8×10撮影紀行

8×10の機材を主として、日本各地を
撮影したときの記録を主として記述。

奥入瀬紅葉ついでに竜飛岬

2011年10月25日 19時15分42秒 | 日記
10月24日

5時半。
石ケ戸の駐車場には、
他に1台車が停まっているだけ。
土日は混雑するようだが、
平日の早朝なら問題なく駐車できる様子。

駐車場にいた人の話によると、
20日頃では紅葉にはまだ早かった
とのことで、この日に来たのは良かった。
もっとも色づきは昨年に劣るらしい。

7時頃に駐車場から数百メートル
のところで撮影。


7時を過ぎると駐車場も、
渓谷沿いの道路にも
交通量が増えてくるので、
十和田湖に移動。

南の瞰湖台に行く。
湖全体を撮影すると漠然として
ポイントのない画になるので、
望遠で紅葉部分を切り取る。

このため、8×10では
焦点距離が足りないので、
撮影はしなかった。

次は竜飛岬。
十和田湖から竜飛岬までは約150km。
眺瞰台からは岬と、
北海道を臨むことができる。
でも、単に記念写真のような
画になってしまった。

夜から雨の予報だったので、
今回の撮影は終了。
17時前には予報通り
雨が降り出した。

妙高方面

2011年10月22日 19時41分35秒 | 日記
天気予報を見ていると東京は雲が多いが、
甲信越方面が晴れている様子。
でも翌週はあまり良くないようなので、
甲信越方面の撮影に行く。

10月20日
8時前に妙高山麓のいもり池に到着。
東に雲があるが、日が差すことも多い。
妙高山は紅葉しているが、いもり池周辺
の紅葉には少し早かった気がする。

いもり池からの撮影ではどうしても
スキー場のゲレンデが
写り込んでしまうのが難点。
午前中は順光なので、コントラストのある
写真が撮れる。
レンズは全景を写すなら、超広角から
構図を作ることができる。


8時半には撮影を終え、時間があるので
南約10kmの所にある
日本の滝百選の一つ「苗名滝」へ行く。

駐車場から歩いて15分で到着。
朝9時頃だと滝にかかる虹を見ることもできる。
ここは紅葉のピークの様で、
滝の流量も多い。

手前に吊り橋があり、鑑賞には最適だが、
揺れるので、シャッター速度が1秒近くになる
8×10はセットできない。
よって、サイドからの撮影になるが、
あまり足場が良くないので、
撮影ポイントは限られる。
使用するレンズは準標準~標準で
全景を撮るか、望遠で部分を切り取る
ことになる。
偏光フィルターを使用すると
コントラストのある写真になるが、
虹を写すなら外した方が良い。

駐車場は9時を過ぎるとかなり混雑する。

戸隠方面を走っていると、
「鏡池」への案内板。
10月の土日祝は交通規制があるが、
この日は車を乗り入れることが
できるようなので、行ってみる。
道は細く、車がすれ違うのが困難な所も多い。
駐車場に着いてみると満車。
諦めてUターンする場所を探していると
駐車場が空いたので撮影することにした。

鏡池の画各は広いので、全景を撮るなら
超広角レンズを使用することになる。
望遠で一部を切り取っても画になるので、
いろいろなレンズで撮影できる。
鏡池の撮影では、名前が示すように
池に山をどこまで鮮明に写し込めるかが
ポイントになるらしいが、
そこまでこだわりは無かったので、
適当に撮影して撤収。

駐車場から出ようとすると、
車は更に混んでいて、
ぐちゃぐちゃの状態に。
平日でも一方通行か何かの
処置をとった方が
良いのではないかと思う。

奥日光

2011年10月21日 19時53分22秒 | 日記
10月18日

前日の「竜化の滝」の「竜」繋がりではないが、
この日は「竜頭の滝」を撮影する。
8時前に竜頭の滝の駐車場に到着。
竜頭の滝は上流と下流に駐車場があり、どちらからでも
アクセスできる。撮影ポイントの看板もあるので、
迷うことはない。
まずは中間地点で撮影。
紅葉に日が当たり、滝は影になっているので
露出差が大きいが、滝は白いのでつぶれることはない。
でも曇りの方が撮影はし易いかも。

下流にある茶屋も撮影ポイントだが、
こちらも日の差す部分と影の部分の
輝度差が大きいので、曇っている時の方が良いと思う。

8時半には竜頭の滝の駐車場は満車となる。

その後、赤沼に駐車しようとしたがすでに満車。

よって戦場ヶ原でデジカメのみで撮影。
ここでは紅葉のピークは過ぎていたらしい。


金精峠でも多くの人が撮影していて
車を停める場所を見つけるのは難しい。
トンネル手前の駐車場付近でようやく1枚撮影できた。

8×10は使わなかったが。

安達太良山から塩原渓谷へ

2011年10月20日 22時06分14秒 | 日記
10月17日から19日まで晴時々曇りの予報。
17日の福島は午前中は晴となっていたため出発。

10月17日
安達太良SAにて起床。
雲も多く、天気は微妙。

二本松ICで降りると渋滞。
関所の再現かと思わせる高速道路無料化システムの恩恵。
ETCを普及させた後でこんな古典的なシステムを
良くも思いついたものと思う。
ETCレーンまで来ると空いている。

高速道路を降りて15分くらいで
安達太良山麓のゴンドラ乗り場に到着。
安達太良山へは6人乗りのゴンドラリフトで山頂駅へ向かう。
片道900円、往復1600円。
スキーのコースになっているようで、
雪のない時期は、歩いて降りる人も多いようである。
ちなみに撮影には天気は重要だが、ゴンドラリフトでは、
風の強さも重要。風速20mを越えると運行停止となるらしい。
この日も風は強く、低速運転だったが一応動いていた。

8時過ぎにゴンドラ乗り場の麓に着くと
既に人が並んでいる。
8時50分にゴンドラに乗り、
9時には山頂駅に到着。

5分ほど細い道を歩くと
開けた場所に出るのでそこで撮影。
足下には低い木が生えていて、
三脚を立てて撮影できる場所は限られてくる。

使うレンズは中望遠レンズ以上となる。
それでも山頂が見えていれば様になるのだが、
この日は晴れ間も見えるが
山頂は雲で隠れている。
晴れるのを待つという選択もあったが、
人が多く、混雑していて、
いつまでも仁王立ちしているわけにも
いかないので、山の中腹を撮影して撤退。


麓に戻ると、人はどんどん登ってくる。
すっきり晴れていればもっと混雑することが予想される。
撮影場所が狭いことを考えるとあまり8×10向きの
撮影対象ではないかもしれない。

その後、塩原渓谷に沿って進む。
道路脇に滝があり、「竜化の滝」の看板。
この日はあまり撮影していないので、
行ってみる。
道路脇の滝は竜化の滝ではなく、
竜化の滝は数百メートル奥に歩いた場所にあると知る。
軽い気持ちで行くと意外と疲れる。
やっと滝に着いたと思うと、「風拳の滝」という別の滝。


更に上流に歩いてようやく竜化の滝に到着。
滝の形は良いが、前景を写すには24mmくらいの広角レンズ
が必要で、縦長の構図になるので8×10での撮影は断念。


塩原渓谷付近は、紅葉には少し早かったが、
駐車できるポイントも何カ所かあるので、
ゆっくり回れば良い場所もあるかもしれない。

この日は奥日光、湯元で宿泊。

山田峠

2011年10月13日 19時00分00秒 | 日記
22時に道の駅
「草津運動茶屋公園」
に到着。
しかし既に満車。
仕方ないので約50km北にある道の駅
「北信州やまのうち」
で宿泊。

10月12日
6時半に道の駅を出発。
国道292号を南下する。
既にあちこちでカメラを構えた人が居る。
人が集まっている撮影ポイントもあるが、
独自でポイントを見つけている人も多いようである。
朝日の見えるポイントでは大勢人が居るが、
不幸なことに天気が良すぎて雲海は望めない様子。
こういう場所は日が高くなる8時前には
人は居なくなってしまうことも多い。

7時過ぎ山田峠の北側の駐車スペースに到着。
気温は0度近くで風もあり、体感的には既に冬。
カッパに手袋の装備で撮影ポイントを探す。
少し南に行ったところで撮影。

その後、少し北に戻って
芳ヶ平の駐車場でも撮影。

たまたま車を停めることができたが、
混雑する場所で、少し後で通ったときには、
すれ違うのも困難なほど混雑していた。

山田峠の南にある駐車スペースの北側に
視界が広がり、足場の安定した
撮影ポイントがある。

しかし、すでに8×10フィルムを
使い果たしていたのでここで8×10
での撮影はできなかった。

朝は逆光~半逆光になり、光を上手く使えば
良い写真になるが、コントラストのある写真を
撮るなら日が高くなってからの方が良いのかもしれない。
午後に晴れる日がどれくらいあるか知らないが。

山田峠、芳ヶ平付近では、
全体を撮影するのに広角~標準レンズを使うが、
変化を付けるためには
望遠(35mmフィルムで200-300mm)で
切り取るのがよいと思う。


9時前になると雲がでて
陰り勝ちになってきたので山を下る。
白根山付近でも撮影しようかとも思ったが、
8×10フィルムが無いことと、
駐車場が既に混雑していたので通り過ぎる。

草津温泉街付近まで降りると、
気温は10度を超えた。
熊谷付近では25度を超えていた。

この季節は夏から冬までの装備を持って
撮影に臨まなければならない。