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初心者の老人です

75才になって初めてVISTAを始めました。

カセットビデオテープ登場

2023年04月01日 18時06分18秒 | Weblog


放送局用のビデオ録画方式は

巨大?な機械でした。

やがて、日本では家庭用として

1インチ巾のビデオテープが出来て

オープンリール方式のVTRが

発売されました。

ー ー ー

価格はともかくボチボチ

普及しますが、次にビデオテープを

カセット方式にして、

年寄りでも手軽に操作できる

ビデオテープレコーダーが完成して

発売されました。

ー ー ー

まず、ソニーからβ方式、

日本ビクター?からVHS方式が

登場して、市場は二分されました。

この、β方式もVHS方式の違いは

それぞれのカセットの大きさの違い

くらいで、優劣はどうなのでしょう。

ー ー ー

カセットビデオの登場で

ビデオテープのレンタル店が

登場しました。

レンタルビデオ店には、

β方式とVHS方式の

二種類、同じ内容のカセットが

並んでいました。



カラーテレビ到来

2023年03月26日 20時51分30秒 | Weblog


劇場映画はテレビに対応するため

画面はワイドスクリーンになって

カラー映像になりました。

つまり、テレビは白黒画面で、

カラー(色彩)映像は映画館で

ということになりました。

ー ー ー

やがて、テレビも、

カラー撮像管、フィリップスの

プランビコンの登場で

一気にカラーテレビ時代になります。

それまでの白黒のニュース番組も

カラー化されます。

ー ー ー

テレビ各局では、カラーフィルムの

自動現像機が設置されました。

カラーテレビニュース番組はスタート

しますが、間もなく次のENG時代が

やってきました。






ニュース取材はフィルモ

2023年03月20日 19時25分02秒 | Weblog


新しく始まったテレビは

映画と同じ動画の世界です

同じ動画でもテレビは

電気信号の世界です。

テレビでも、アメリカから

機材が入って来ましたが、

国産の機材も出てきました。

ー ー ー

当時、日本では、東京、大阪以外に

全国でテレビ局かが開局しました。

大量のテレビ機材が必要になりました。

そこで、国産の機材が当てられました。

ー ー ー

テレビの番組はほとんど、電気信号で

処理されましたが、唯一、毎日のニュース番組

だけは、映画と同じ銀塩フィルム(16㍉)を

使います。

映画フィルムを使うカメラ(シネカメラ)の

国産品はありませんでした。

どうして、映画カメラが日本で作られなかった

のか、私はどうしても判りません。

ー ー ー

全国のテレビ局のニュース番組取材カメラは

アメリカ、ベル&ハウエル社の

フィルモ70DRカメラが標準に

なりました。





取材カメラはベル&ハウエル

2023年03月15日 21時43分07秒 | Weblog


新しい動画として日本でも

テレビ放送が始まりました。

テレビ放送の動画はすべて

電気信号の世界です。

動画といえば、今まで

フィルムを使っていました。

そこへ新しく

電気信号で動画を扱うのか

テレビでした。

ー ー ー

新しく動画を製作する

テレビでは、その動画を

制作する機器は、ほとんど

国産機器でスタートしました。

ー ー ー

新しい動画のテレビ番組でも

唯一、ニュース番組だけは

16㍉フィルムて制作されて

いました。

当時、劇場映画カメラは、完全に

舶来製で輸入品でした。

16㍉フィルムカメラも

国産品は乏しく舶来製が

ほとんどでした。

ー ー ー

新しくスタートした日本の

テレビ局のニュース番組の

制作カメラはアメリカ、

ベル&ハウエル社の

16㍉フイルムカメラ、

フィルモ70DRで

始まりました。




テレビニュースの取材カメラ

2023年03月09日 19時08分53秒 | Weblog


映画館で上映されるニュース映画の

カメラは35㍉フイルム使用の

アイモが主力でした …

新しく始まったテレビのニュース番組の

カメラは16㍉フィルム使用の

フィルモ70DRが主力カメラでした。

ー ー ー

ニュースで使用されるカメラは

映画もテレビもベル&ハウエル社で

アメリカ製でした。

新しく始まったテレビでも

映画と同じように国産の

動画カメラはありませんでした。

ー ー ー

このベル&ハウエル社の

アイモもフィルモも動力は

ゼンマイで、撮影前に

手でハンドルを巻き上げて

動作させます。

アイモもフィルモも撮影時間は

短いので、電池など使わないの

で、簡単でした。



映画館とテレビのニュース

2023年03月04日 19時30分35秒 | Weblog


新しい動画の世界、テレビが

家庭にやってきて、毎日新しい

動画のニュースか見えるよう

なりました …

それまでの動画ニュースは

映画館で封切りの一週間、

同じニュースでした。

ー ー ー

映画館では、次の予告編に

続いてニュース映画か上映

されていました。

又、ニュース映画館として

数本のニュースをまとめて

上演するだけでした。

ー ー ー

それに比べて、テレビの

ニュース番組は毎日、数回

新しいニュースを放送して

いました …

私は、毎日新しいニュースを

観られるので、うれしく

なりました …

次からテレビのニュース番組に

ついて思い出してみます。


ガスステート時代

2023年02月26日 19時14分18秒 | Weblog



日本でテレビ放送が始まったころの、

映画の音声、ラジオ放送、テレビ放送の

電子機器は真空管全盛時代でした …

つまりトランジスターは実用化前でした。

真空管使用機器をガスステートと云い

後のトランジスタ機器をソリッド・ステートと

呼ばれました。

ー ー ー

音声機器のテープレコーダーの

中を覗くとミニチュア真空管が

ズラリと並んでいます。

同じくテレビカメラ、そして

あとから登場する

ビデオテープレコーダーの中も

ミニチュア真空管がズラリ並んで

いました。

ー ー ー

真空管がズラリ並んで、電気が流れて

いると、それぞれの真空管のフィラメントが

小さくて赤く点灯している姿は可愛くて

綺麗でした …。





テレビスタジオと副調整室

2023年02月22日 20時04分12秒 | Weblog


前回は、テレビカメラのことを

書きましたが゛、テレビ放送は

スタジオだけではありません …

スタジオの隣に副調整室が続きます。

ー ー ー

スタジオの映像、音声を調整する

機材がズラリ並んでいます。

テレビカメラを調整するCCU、

カメラの映像を切り替えるスイッチャー

音声機材、テープレコーダー、

LPレコードを再生するプレイヤー

が、ほとんど国産品で占められて

いました。

ー ー ー

LPレコードを再生する

二連のターンテーブル、

オイルダンプアームとカートリッジは

すべてデンオン製の国産です。

ー ー ー

この副調整室で整えられた映像と

音声は次に主調整室に送られます。

この部屋の機材も国産品でした。



テレビカメラはすべて国産

2023年02月18日 19時51分06秒 | Weblog


映画撮影所に入社した私でしたが …、

考えるところが、あつて?放送局つまり

テレビ局へ転職しました。

私の転職の考えや、経緯に関しては

いずれ記しますが …

ー ー ー

テレビスタジオでは、

どんな機材が使われているか

興味津々でした。

まず、テレビスタジオの主役、

テレビカメラはなんと、東芝製の

国産です。そして装着のレンズは

日本光学のニッコールでした。

このレンズは35㍉カメラ用を

マウントを変更して装着されています。

ー ー ー

カメラのターレット盤には

4本レンズがそれぞれの焦点距離が

35㍉、50㍉、85㍉、135㍉です。

国産名レンズがズラリです。

私はすっかり嬉しくなりました。





テレビ業界の機材

2023年02月13日 19時55分59秒 | Weblog


戦後、日本はカメラやレンズに

優秀なものが誕生して、世界か

注目するようになってきました …

昔は、ドイツ製のカメラやレンズが

優秀というのが常識?でした。

ー ー ー

学生時代の私は日本製のカメラ、

レンズそして、暗室用品の引伸し機、

そのレンズなど全て国産品で揃いました。

そして、日本の普通写真界は国産品で整いました。

日本の写真界が国産品で溢れていたのに

日本の映画界の現場は何故か国産品が

観られませんでした。

ー ー ー

普通写真の道具がほとんど日本製なのに

動画の映画界は、なかなか日本製が

入れませんでした。

新しく動画の世界に登場したのが

テレビでした。

映画はフィルムで制作するのに

新しいテレビは、全て電気処理です。

この同じような動画の世界ですが、

後発のテレビ時代の到来で、現場で

使用する機材に、日本製つまり

国産の機材が入ってきました。