初心者の老人です

75才になって初めてVISTAを始めました。

壺坂霊験記

2015年08月15日 22時00分24秒 | Weblog


若い母親は、意を決して

東京の料亭に向かいます

… … …

見合いの相手の家柄は

裕福な医者一家だったようです

… … …

母親は見合い相手の若い医師を

一目見て、大嫌いなタイプだったようでした



そこで母親は、意を決して?

相手側に不快な印象を与えるように

出てくる豪華な料理を片っ端から

パクパク平らげて行ったそうです



やがて、浄瑠璃が始まります

演目は「壺坂霊験記(つぼさかれいげんき)」で

「三つ違いの兄さんとゆうて暮らしているうちに…」の

名調子で夫婦愛を描いたストーリーです。




あらすじをWikipediaから引用しますと

盲目の沢市(さわいち)は

妻のお里(さと)が明け方になると

出掛けていくのに気付き、

男ができたのではと疑い妻を問い詰める。

… … …

お里はこの三年間、沢市の目が治るようにと

壷阪寺の観音様に願掛けに行っていたと

打ち明ける。

… … …

邪推を恥じた沢市は、お里とともに観音詣りを始めるが、

目の見えない自分がいては将来お里の足手まといになると考え、

満願の日にお里に隠れて滝壺に身を投げる。

… … …

夫の死を知り悲しんだお里も、

夫のあとを追って身を投げてしまう。

… … …

二人の夫婦愛を聞き届けた観音の霊験により

奇跡が起こり、二人は助かり、

沢市の目も再び見えるようになる。





縁談

2015年08月15日 00時02分54秒 | Weblog


私の父親は関東大震災のあと

映画スタッフ、俳優さんたちと

関西へ移動するのですが

罹災風景を写真に撮って

関西で発表したようでした



関東大震災後、東京は復旧して

私の母親は、帝国女子医専に通学し

やがて、地獄のような国家試験を終えて

無事、卒業しました



いよいよ適齢期の娘さんに

なった母親に縁談がありました

母親の両親とも大変,乗り気だったようでした

東京の料亭で浄瑠璃の会が開かれました

それを、鑑賞する名目で見合いが行われることに

なりました。

… … …

私の母親は話を持ち込んだ両親に

抵抗したらしいのですが

仲人の顔を立ててとか…

浄瑠璃の会だけでも出席してくれ

などと懇願されて出掛けることになりました。