初心者の老人です

75才になって初めてVISTAを始めました。

「壺坂霊験記」その後

2015年08月17日 18時31分49秒 | Weblog


歌舞伎ファンだった母親が

見合いの席上で聞かされて

すっかり嫌いになった

浄瑠璃「壺坂霊験記」の

ことをもう少し



大阪のミナミ繁華街の

道頓堀に芝居小屋が並んでいました

人形浄瑠璃を公演していた文楽座(ぶんらくざ)

演芸の角座(かどざ)、芝居の中座(なかざ) が

ありました



その中座で歌舞伎仕立ての「壺坂霊験記」が

公演されて、私はテレビの舞台中継番組で

録画取材したことがありました

… … …

母親が嫌いになった「壺坂…」を仕事で観ることになりました

「三つ違いのあにさんと…」の名台詞が聞かれます

母親はこの浄瑠璃を聞くと

何かいやなことを思い出すのでしょう

… … …

大阪、道頓堀の中座は、ガス爆発を起こして、

近くの法善寺横町(ほうぜんじよこちょう)も被害を受けて

一時は、消防法で問題のあった法善寺横町を

どうするかまで問題を起こしました



道頓堀界隈も人形浄瑠璃を公演していた

文楽座(ぶんらくざ)は朝日座と改称されて

曾我廼家十吾(そがのやじゅうご)を

座長とする松竹家庭劇が

一方、中座は藤山寛美の松竹新喜劇が

それぞれ上演されていました

その中座がなくなり、朝日座は国立文楽劇場に

なりました。道頓堀界隈も様変わりしました