を集落を越えて数キロ
坂を上っていくと「石部の棚田」の案内板のあるので
左折すると棚田の上方に着く。10台分くらいの駐車場もある。
駐車場から棚田へは歩いて下って行く。
棚田にも農道があり車が通れるが、一般人は立ち入り禁止らしい(表示はない)。

ここの棚田はオーナー制度を取っているようで、
それぞれの棚田にオーナーの名前が書いてある杭が立っている。
この杭は写真を撮る上では無粋に感じる。
目立たなくするか、いっそ派手な案山子にでもして、
景観を重視すれば良いのに。
私はとやかく言える立場ではないが。

撮影ポイントは棚田を多く入れて、杭が目立たないようになるところ。
上部の案内板付近は気を付ければ手前の方の杭を多少は避けることはできる。


また望遠レンズで切り取れば余計な物をあまり入れずに撮影することもできる。


棚田を歩く道としては、車の通れる農道の他に「石畳の道」がある。
農道からは、いろいろ余計な物が写り込むので、石畳の道からの方が
ポイントは見つけやすいかも。


なお、畦道に入るときは許可が必要らしいので
基本的には石畳の道または農道からの撮影となる。
ただし、石畳の道では蛇がちょろちょろしているので足下は要注意。

棚田の下方はまだオーナーが決まっていないのか耕されていない田もあるので、
今回は上方から撮影した。